2021/06/29
*培養土の変遷
現在のマンションへの入居を機会に、20年ほど前からベランダ園芸を始めました。
培養土は京都の種苗会社から大袋を5つ購入し、毎年、土篩い、日光消毒の後に緩効性肥料、腐葉土や苦土石灰などを調合して使っていました。
しばらく経ってから土壌再生材も加えるようにしたのですが、数年前から購入したビオラ苗が1~2週間で次々に根腐れする、泣きたくなるような年が続き、ついにギブアップ。
土を全て処分し、プランターなどは水洗いして日光消毒。
根の張り具合が土の表面側だったので、水はけを重視し、(日本)スミレ用に配合している赤玉土と鹿沼土の1:1混合を土台に腐葉土を3割加える仕様で、やっと根腐れ病の悪夢から解放されました。
一昨年から種まきからの草花栽培を始め、百数十株と大量に作り過ぎたビオラ苗の植え替えのため、昨秋からハイポネックスや花ごころの培養土をギリギリ徒歩圏内のホームセンターで購入して使い始めました。ビオラ、デルフィニウム、ネモフィラ、ローレンティアなどと全て順調に育ちました。
徒歩で30分ほどかかる帰り道を14リットルの培養土袋を手に下げるのはバネ指が可哀想なので、送料無料の家電量販店が扱っているI社の真っ黒な培養土に一度切り替えました。
*ロベリア挿し芽の培養土
アズーロコンパクトの挿し芽がうまくゆき、最初の2芽はH社の、次の3株はI社の培養土を使って9センチポットに定植しました。この時点で水はけに問題無し。
H社組は枝を増やし花を咲かせながら生長してくれたけど(画像左、5号鉢植え替え後)、I社組は根は伸びてるものの全く新芽が出ないフリーズ状態(画像右、これではまずいと培養土を半分交換して1週間後)。
ロベリアの挿し芽は、I社培養土を大嫌いなようです。
親株もI社の培養土で定植し、株径60センチほどに生長して花を咲かせました。花が終わってボーボーの草姿になったところで、隣の鉢がハダニにやられ始めたので、リセットの願いを込めて強剪定。
ところが、しばらく経つとぐったりして瀕死の重体に。
水はけの悪い土から救い出し、古い土を除いて緊急植え替えを実施。復活は、かなり厳しいかな。
大量の葉から蒸散で空中に排水していた水分が土中に溜まり、根が一挙にやられてしまったようです。
結論:チャレンジし過ぎず、水はけの良いフカフカの培養土がやはり一番。土に関しては廃棄費用の方が高くつき、ダメな培養土を購入しちゃうと簡単に処分できません。
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