朝一番で窓口に嬉しいお届け物が。
「春が来まちたよ~。」と兄妹でソロリソロリと運んできてくれたのは
イサザという魚でした。
イサザ(魦、鱊、学名 Gymnogobius isaza )
スズキ目ハゼ科。
琵琶湖固有種のハゼで絶滅危惧種。
食用に漁獲もされており、現地ではイサダとも呼ばれます。琵琶湖沿岸以外での「イサザ」「イサダ」は、シロウオや
イサザアミなど本種以外の動物を指すようです。
料亭などで出されるシロウオの踊り食いが有名ですが、
シロウオと称してイサザが出されることもあるそうです。
ところで、私も付け焼刃で調べた知識ですが、
シロウオとシラウオは違う魚だってご存知でしたか?
シロウオ:スズキ目ハゼ科。
シラウオ:キュウリウオ目シラウオ科。
・シラウオの口はとがっていて、体型がくさび形。
・シラウオのうきぶくろはシロウオほどはっきり見えない。
・シラウオには「あぶらびれ」(背びれの後ろにある小さな丸いひれ)がある。これはアユやシシャモ、ワカサギなどと近縁であることを示す。
持ってきてくれた兄妹の親御さんで、小料理屋の女将さんに
「シロウオとシラウオどっちが美味しい?」と尋ねた処、
「味じゃなくて、旬を楽しむ魚なので、どっちとも・・・・」という
答えでした。
築地などにも約2週間しか出回らない、
本当に季節限定の魚だそうです。
植物センターに生きた状態で来ましたが、
あまり長生きは出来なさそうなので、頑張って1週間だと思われます。
透き通った体に、丸い目玉に頭の上の1本の筋模様が
大きく笑った顔に見えて、なかなか愛らしい魚です。
ところで、踊り食いをされた事ありますか?
私は、勇気が持てずまだ未経験です。
写真:イサザ
写真中:自分たちが運んだ魚の行く末が気になって、
ギュウギュウな仲良し兄妹。
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こんにちは。
返信するは~い、シロウオとシラウオ、違うのは知ってました。でも、どう違うのかと言われたら、パソコンなしでは説明できません
魚の名前ってややこしいですね。地方で呼び名が違うし。絶滅危惧種の名前をつけて、食べちゃっていいのか・・・
女将さんは味わってもらうためにくれたのではないのでしょうか?展示するため?ブログにUPするため?聞いてみたいですね。
ちなみに私は食べたことがありません。味と言うより、のどごしでしょうか?機会があれば、食べてみたいです。
躍り食い、しました。
返信する両手を頭の上に上げて、ア〜ラホイサッサ〜って
じゃないですね
某有名人御用達の沼津のお寿司屋さんで、シロウオ躍り食いしました。たしか、シロウオって言った気がするっす。透明過ぎて↑の判断はつかなかったけど。
味は、柚入りぽんず味でした。
喉越しは、より勝手に体内へ入って行く感じでした。
噛んでもみましたが、ぐにゅっと逃げられる舌触りが、気持ち悪くて良いです。
あ、その時、ちょっと苦みを感じたのは、多分、目玉あたり?
以上が、わたくしの感想ですが、イカの躍り食いより、優しい食べ物だと、付け加えさせていただきます
小料理屋の女将さん?築地?
これ、やっぱり食べる系じゃないっすか!
まぁ、いいっす、同じ生き物には違いないし、イサザくんかわいいから
ぴーすなスマイル顔!
これで益々、渋植センターは珍品の宝庫となり、
新たなファン層をgetするものと、渋植隠れファンのりす吉は、誠に嬉しい限りでございます。
20年位前に滋賀県に行くことが多くて、今津町(現・高島市)あたりへ行くと、川魚のつくだ煮や鮮魚が沢山売ってあったのを覚えてます。でもイサザは目にしたことがないです。
返信する宮内さん、こんにちは。
返信するこちらでは、宇和島の岩松川のシロウオ漁が有名で、早春の風物詩になっています。地元の方は、シロウオをシラウオと呼んでいます。ですから、1月末にあるイベントは「しらうおまつり」なんです。「シロウオ漁」で「しらうおまつり」???な方もいるのかな?本当のシラウオはどう呼んでいるんでしょうね。
私も一度だけ行って踊り食いを体験しました。ポン酢でいただくのが定番ですが、やはり味そのものより喉越しですね。
くじら様
返信するセンターに届けられたのは、養殖された魚さんだったようです。
女将さんは、植物センターを理解して下さっていて、
珍しい魚を入荷されると声をかけて下さるんです。
そして、少し残ると、展示用にと分けて下さるのです。
なんという太っ腹!よっ!女将イキだね!
喉越しを楽しむ。
女将さん曰く、「口の中で泳がせるのもなかなかいいですよ」との事でした。
興味はあるけど、
飲み込むタイミングが見付らなさそうですね。
コメントありがとうございました。
スタッフ宮内 拝
りす吉様
食材からどうにかこうにか数奇な運命で
植物センター展示物になりました。
前日には食べられてしまう予定だったらしいんです。
イカの踊り食いは、大変そうですね。
だって噛まないと飲み込み辛そうだし。
リスの場合はやはり、しばらく頬袋に入れて
感触を楽しむんですかね。
うむむ、食通の道は険しいですな。
コメントありがとうございました。
スタッフ宮内 拝
あお@岐阜県様
イサザは今の時期の本当に2週間位しか
捕れないそうなので、
見かけられたら幸運くらいなんでしょうかね。
琵琶湖の魚も外来種に悩まされているようですが、
環境がしっかり守られるといいですね。
コメント有難うございました。
スタッフ宮内 拝
rider1様
イサザがシロウオで、シラウオがシロウオで、
シロウオがシラウオで・・・・・・・??????
四国の川といえば四万十が有名ですが、
他にも名物があるんですね。
シラウオを日本酒の中に泳がせて、
ぐっといくが、通の楽しみ方だそうです。
シラウオ、酔っ払ったらどうなるんでしょうね。
コメント有難うございました。
スタッフ宮内 拝
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