薔薇咲爺爺さんの園芸日記
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Grandpa's rose garden!     July 7.2021

2021/07/07
Grandpa's rose garden!     July 7.2021 拡大 写真1 Grandpa's rose garden!     July 7.2021 拡大 写真2 Grandpa's rose garden!     July 7.2021 拡大 写真3


        品種名・羽衣(はごろも)

        系統・CLつる
        花の形・剣弁高芯咲き
        花色・ピンク
        香り・中香
        作出年・1970年
        作出国・日本
        撮影日・平成30年5月

    Nishio City Rose Garden in 2018 Spring! !

「コメント」

羽衣(はごろも)の花色はやわかい印象のピンクで桃色と言うほうが花色を的確に表現できる気がします。

枝は直立して伸びてから上のほうで広がりを見せてくれますので、アーチや壁面仕立てでも扱いやすいです。

話は少し逸れますが!!!  
羽衣伝説をもとにした能の話の流れ(下記)

春の朝、三保の松原に住む漁師・白龍(はくりょう)は、仲間と釣りに出た折に、松の枝に掛かった美しい衣を見つけます。

家宝にするため持ち帰ろうとした白龍に、天女が現れて声をかけ、その羽衣を返して欲しいと頼みます。

白龍は、はじめ聞き入れず返そうとしませんでしたが、「それがないと、天に帰れない。」と悲しむ天女の姿に心を動かされ、天女の舞を見せてもらう代わりに、衣を返すことにします。

羽衣を着た天女は、月宮の様子を表す舞いなどを見せ、さらには春の三保の松原を賛美しながら舞い続け、やがて彼方の富士山へ舞い上がり、霞にまぎれて消えていきました。とさ・・・

昔のおじいちゃんやおばあちゃんたちは、羽衣伝説を子孫たちに話をして、幸せな時間を過ごしていたんでしょうね。

「追伸」
平成最後の年、愛知県西尾市のローズガーデンで、出会ったバラたちを忘れないうちに日記に書き留めておこうとの思いで投稿してます。

こんなバラもあるんだな~~と、感じて頂ければ幸いです!

       薔薇ってほんとに、いいもんですね!!!

「Grandpa's rose garden!     July 7.2021」関連カテゴリ

みんなのコメント(4)

私もおばあちゃんから聞きました。 
今 おばあちゃんになって 誰にも伝えてないなぁ。

絵本やネットと違って この話をしてくれた 祖母や祖母の顔 祖母の語り口 聞いた時のあたりの風景まで一瞬にタイムスリップして懐かしかったです。
語って伝えるって大事なんだなぁ と 今更ながら思います。🐞

返信する

三日月さん、おはようございます!

孫、「大大好きのおばあちゃん」だったんですね。

私は羽衣伝説ではないのですが、おばあちゃんが「安寿と厨子王」の話をしてくれました。

話の内容は漠然としていますが、親子3人が、人買いの山賊に捕まり、母は佐渡え売られ、その子姉の安寿と弟の厨子王は、丹後の山椒大夫に売られ、酷使さらた。

安寿(16才)は厨子王(13才)を逃がしてやり、自分は湖に身を投げ自害する。

厨子王はかろうじて、逃げ延び名門の武家の養子となり、つぎつぎに出世を果たして、安寿の仇である山椒大夫を打ち取り復讐を果たした。

それから、母を探しに佐渡へ行く途中、年老いた女が何やら呟きながら厨子王の方に近づいて、すれ違いざま「安寿恋しやホウヤレホ。厨子王恋しやホウヤレホ」呟いたとき厨子王は、その年老いた女の手を優しく取り、強く抱きしめた。とさ・・・

内容は漠然としていますが、「安寿恋しやホウヤレホ。厨子王恋しやホウヤレホ」の歌は今でも耳に残っています。

長々と喋りすぎですね!

コメントありがとうございます!!!

薔薇咲爺爺さま
またまた懐かしい話。 ありがとうございます。
内容 漠然とではなく そのとおりですよ。
江戸時代の浄瑠璃をもとにした 山椒太夫は子どもの頃は涙を流しながら読みました。
特に 二艘の船が別れ別れになる場面。安寿が塩汲みで苦労する場面 厨子王が立派になってお母さんと再開する場面 泣きあかして盲目となったお母さんの目が仏さまのちからで 鱗が取れるように見えるようになった場面。あらすじが分かっているのに何回も読み分かっているのに泣きました。
 学芸会で私の姉が このお母さん役になって ホーヤレホー ホーヤレホー の練習をしていたのを思い出しました。

 昔の話し。語りだしたらキリがありませんね。😁
 いくらでも話してください。お話しは大好きです。🐞

返信する

三日月さん、返信ありがとうございます。

おばあちゃんではなく、六十年前七歳の私は、「ばあちゃん」と呼んでいました。

お互い年を重ね、私が32才の時「ばあちゃん」が他界しました。

もうすぐ70になる爺爺に、世界で一番優しい女性はと問われると、「ばあちゃん」と答えます。

生きてるうちに「ばあちゃん」が喜んで貰える話をもっと、しとけば良かったなと、いまも後悔しています。

コメントありがとうございます!!!

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