今朝も新大阪の街にクマゼミがいそがしそうに鳴く。
写真1 今日の人工授粉と葉を貪る虫。
今日も『美男葛』の赤い雄花をみつけては、人工授粉する。
次々と咲く、雄花の花柄を千切る。
古いとガクがポロポロ落ちるし、花柄も落ちる。
でも、見えない花粉を薄緑の雌花に擦り付ける。
毎朝の雄花も芽花も、2,3個しか開かないのです。
雄花1個で開きそうな雌花のガクを壊して2回目の受粉をする。
人工受粉の成功は花枝が太くなり、各果実の丸さで決まるね。
きれいな果実には、各実が平均的な充実丸みができることです。
写真2 【コガネムシ】野菜などの葉を食べ根に卵を産む害虫です。
この虫は捕殺する。
葉は貪り喰われてボロボロになるのだ。
受粉3 受粉結果は、上手くいかない場合の青果です。
肥料が多くてもいけないし、いい塩梅が難しい。
「ガク内のきれいな雌花の葯数で決まるのでしょう!」
ていねいな受粉のつもりだが、きれいな実形でない。
受粉後2週間後に、もう赤い熟果が予想できるのですね。
※執念でこの人工授粉のメカニズムを観察し、実行してきました。
基本は結局、この山野草の環境に合う地で子孫を残すための営みが出来る地が最適なのです。
まだ、不可解なのは自然交配の主は、受粉時に雄花や雌花の周りにうろついている【蟻】さんでないかと考えている。だって、
あの『サザンカ』の受粉は蟻によって行われているからだ。
この結論は、私どもの素人考えですね。
返す返すも、自然受粉の実に畏敬の念を抱きます。
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