昨年は、赤紫の爪覆輪が咲いていた。
その向かいには、例の青色の渦葉が鎮座していた。
今年も、昨年と同様の位置に渦が咲き始めている。鰻の寝床状の小庭を見ると、こぼれ種か、いくつかの朝顔が芽生え、そして、今日、一輪が花開いた。
なっ、なんと、花色は青の爪覆輪なのだ。そんなに上手く双方の特徴が再現されるものなのか、藤四郎の庵主には応えるすべがない。
今年も、路傍で種を採取してきた木槿(むくげ)が咲き出した。そう、実生苗から育てて四年目になるのかな(?)。
ちなみに、槿花(きんか)と記してもむくげを意味するが、これはアサガオの古名でもあるようだ。
「槿花一日(イチジツ)の栄」などと記すときは白居易の詩で詠まれた「ムクゲ」を、「槿花一朝の夢」というと梶 よう子氏の変化朝顔をテーマにした小説「一朝の夢」を思い起こす。
そう、いずれもが一日花、朝早く花開き、午後には閉じて落花する。儚さを秘めた花なのだ。
さて、最後の一枚は? 初めて体験したサギソウの今である。
そう、葉はボロボロだし、あまり元気もないように見える。それでも、やっとここまで育ってくれた。
願わくば、空を舞ってほしいと思うのだが・・・。
会員登録をすると、園芸日記、そだレポ、アルバム、コミュニティ、マイページなどのサービスを無料でご利用いただくことができます。
母から声がかか... 2024/04/19 | 春 咲いたよ🌺 2024/04/19 | バラが咲いたよ... 2024/04/19 |
裏庭のりん 2024/04/19 | 尻切れげっこさん 2024/04/19 | 少しずつ、少し... 2024/04/19 |
こんばんは~
返信する毎日暑い日が続きますね~。
やっと頭の痛いのがとれました。
交配の種は少しづつ遺伝子組み合わせが違ってると思うのです。
特に色は本当に色々出て来ます。
覆輪も突然出てきたりします。深覆輪は観ませんが覆輪までなら可能のようです。
渦の交配種は葉にやはり厚みがあります。
偶に薄いのも出てますがそれは桔梗渦の薄い葉だったりで見分けがつきました。
以上から自家受粉のこぼれ種の可能性が高いと思います。
頂いた白と桃の花の交配がすごいです。
家で咲いているのは、畑から移植したF2と記憶がよみがえって分かりました。
畑のこぼれ種の開花と結実を心待ちにしてるのですが、土壌が良すぎて成長ばかりとなり開花が遅いのです。
結実すれば里帰り是非させてくださいね。
>頂いた白と桃の花の交配がすごいです。
やはり、先達の方の手腕があってこそなのですね。
ほんの小さな素材をご提供できたこと、嬉しい限りです。
スタートが遅かったからなのか、ツルばかり伸びてなかなかつぼみが大きくなりません。
猫の額の盛期は8月に入ってからのようです。
※コメントの書き込みには会員登録が必要です。