Blue Poppyさんの園芸日記

夏山の野生ラン

2021/08/02

山の中で、小さな野生ランはよく目を凝らさないとなかなか見つけられません。
野生ランが好きそうな場所に立ち止まって、虫目線でじーっと見つめると…、ありましたありました。
小さな花を咲かせる小型野生ランの世界が見えてきました。
そのうちいくつかを紹介します。ピンボケ気味ですみません…。

< 写真1枚目(左)>
アリドオシラン(蟻通蘭)です。
花時でないとまず見つかりません。8mmほどの真っ白な花は、よく見ると立派なランの花型をしています。
全体はベニシュスランを超小型化したような草で、1cmくらいの葉に本来ジュエルオーキッドのような綺麗な網目模様が入ります。
でも、ここの株はほとんど無地の緑葉でした。

< 写真2枚目(中)>
ミヤマフタバラン(深山双葉蘭)です。
登山道脇のあちらこちらに生えていました。これも花を上げていないとなかなか気付かないランです。
その名のとおり葉が2枚着きます。葉は1cmほど、15cmくらいの茎に茶色がかった二股の小花を10花ほど咲かせます。

< 写真3枚目(右)>
コイチヨウラン(小一葉蘭)です。
根元に1~2cmの葉を1枚着け、15cmくらいの花茎を上げて5mmほどの花を数輪咲かせます。
庭で一昨年買った本州産の株を育てていますが、新しい葉が出て来たところです。うちのは今年は咲かないのかな?
自生状況を見ると、花の無い葉がたくさん出ていました。
なるほど、地下茎上にたくさん葉を着けないと咲けないのね…。

「夏山の野生ラン」関連カテゴリ

みんなのコメント(10)

おはようございます(^^)

どれも可愛らしいです(*^^*)
そして、少し暗めの湿った涼しげな所に自生してるんですね👀

貴重な野性蘭の写真、拝見させて頂いて、
ありがとうございます(^_^)/~

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ミルキー・ノンさん こんにちは
コメントありがとうございます!

こんな小型の野生ラン達は、お察しの通り木陰の湿った場所に多いです。
1つ見つけると、周りにたくさん生えていた事に後から気づくほど、目立たないランです。
よ~く見れば、意外とたくさん生えていました。

可愛い小型野生ランはとても素晴らしいです。
栽培困難な種類が多いので、山へ行って宝探しのように見つけながら、写真に収めるのが楽しいです。

BluePoppyさん、こんにちは。
ツルアリドオシは、実がなっているのにであったことがあるのですが、こちらは蘭の仲間ですね。
シュスランには出会ったことがあるのですが😊

どれも好きでないと、お花が咲いていても気づかないかも😊
登山道のあちらこちらに咲いていたのですね。

今年は札幌市内にも熊が出てニュースになってますので、気をつけて行ってください。
熊よけの鈴だけは、私ももっていますが、どちらかというと、猪よけです😊

コロナが流行ってから、もう2年くらい山には出かけられていません。
山といっても私の場合、BluePoppyさんたちが道々に白いテープをつけてくれているような 安心山歩きですが。
そうこうしているうちに、一緒に行っていた娘が結婚して大阪に行ってしまいましたので、益々行くチャンスが少なくなりました。
コロナが下火になって、ワクチンの番が無事回ってきたら、また行こうと言ってくれているので、ワクチン待ちです😊

ひっそりと咲いているお花たち、BluePoppyさんのようなマニャックな山野草ファンに記念撮影してもらえて きっと喜んでいますね。
それをみて喜んでいるわたしも相当なマニャックな山野草ファンですが。😥

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えびねっ子さん こんにちは😃
こんなマニアックな日記にコメントありがとうございます!

アリドオシランの由来は、そのツルアリドオシに似ているランだから…みたいです。
ミヤマフタバランもコイチヨウランも、これぞ小型野生ラン!ですよね。

私も久しぶりの登山でしたが、クマさん🐻は恐いですよ〜。
山ではジャラジャラ鈴を鳴らしていますし、人気のない山へ登る時はさらに「人が行きまーす!!」なんて叫びながら歩いています。(笑)

そうそう、ランのウイルス検定の話。
記載されている本が行方不明なのですが、井上成信著の「ランのウイルス病」という本です。
写真も多く、園芸家向けに分かりやすく書いてくれています。
もう20年近く前の本ですが、記載情報は非常に信頼できる内容です。

その中にアカザやシロザ、コキアを検定植物として使う方法が出てきます。
大まかには、疑わしい病葉をすり潰し、カーボンランダム(研磨剤)と緩衝液を加えて検定植物の葉に擦り付けます。
接種した葉は、霧吹きで水をかけて、すぐに乾かないように包んでおきます。
ウイルス粒子がある場合には、接種した葉に局所感染して斑点が現れます。
全草にウイルスが広がる事はないです。
CyMV、ORSV共に検定できます。

私が実際にやっているのは、ランの葉と一緒にパーライトをすり潰し、脱脂綿などでアカザの葉に擦り付けて、霧吹きで水をかけるだけです。
この方法で今まで何度も罹患を見つける事ができました。
嬉しいやら悲しいやら…。😭

正確な方法や薬品名は本が出て来ないとあやふやなので、もし興味がありましたらこの本を購入される事をお勧めします。
読むとウイルスが恐ろしくなりますが、正確な知識が得られます。👍

こんにちは😃

どれも可愛い子達ですね〜🥰
こんなランが探せばそこに生きてるなんてびっくりです‼️
本当?の野生ランですね
栽培困難!
連れて来れないんですね😅
貴重な珍しいランを見せていただきありがとうございます^o^

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chako-okiさん こんにちは!
いつもコメントありがとうございます😊

これぞ野生ラン!です。(笑)
華やかな洋ランと同じ仲間とは思えない花や自生環境、本当にラン科は面白いです。
こんな小型野生ランに興味があると、chako-okiさんにも野生ランマニアの血が流れているかも…。😳

この日記の野生ランは、北海道の山で見つけた花なので、とても涼しい気候を好みます。
しかも小型で華奢な草ばかり、オリンピックの体操風に言うと、D難度〜E難度の栽培困難種かな?(分かりづらい😅)
なんとなく土の状態や環境を調べましたが、アリドオシランやミヤマフタバランはもし連れ帰っても難しそうでした。😓
いつかもっと上手く育てられるようになったら、挑戦してみたいですね。👍

虫の目になって、山の中で小さな野生ランを捜してみたいです。クマに合っても気づかないかも(笑)
この夏は都内より北海道の方が暑い日がありますが、気候変動でこの野生ランが消滅しない事を祈っています。
貴重な画像、ありがとうございました。

返信する

レプトさん こんにちは
いつもコメントありがとうございます!

虫の目になって見られたら、大輪のカトレヤのように、豪華なランに見えるでしょうね!
確かに、そんなランに見とれてヒグマに気付かなかったら…、想像すると恐ろしいです。
登山の際は熊スプレーを携帯していますが、いざという時に本当に使えるのか不安ですね。

温暖化は高山帯の植物にも大きな影響が出て来ていると感じました。
すでに植生は徐々に変化し始めている事でしょう。
こんな小型野生ランは亜高山樹林帯の妖精です。
その多くは栽培困難なので、野生絶滅したらおしまいです。
樹林帯に妖精がいなくなったら悲しいですね。

おはようございます。

不注意で脱水、腎機能低下で夏眠しておりましたがようやく回復しました。長年植え替えサボってる鉢のように根詰まり状態でアッッという間に水切れです。
札幌も連日30度越え時にはこちらより暑い日もある
ようで驚いています。高山植物は手厚くお世話されてると思いますがやはり暑さは応えるのでしょうね。
お日様に近いところにいるせいか想像以上に我が家の高山植物も元気でいます。(BPさんなら赤子の手をひねるようなものばかりですが、、シコタンソウの芽挿し7割程度活着したようです。一つだけ飛びぬけて生長していますが芽挿しの時期をもう少し遅らせてやれば同じように大きくなったのではと思っています。やはり経験がなせる業ですね
見逃してしまいそうなものも嗅覚で捉えられておられる感じを受けます。アリドオシラン、正真正銘初めてです。
8ミリの花がランの形覗き込んでみたいですね。心眼で見えそうです。ベニシュスラン、ミヤマウズラのような葉っぱでしょうか?ミヤマフタバラン、コイチヨウランも見逃してしまいそうですね。

過日山好きのお仲間と今夏北アルプス登山ができなかった腹いせ(( ´艸`)に伊吹山に行ってきました。
一人は立山にも一人キャンプする北海道の方でコマクサやウルップソウ(ちょっと眉唾)に毎年出会うらしい68歳の方、残りは麓の薬用温泉目的でほとんどの小花達素通りで
ヤマホタルブクロ、オオバギボウシ( ;∀;)

センブリやアケボノソウを一人で探しましたがセンブリは分からずでした。家の2年目のセンブリの姿見てると慣れないものには止む無しですね。

返信する

oldnaさん こんにちは
いつもコメントありがとうございます。
ご返信遅くなりすみません。

今年は札幌も本州と同じ暑さ、植物も人もかなりこたえています。
そちらではこの後もまだま暑さが続くと思います。
どうかお身体大事にご自愛なさってください。

この暑さの中でも、自生地の野生ランは健気に可愛い花を着けていました。
アリドオシランはベニシュスランと同じような葉や花をしていますが、葉は1㎝以下がほとんどで草全体でも5㎝ほど、非常に小型のランです。
薄暗い場所の腐植の中を這うように地下茎を伸ばして増えていきます。

伊吹山いいですね!
イブキ…という固有種も多く聞きます。山野草の宝庫ですね。

登山をする方もいろいろです。
写真撮影の方、とにかく登頂を目指す方、花を探しに行く方、それぞれ少しずつ目的は違うのに、同じ山に登って楽しめます。
山はたくさんの楽しみ方を叶えてくれる、そんな包容力がありますね。

異常な猛暑となった今年の北海道ですが、それもそろそろおしまいです。今夏は早くから暑くなったので、早めに店じまいのようです。
我が家でもやはり野生ランや高山植物に猛暑のダメージがありましたが、涼しい風が吹けば回復して行くでしょう。
太陽に当ててしっかり育った株は、暑さにも強くなります。多少葉焼けして枯れ込んでも、よく日に当てて育てるのは成功の大きなカギです。
もちろん限度はありますけどね。(笑)

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