チエ吉さんの園芸日記

オオウバユリの花のあと 2021

2021/08/21
オオウバユリの花のあと 2021 拡大 写真1 オオウバユリの花のあと 2021 拡大 写真2 オオウバユリの花のあと 2021 拡大 写真3

北海道に自生する大好きな野草です。
去年からたびたび日記に書かせていただいています(^^)

写真①
花が終わると、中から実が現れます。
花びらが外れてすぐの実にはまだ花柱がくっついています。

写真②
まだ細い実。
開花のときは、最初上向きだった蕾の塊が徐々にばらけていき、花は横向き(茎に対して垂直方向)に咲きますが、実になると再び上を向きます。
柱サボテンのようで(個人の感想です)かっこいいです。

写真③
実は少しずつ膨らんでいきます。
中ではたくさんの種が準備を進めています。
隣の木の幹にくっきりと浮かび上がるオオウバユリの実の影、ポコポコしていてなんかかわいいです(^^)

アイヌのひとたちはオオウバユリの鱗茎を「トゥレプ」と呼び、重要な食料として穀物以上に大事にされてきたそうです。
旧暦4月のことをアイヌ語では「モキウタ」と呼び、『すこしばかりウバユリを掘る月』という意味があるとか。

決して生態系を崩すような取り方はせず、必要な分だけ採取して、自然への感謝と畏敬の念を持って生きる姿。
言葉では表現し難いほどの「尊さ」を感じました。

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みんなのコメント(2)

チエ吉さん、初めまして🙇

数年前に畑の脇のヤブの中で、ひときわ目立つこの花を見ました。
写真を撮っておこう、と思った頃にはポコポコ状態になってしまったので『来年また咲いたら調べてみよう』と思いその年は終わりました。

ですが次の年、同じ時期に行ってみても『無い』。茎すらない。数年モヤモヤしていましたが、今回やっと謎が解けました。

今でもこの独特なポコポコ姿が目に焼き付いて離れない衝撃的な花です。

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スーヨーさん 初めまして(^^)

スーヨーさんの畑の近くでもかつてオオウバユリが花を咲かせたのですね◎
一生に一度の花もポコポコも、とても不思議なインパクトがありますよね。

私の生まれ故郷は山林のような所でしたが、幼い頃に家の周りの藪で遊んでいると、やはりこの不思議な花が時々単独で咲いて、ポコポコして、種ができて、本体は立ち枯れて、雪が積もっても枯茎だけがずっと立っていて、でも翌年同じ花を探しても「無い」、という、まさにスーヨーさんと同じような体験をしていました。

子供心に「あれはなんだったんだろう」と思いながらも深く考えず、数年経って忘れた頃にまたあの花が咲き、「またあった!」と大喜びしたのを記憶しています(単純な子供ですね笑)。

スーヨーさんの畑の近くでも、かつての花が種を落としていれば、きっと少しずつ大きくなり、いつかまた花を咲かせてくれるかもしれませんね✨

大好きなオオウバユリがいろんな場所で自生しているのを知ると嬉しくなります、コメントありがとうございました(^^)

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