富山昌克(トミー)さんの園芸日記
写真

他のプロフィール画像を見る

富山昌克(トミー)さん  大阪府
お気に入りメンバーに登録
2021年09月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30
カテゴリ

サギソウのタネ

2021/09/09
サギソウのタネ 拡大 写真1 サギソウのタネ 拡大 写真2

果実のなかにはぎっしりとタネが詰まっておりました。画像は無菌播種後の果実内部の一部です。

顕微鏡で観察すると、しいなも多く含まれているのがわかります。

ラン科は花粉が雌蕊に付着すると、花粉塊に含まれる植物ホルモン(オーキシン)が子房の形成を促します。

受粉後、まずタネを宿す子房が膨らんでいきます。ラン科植物の受粉後の果実形成があまりにも異常に肥大することから、それに注目した一人の学者がいた。1910年、ドイツのフィッティング博士は、ホルモンという言葉を植物で初めて用いた人である。ランの花粉が子房の肥大生長を引き起こすのは、花粉がホルモンを含んでいるからであることを明らかにしたのであった。このような見解が、後のオーキシンの発見につながったため、フィッティングの功績は非常に大きい。

いま、皆さんが使われている除草剤はオーキシンから開発されていったもので、面倒な除草作業を軽減してくれたのはラン科植物のお陰なんですょ。

「サギソウのタネ」関連カテゴリ

みんなのコメント(3)

トミー先生、「園芸男子」や「趣園」はいつも拝見しています。
我が家(東京)でサギソウを育ていますが、球根を大きくするために花柄摘みしちゃいます。種はあんな風に付くんですね。初めて見ました。やはり無菌播種とかでやらないと発芽はしませんか。
ちなみに、ホルモンという言葉を植物で最初に使ったのは、ハンガリーのパールPaál Árpádさんと教わったことがあります。私の勘違いでしょうか。

返信する

ジュニパーさんへ

ジュニパーさんへが言うホルモンは動物ホルモンの方のお言葉でしょうか?植物ホルモンの本を確認しましたが、はっきりしたことはわからなかったんです。ごめんなさい。トミー

返信する

お忙しいところ、早速ありがとうございました。
フラスコで育てているサギソウの成長が楽しみです。

みんなの趣味の園芸にログイン/登録する

※コメントの書き込みには会員登録が必要です。

会員登録がお済みの方は

会員登録をすると、園芸日記、そだレポ、アルバム、コミュニティ、マイページなどのサービスを無料でご利用いただくことができます。

ピックアップ
新着日記写真
ポピー
2024/04/25
いちご
2024/04/25
4月25日
2024/04/25
そろそろ夏の準備
2024/04/25
せっかくのペチ...
2024/04/25
大変です・・・😱
2024/04/25
定期購読
投稿募集中 from テキスト編集部
見て見て!お気に入りの花

見て見て!お気に入りの花
自慢の植物・庭の写真を募集中!

みんなのマルシェ

みんなのマルシェ
自慢の畑・野菜の写真を募集中!