戦災瓦礫を積んだ山 Teufelsberg トイフェルスベルクの頂上にある野原です。木造と違って焼け野原にはならないので、使えるレンガや石は選り分けて建築資材に使い、使い道の無い瓦礫の破片は、市内数カ所に積み重ねて、文字通りの瓦礫の山を築きました。
トイフェルスベルクは森の奥にあります。22年間の間、毎日7000㎥、最終的に 2600万㎥の瓦礫が120メートルの高さに積まれました。少し足元を突くとレンガ片などが出て来ますが、長い年月の間に草木が生え、憩いの場になっています。究極の負の遺産が、正の遺産に生まれ変わりました。ピクニックやマウンテンバイク、冬はそり遊びが出来ます。
元々平地なので、120メートルの高さでも市内全域が見渡せます。高い木はありませんが、側面には灌木が生え、天辺は野原になっています。
我が家の方を見てみました。青い花はシベナガムラサキ Echium vulgare
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おはよ~
返信する日本だったら焼野原になるところなのね~
石やレンガの瓦礫の山ですか~
それが月日が経って 野原に~いいね~
3枚目の青い花も素敵~
ボタンちゃん
お早うございます。
焼け野原にならず、瓦礫の山になってしまうので、時間が掛かります。西では80年代前半、東独では統一した時も銃弾の痕が残っていて、思い出すだけでもぞっとします。こんな瓦礫の山が市内だけでも12カ所あります。
いかにも瓦礫の山という所もありますが、この山は森の奥にあり、一部植栽もされたので、周りの森に溶け込んでいます。天気の良い日は毛布とお弁当を持ってピクニックしたり、凧を上げたり、市内全域360℃の花火を眺めたり出来ます。音は聞こえないけれど エキウムはピンクの蕾が咲き進むと青くなります。
瓦礫を積んだ山も年月が経つとこのような草原になるのですね。
返信する野草は、強いね。どこからか飛んできた種が、ここに居座って自分の領域を確保してるのですからね。
シベナガムラサキは知らない花ですが、綺麗ですね。
かんちゃん
こんにちは
二次大戦の戦災瓦礫にはそれほど有毒な物質も含まれていなかったようです。60~70年代の瓦礫や、建築資材の残りを廃棄した場所では、環境汚染の問題が発生し、近年、やっと除染を終えて、自然に復帰させる事業が進んでいます。
公園や緑地帯ではないので、草刈りなどの手入れはしていないのですが、強いですね。人に踏まれても咲いています。
シベナガムラサキ、日本ではエキウムと呼ばれています。これも中央分離帯などそこら中に生えていて、刈られても刈られても数週間でまた咲きます。きれいなので、刈る人が避けて残していることもあります。
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