ボケの採り蒔きは2回目である。
以前は、赤花(品種不明)の種蒔きで3本大きく成長している。
今回は、2回目で新品種?に期待をしているが、現実はそんなにあまくないと思っています。
品種的には、この親樹(東洋錦)の花粉相手もその(東洋錦)交配種の花粉である。
今年は、人工授粉により原種に帰ったり、親と同じ品種の花が咲くと予想しています。
あの桜『ソメイヨシノ』も、人工交配で出来た苗、何千本の内の1本が突然変異に近いかたちで生まれた、たった1本の樹だそうだ。
育苗培土さんの心意気に感服しますね。
まあ、素人の私どもにとっては、到底真似できない根気のいる仕事ですね。
写真1 ボケの実は、9月中旬から10月いっぱいで収穫しますね。
果実は約7㎝球、硬くて、半分に切るのに苦労しました。
きれいに並んだ5室のひとつの【小室】に7,8個の種が入っています。
写真2 果肉は美味しそうです。
きれいな実なので少し齧ると、酸っぱい味でサクサク感があった。
花柄側は、切れ込みが深い方です。
種は先の尖った方が中心に向かっています。
写真3 尖った部位から根が出て後から子葉が出ているのだ!
種の大きさは、約1㎝です。
以前の経験から、播種後、先に根が出て後から子葉が出て来ました。前回は、3月25日に子葉が出ましたね。
「どんな花が咲いてもいいのですが・・・楽しみです。」
※【雄性両全性同株】について、花も複雑だね?
ウメやボケの花を見て実の成る花かどうかわからないです。
【雄株】には実ができません。【両性花】の植物は花におしべ、めしべがあり実が出来ますね、【雌雄同種】はひとつの株に別々の雌雄の花を咲かせますね。
本日のお勉強は、【雄株】にも開花結実する植物です、これを【雄性両全性同株】と言うそうです。
例は、コバイケイソウ、シュロソウ、ツユクサ、ヤツデ、ウメ、ボケなど。日本生理植物学会2007-06-11より
歴
20181013日記 『ボケ(木瓜 )』の採り蒔き。
20190605日記 播種苗『木瓜』の植替え。
20210115日記 種蒔きから『ボケ』の小盆栽づくりの目的は?
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