吉田拓郎の「祭りのあと」という作品がある。
曲中に“臥待月”という言葉が登場する。
“臥待月”とはどんな月なのか、気になってネットで調べてみた。
「月の出が遅いので臥して待つという意味。寝待の月。陰暦8月19日の月」とのこと。
今年のカレンダーでは、9月25日がそれに該当する。
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昨夜(9月25日)午後9時、外に出てみた。案の定、月は出ていない。
「まぁ、こんな宵の口に“臥待月”が空に浮かんでるわけないよなぁ」と独りごち、
星も見えない漆黒の空の下、大地では虫たちが大合唱を奏でていた。
まさに祭りの後の淋しさにどっぷり浸るには、うってつけの情景だ。
「この名曲はこんな季節に産まれたのか」と妙に納得してしまった。
“祭りのあとの淋しさが
いやでもやってくるのなら
祭りのあとの淋しさは
たとえば女でまぎらわし
もう帰ろう もう帰ってしまおう
寝静まった街をぬけて
人を怨むも恥しく
人をほめるも恥しく
なんのために憎むのか
なんの怨みで憎むのか
もう眠ろう もう眠ってしまおう
臥待月の出るまでは
日々を慰安が吹き荒れて
帰ってゆける場所がない
日々を慰安が吹きぬけて
死んでしまうに早すぎる
もう笑おう もう笑ってしまおう
昨日の夢は冗談だったんだと
もう怨むまい もう怨むのはよそう
今宵の酒に酔いしれて♪”(By岡本おさみ)
◆写真:2ヶ月ぶりに咲いた我が家のバラ【2021年9月25日撮影】
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