湯島臥牛さんの園芸日記
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湯島臥牛さん  東京都
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懐かしいあの頃・駒込の温室

2021/10/24
懐かしいあの頃・駒込の温室 拡大 写真1 懐かしいあの頃・駒込の温室 拡大 写真2 懐かしいあの頃・駒込の温室 拡大 写真3

大型コンプトニアナの親子'21.10/24




ハオルチア・コンプトニアナ

昔に出回った大型品種。

30数年前に『鶴〇園・駒込本店』で買った。
かなり大きくなる。


【写真①】親株 直径12.5㌢

【写真②】長男(?)径13㌢、デカい。

【写真③】長女(?)径11㌢




若かった頃、専門書に記載の『鶴〇園・駒込本店』の住所を(紙の)地図を頼りに訪ねて行った。


当時はすでに池袋西武9階屋上店があったか記憶にねぇが、本店の方は豊島区・駒込の路地奥にあり、迷いながらやっと探し当てた。

本店はあの頃は木造で、声を掛けると七~八十歳絡みのぶっきら棒なGさんが出迎えてくれた。

鶴〇園三代目店主・靍岡秀明さんはNHK『趣味の園芸』で講師をお務めだが、今考えるとたぶんあのサマジイ(爺様)は初代大将だったのだろう。


店はたしか木造の母屋の屋根の上に温室が設(しつら)えてあり、ガラスだったかビニールハウスだったか十坪くらいの空間に所狭しとサボテン多肉が並べられてる。


あの温室の土の香りと農薬の匂いが入り混じった空気は嫌いじゃないんだが、後ろから大将がいちいちくっ付いて来て何だか落ち着かない。

そいつぁあたかも料亭の座敷で、小鉢をこれから食おうとするのに板長に横で口元をジィ~と見つめられてる図だ。


心そこに在らずの態で、目の前に合った鉢を偶然手に取ったのがまだ子苗だった写真のコンプト。


「兄さん、それがおすすめだヨ」

サマジイは面倒そうに言うと指に挟んだタバコの灰をポトポト床へ落とした。


当代の若旦那は甘いマスクのハンサムボーイだが、父っつぁんイカつい強面で、お奨め品に逆らうとおっかないので仕方なく買った。



ついでに流通名「黒ピクタ」も購入。

https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_image_slideshow&target_c_album_image_id=754683




独りっ切りでゆっくり選びたかったんだが、父っつぁん貧乏揺すりしたりして何だか急かされてるようでこっちもあわてて選んだような始末。



こちとら洋服選びでも、吊るしを見て回るのに店員にくっ付いて来られるのが苦手。

だから服はカミさんに買って来させる。


ウチの親父など呉服屋を家へ呼んで寸法を採らせてた。
採寸後は酒を勧めて座敷で碁を打ったり。


今はもうそんな時代じゃねぇけどさ。







一昨年秋

https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_image_slideshow&target_c_album_image_id=939798




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