無事に自宅に戻りました。帰宅する日は母の誕生日、誕生日を祝い、涙もろい主人と今生のお別れをしました。これまでに何度も、もって1週間と言われていますが、驚くほどの生命力で頑張っています。
隔離十日目に検査を受け、陰性だったので、残りの4日の隔離は免除になりました。墓参から少し足を延ばして、秋川渓谷の入り口にある黒茶屋という店で食事をしました。最近は古民家カフェなどが流行っているようですが、この店は50年以上続いています。この場所出身の創業者が、製糸工場を改築して、目の前を流れる秋川の魚や、山菜料理を出したのが始まりです。庄屋造りの家や土蔵を移築し、野外博物館のような雰囲気です。川魚や山菜、地元の秋川牛など、地産地消の食材を使った山里料理を堪能しました。秋川を遡ると、秩父多摩甲斐国立公園の一部でもある檜原村へ続きます。『人里』というバス停が存在するくらい、山深い所です。
ここの庭は、岩肌から染み出る水で夏も涼しく、アツモリソウやクマガイソウなどのランがワサワサ生えています。入り口の茅葺門や岩肌、切り株、どこを見ても苔やシダ類が息づいていました。黒光りする廊下や階段も美しく、座敷の柱には、出猩々モミジの大木を嵌め込んでいます。大きさの比較に、右端に電話器が写っています。
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お元気そうで…
返信する限られた日程の中を、何とか当初の目的を叶えておられるようですね。
このような、ニッポンのド田舎の雰囲気漂う場所っていいですよねぇ…
存分に楽しまれたようですね。
それにしても天然木の床柱、モミジですか、とても大きい床柱ですね。美しい木肌です。
とても珍しい古木ナンテンの床柱の何本分あるやら…
Hana-Sakasou さん
こんばんは
今回は英国経由でしたが、往路、ロンドン行きの遅延で羽田行きに乗りそびれ、ロンドンで一泊させられました。短い滞在が一日減ってしまいましたが、隔離の短縮で、最後の4日間は動き回れました。
創業者のご実家が製糸工場を営んでいたのですが、倒産してしまい、獲った川の魚や山菜、木の実をお母さまが料理して出したそうです。器も無いので、竹を切って器替わりにしたとか。今でもお節は庭の青竹で作った器に入っています。
この店自体はJRの駅から2キロほどで、市街地の外れにありますが、これより上流の秋川は四季折々楽しめます。
岩肌や屋根、切株など、敷地内の隅々まで命が宿っています。
ひとつ前の日記も読んできましたが・・・
返信するまたまたひどい目に合ってますね~
私はパスポートすら持ってないので
外国に行きたいとも思いませんがこのコロナの
時期は又特別面倒ですよね~
ご主人も無事にお母さまと会うことが出来て
良かったですね~
それが帰国の本来の目的ですもんね
ついでに行った東京の山里・・・いいですね~
2枚目の屋根が苔むした門構え趣があって素敵です
ボタンちゃん
お早うございます。
五十数時間かかってやっと入国までこぎつけたと思ったら、まさかの拒否でした。主人のことは一目見て分かり、とても喜んでくれました。私のことは時々認識できなくなります。
秋川渓谷が始まってすぐの所にあるので、周辺は市街地なのですが、別天地です。苔やシダのことは全然分からないけれど、屋根や石が青々として、歳月を感じました。山里の食材ですが、手のかかった料理が並びます。
無事に自宅に戻られましたか。
返信する遠いから里帰りも大変ですね。そこへコロナ禍ですもんね。
東京にもこんな落ち着いた景色を見ることが出来るのですね。
かんちゃん
こんにちは
ロンドン、パリ、ウィーンなどと違い、首都なのに日本行きの直行便が無いので、必ずどこかで乗り継がなければなりません。日本人が少なく、需要が余り無いのです。東西ドイツに分かれていた時代は、英・仏・米・露進駐国の航空機しか飛んでいなかったので、慣れてはいますが。
あまり知られていませんが、東京都の面積の40%が森林です。伊豆七島、小笠原諸島の森林を除いても、25%が多摩地区の森林です。済むのに便利な場所が少ない分、都市部に人口が集中するのですね。
ご主人のお人柄が現れていますね
返信するお母様もさぞおよろこびでしょうね(*^^*)
素敵な場所ですね
自然もさることながら、その歴史にも興味を惹かれます
この茶屋の方々もご苦労なされたのでしょうね
今も守り続けていらっしゃるのが素晴らしいです
3枚目の床柱も圧倒されますが、チラリと見えるお庭の景色もすばらしそうですね
行ってみたいなぁ
蛇足ですが、今日「やとのいえ」という絵本を読んだのですが、以前小春さんがお書きになっていた日記を思い出しました
相模のすずめさん
こんばんは
母を抱擁しながら頭を撫で、二人で泣いていました。『おくりびと』の映画を観ながら泣いてしまうような人です。
とても苦労されたようですが、今では系列の店が他に二件あります。秋川を見下ろすテラスでお弁当を食べることも出来ます。個室もあるので、法事や、お食い初め、七五三などの慶事に使われる方も多いようです。檜原街道をずっと進むと、兜屋根が残る数馬です。
谷戸ですね。平成狸合戦ぽんぽこのお話の通りです。
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