皆さんは園芸やDIYの機材をどこに保管されているのでしょうか? 今日は私が機材保管部屋(秘密基地?)を作ったいきさつを、記録としての記述も兼ねて、少し長くなりますがつづってみたいと思います。
今住んでいる家は一昨年の4月まで10年以上も空き家状態でした。子供が大学等で家を出たころ会社が移転することになり、家を離れて千葉県内で社宅住まいを始めました。さらに東京転勤となり我が家に住む機会はありませんでした。そのため、家屋は傷み、里山は木々が暗くおいしげり、草は伸び、葛が絡まった放任状態で、初めて作ったデッキは腐って床板に穴が開くような状態でした。こうしたなか2020年3月末、68才での退職により、やっと家に帰ることができました。
まず家の復旧を手掛け、妻と二人で大掃除、床、壁、天井へのスチーム雑巾がけ(スチーム発生器は使いすぎて壊れた)、修繕塗装、さらに床面全てのワックスがけを行いました。加えて、フェンスのペンキ塗りも。ただ、修繕だけでは心理的に疲れるので、デッキを作り直す前向きの作業も行いました(1月11日の日記参照)。
その時に道具やペンキ等を保管する場所が必要となり、2階の子供部屋を保管場所に変えることとし、写真の秘密基地(機材保管部屋)ができました。中央の頑丈な机は長男の嫁の学習机の再利用(再利用を嫁は喜んでくれました)、右の黒い机や棚は次男のものでした。
窓を開けると管理している里山全体を眺めることができ、目を遠くに向けると房総半島が見えます。
さらに、私にとって大事なことは、机の背面には、自分の小学時代、結婚、子供の誕生、家族旅行、ドイツ駐在等の写真をいくつも貼り付けた大きなパネルを置いてあることです。専門誌に掲載された論文や特許表彰等も自身の記録として追加してあります(私は開発部門の技術者でした)。
このパネルは、「仕事をやめたので、この機会に総括しておけば。次に踏み出すきっかけにすれば。」との妻の助言で作成したものです。作って良かったと思っています。一目でこれまでを把握でき、見ていると次は何やると問いかけてきます。
以上がいきさつですが、この部屋は私にとっては大事な部屋で、過去の記録もあれば、これから取り組む園芸やDIYの資料、機材も満載です。これはやはり、秘密基地と呼べるでしょう。里山遊びの計画をしたり、DIYの作業をしたり、園芸や樹木の本を読んだり、じいじの秘密基地は結構楽しめます。(時々、洗濯物の室内干しにも使われていますが・・・)
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こんにちは!
返信する詳細な日記に感動しました。
海外勤務もされた開発エンジニアだったのですね。
68歳での定年退職、お疲れ様でした。
その後に日記のような大規模修繕工事をされる
気力体力がさらに驚異的です。
自分はひとり娘が大学を卒業して仕送り不要になった
60歳で早期リタイヤしました。
その後、2~3年経過したら足腰の劣化が出てきて
最近は平坦路の散歩も短距離(3km以内)だけです。
海外勤務無しですが似た感じの職業でした。
この年齢になると健康(気力体力)が最大の関心事です。
こんにちは。園芸に関心をお持ちのご同業の先輩がおられて安心し、励みにもなります。お互いに健康に留意しながら、自然や植物を楽しみましょう。
素晴らしい秘密基地ですねー。
返信するここを起点に、里山整備をして、やがて里山全体が秘密基地になって行く。理想的ですねー!
こんにちわ。里山に小鳥、昆虫、蝶などが度々来るように、時間をかけて工夫したいと考えています。
こんにちわ。
返信する日本の企業には転勤がつきものですね。
10年以上も空き家同然って、此方では考えられないです。
私の場合は主人の転勤でルイジアナの家を10年くらい貸家にして、ローンを払い終えて不動産屋を通じて売り払いました。 テキサス州のサンアントニオでも同様でした。
家を貸すという選択肢は無かったのでしょうか?
いや、自分の家が傷んでいくのが辛いと感じるので。
日本では空き家が多いというのはテレビで見ていて、知っていますけど。何とかならないのかって歯痒く思います。
しかし、奥さまと二人でよく復旧されましたね🤩
頭が下がります❣️ 想像しただけで、私だったらお手上げ✋😖✋、とっくに更地にして、土地を売り払っていたかも?
本当にご苦労様でした❣️ でも此れからも里山遊びは続くのですね😊、日記を楽しみにしています。
こんにちは。この家には里山が付随しており景色も良いので愛着があり、貸す気にはならず、転勤中も時々は帰って簡単な管理をしていました。そのため、ひどい劣化はなく、何とか回復できました。これから、気軽に里山を楽しめたらと思っています。
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