特別展示 「百花繚乱 」
山種美術館
2013年4月28日
花が咲いていることに慣れてしまったら、
私はどうなるだろうか。
花に気付き、葉に気付ける事だけが、
私の取り柄のようなものだというのに。
田能村直入 「百花」 1869年
細長い紙面いっぱいに、季節を花が追っていく。
こんな風に一輪一輪に迫って、
何かの情熱を注げるようになるまでには、私はまだまだかかるだろう。
それならば、私のこの想いもも杞憂に終われるのか。
息を吸うのに、空気が重たい。
地下展示室に並んだ膨大な数の花たちが、
一斉に酸素を吐き出しているように感じた。
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