懐かしシリーズの続きです。
新品種をと言うよりは、古い花を残してほしいと思うけれど、人を呼ぶには、新しい花もと思うのですが…。今風な花が少ない気もしますが…。ここは、実験植物園ですから…。
左・・・マダム・バン・ホーテ
久し振りに見ました。本物を!!実は、国内に導入された時に、マダムバンホーテとして入ってきたものは、品種間違えで…。マリーボアソロだったのです。誰も気が付かなかった…。時代の生き証人のような花かな…。
昔、古い文献のコピーのコピーかなを見ていた時の、白黒写真で写っていたマダムバンホーテの花芯が黒く写っていて、黄色い花芯は黒くは写らないだろうと、疑問に…。当時の文献には、白大輪としか書いていなくて…。あれこれと調べていたら、誰かが?、海外で残っていると言うことで、導入してくれたものが一時販売していました。又、見かけなくなりましたが。今でも、白大輪の花芯黄色の品種は、マダムバンホーテで販売されていることもありますが…。本当は、マリーボアソロです!当時は良かったものの、時代背景で確かに銘花だと思うけれど、伸びないと咲かないと言うことで、近年の住宅事情では厳しいのかな…。マリーボアソロ、良い花だと思うのですが…。今は我が家にも、育たないと咲かないからないけれど、大輪の良い花かと!昔は、フェンスに、これ見よがしに白の大輪が咲いていて、マダムバンホーテ凄いなと思ったけれど、本当はは、マリーボアソロと…。
昭和クレマチス品種間違えあるあるでは、銘花と言われる、クリムソンキングは、アーネストマークハムと逆だったと言うこと…昔のキングの花は(今のアーメストマークハム)は、好きかな…。
中・・・白妙
自分の師匠の猪野先生が作出した花。咲き始めほんのりピンクから咲き白に変化する花、中輪サイズのコンパクトにまとまる花。名前は師の若くして亡くなったお姉さん妙子さんからの由来と聞いている。ふと、師の事を思い出した…。また、育ててみたいなと…。
右・・・弥一
紫系の銘花かと思う。当時は、ザ・弥一と呼ばれていた。作出者の方の名前。静岡の切り花生産者さんが作ったクレマチス。花付き良く、ガーデンでは丸弁大輪の花を咲かせる存在で…。目立つ丈夫で育てやすい品種。今風ではないのかな…。伸びるから…。当時、この花欲しかったのと切り花農場見てみたかったので直接農場を見に行ったことも…。帰りに、大きな弥一の株をいただいてきて…。現在は、年賀状のやり取り程度のお付き合いだが、毎年、弥一さん本人から賀状が届くのは嬉しい!!
昔の花には、色々と思い出があるかな…。
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金子先生、おはようございます。
返信するマダム・バン・ホーテのご説明ありがとう
ございます。やっと疑問が解けました。
実は、昨年5月30日にクレマチスの丘で
偶然お会いしてお世話になった際に
売店でこのラベルの付いた苗を買いました。
昨年7月11日の日記に咲いた写真を掲載して
いますが、その際に念のためClematis on
the Webで確認しました。
載っていた写真が2005年提供のもので
残念ながら不明瞭で咲いた花とはちょっと
違うのではと思いましたが、咲き進むと
こんな色にもなり得るかなと勝手に解釈して
ラベルを信じて日記に載せました。
Webでの説明文によれば、雄蕊(stamen)を
構成する葯(anther)は、グレイ〜パープル(ご指摘の
黒色だと思います)で雄蕊の花糸(filament)は白っぽい
と記載されています。
今日教えて頂いたマリー・ボアソロ
(C.’Marie Boisselot’)を確認したら、
ご指摘の写真が載っており、納得しました。
既にマダム・バン・ホーテ(C.’Madame van Houtte’)
として掲載した日記は後から、修正のコメントを
載せたいと思います。
ありがとうございました😊。
こんばんは、
昭和の銘花は、逆に品種違いで入ったマダムバンホーテ(本当は、マリーボアソロ)で良かったのかもしれませんよ!!
ザプレと本当のマダムヴァンでは、両方とも褐色の花芯なので、花芯の黄色い白王冠、藤娘、朝霞のような品種は生まれなかったかもと言う歴史的なロマンもあるかと…。
当時は、だれも疑うことなく育てられていたかと…。
おはようございます。
返信する古い花で有名な花ですのね。
花の説明を読ませてもらいました。
色々お花には、先生の思い出がありそうですね。
ありがとうございました。
こんばんは、
クレマチスは長く付き合っている植物なので、色々なエピソードがありますね!!
こんにちわ~
返信する昭和クレマチス品種間違えあるあるですか~
そんなに昔から先生は携わっていたんですね
私がクレマチスに本当に興味が出てきたのが
ここ数年ですからそういうご苦労が有ったのは
知りませんでした
3枚目の弥一がいいですね~
色も花姿も
こんばんは、
学生時代からですから、40年以上クレマチスとの付き合いがありますね!!
地元に、クレマチスの先生がいてあれこれ聞けばクレマチスの事勉強になるかもと、行ったのが運命的な出会いかと…。
弥一は、良い花ですよ!!茎が硬いので、早いうちに誘引しないとボキボキになってしまうのが欠点かと…。
こんばんは。
返信する私にとってクレマチスのイメージは当時マダムバンホーテと呼ばれてた、マリーボアスロなんですよね。
毎年、実家の四つ目垣に絡んで咲いていた白い花なんです。育ててみたいと思いつつ違うの買ってますが、ちゃんと育てられるうちにそろそろ買わないといけませんね。
弥一は光沢があるんでしょうか?花弁に光が反射しているように見えるのですが気になります。
こんばんは、
マリーボアソロは、銘花だと思いますよ!!大きな花が多数咲いて、遠くからでも人目をひく花かと…。
弥一は、光沢は無いかと…。紫姫や新紫玉、ブラックティーは咲き始めの時に、光って見えることもありますが…。
金子先生、こんばんは。
返信するクレマチスにも歴史ありですね。クレマチス第一人者である先生ならではのエピソードが聞けて良かったです。
こんばんは、
クレマチスに、歴史ありですね!!(笑い)
クレマチスと同じように古く付き合ってきている友達とは、あれこれと品種にまつわる情報交換が楽しい!
こんばんは。
返信するつくばは実験植物園ですし、むしろこういう歴史ある品種の維持という意味でも、こんなラインナップもいいのかなと思いました。
新品種のコーナー、なんてのもあると、尚面白そうですが、それはクレマチスの丘に任せましょうか(笑)。
おはようございます、
実験植物園。あれこれと、多様性と言うことで少しは新品種?は入れているようです…。
久しぶりに、ご縁ができたので、何かできることがあればと…。
金子先生
返信するクレマチスの歴史、先生だからこそのエピソード、興味深いものがありますね。
新品種として入ってきたものだと、誰も間違いに気が付かないでしょうね。
おはようございます、
色々とありますよ!!
イギリスに行った時に、カイウと言う品種を見たときに、白くてかわいいベル型の花が咲いていて、これはと思って購入してきて国内で咲かせてみたら、濁った感じの白でこれは違うと、別のナーサリーから輸入しても同じ色で、イギリスと日本の日照の強さが違うというのを実感したことも…。
海外の写真見ていて、この品種と思い輸入したものの、写真と色が違うと言うのが何回かあって…。
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