青い空にタイサンボクが咲き出しました。学名はMagnolia grandiflora(大輪のモクレンの花)、命名者はあのリンネ。花弁のように見える白い大きな花被片の内側に200本ぐらいの雄しべと100本ぐらいの雌しべがらせん配列しています。今から40年ほど前に北米の1億年近い地層から、これとそっくりの花(果実)の化石が発見・発表され、それには「最初の花」という意味の学名が付けられました。高校生の生物の教科書でも紹介されています。それを契機に花の化石の研究や進化の研究に火がつきました。
花(花被片)からは昆虫を引き寄せる匂いが出され、見てるとマルハナバチがぶんぶん。雄しべの花粉を食べに来ているように見えますが見た目にその跡はよく分かりません。あまり見続けていると日焼けしそうで退散。
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綺麗なお花ですね。
返信する白い花はいいですね。
この太い塊は、雄蕊と雌蕊ですか。
2:1で雄蕊の方が多いのね。
そうです
下の方に雄しべ、上の方に雌しべがあります。
確かに2:1ぐらいですね。
花好きかんちゃんさん、
返信する実は最近書かれた論文がありました。タイサンボク、1個の花がつくる花粉の数は約500万個、雌しべの中にできる胚珠(受精して種子になります)1個に対して、約4万個の花粉がつくられているそうです。すごいですね。もちろん必要以上の花粉量です。訪花昆虫に大量の花粉を提供していることになります。
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