千葉で単身赴任をしていた頃、武蔵御嶽山でレンゲショウマの群落を見て以来、関西ではなかなかお目にかかれないでいた。
ところが御所市の橋本院でレンゲショウマを見てきたという記事をあるブログで読み、早々に見に出かけた。こちらのレンゲショウマは植えられたもので、株の数は少ないが、木陰にひっそりと咲いていた。花を下に向け、ひっそり咲く姿がとても良かった。
我が家にも植えてあるが、陽が当たるのか、水が足りないのか、花芽が傷んでわずかしか残っていないので、これを参考にしたいものだ。
ちなみに橋本院は行基が開基し、鑑真が住職を務めたことがある高天寺が南北朝時代に南朝に与したため、北朝方の畠山基国や高師直らに焼き討ちされ、そのおよそ350年後の1677年になって、ようやく再興された経緯があり、現在では『観音さんと茶花のお寺』をうたい文句とし、境内には多くの花が植えられ、この日はハス、ヒオウギ、イワタバコ、ダリアなどが咲いていた。
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