秋と言えばコスモス。植物園内には数ヶ所、コスモスを鉢植え、地植えで展示しています。担当者の話では、広さはないが、種類の豊富さで勝負とか。その中に面白いコスモスをみつけました。もともとコスモスが含まれるキク科は、花がたくさん集まって咲きます。花の集合したものを花序と呼んで、キク科の場合は頭状花序(あるいは頭花)といいます。ヒマワリなど数えたことはありませんが、何千個の花が集まって花序をつくっています。
集まる花に2種類あって、ヒマワリやコスモスなどは花序の外側に1輪ある花を舌状花、中央にある無数の小さい花を筒状花と呼んでいます(写真左)。5枚の花弁が合着して筒状になっている点は、2種類の花で共通しているのですが、違いは、舌状花では5枚のうちふつう3枚の花弁だけが大きく舌のように発達し、それで舌状花と呼ばれます。
見つけた面白いコスモスでは5枚の花弁全てが発達して大きな筒をつくっています(写真中央)。名前をみると、ダブルクリックローズボンボンとか。なんとなく分かります。ま、変わりコスモスですね。このダブルクリックの中に、外側1輪加えてさらに内側の1輪が舌状花になったものまで見つかります(写真右)。夕方、若い女性の一群がコスモスにやってきて、そのうち一人が変わりコスモスをみつけて、何これー。
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