お盆が近づいてくると、なぜかミソハギの花が頭をよぎる。
なぜだろう? 特別な意味でもあるのだろうか。
ミソハギ、「禊萩」と書くようだ。
禊(みそぎ)とは、不浄を取り除く行為である祓(はらえ)の一種とされる。一般的に、川や海の水でからだを洗い清めることらしい。
また実際に、禊にも使われたとかでミソハギとなったとか。さらに、お盆の供花として用いられたことから、盆花(ぼんばな)、もしくは精霊花(しょうりょうばな)としての別名もあるのだとの解説が。
なるほどね! 花の名前の由来を辿ってみると、その花と日本人との関わりが見えてくる。まぁ、なかにはこじつけに近い説明もあるかもしれないが、面白いものだね。
実は、昨日、入間川地区の貸し農園付近をブラ散歩してみた。夏の真っ盛りともなると、その畦には女郎花や吾亦紅を見ることができる。
まだ早いかなとは思ったが、なにせこの天気だ。急ぎ足で突っ走る。花も引きずられて、早め早めに咲いているようだからね。
いつもの朝のミッションを済ませ、6時半に家を出る。途中、路傍に咲くいくつかの花を撮り流しながら、目当ての畦へ。
女郎花も、吾亦紅も、いずれも咲いていた。確か、いつもは8月に入ってから撮っていたように思うのだが・・・。
女郎花は秋の七草のひとつだし、吾亦紅も源氏物語に‘ものげなき’花として語られたほど、古から日本人との関わりは深い。
そして、そのいずれもが、盛夏の頃の印象と深く結びついてはいないか?
今日も狭山は35℃を越えるらしい。まだ7月なのにね。
幼き頃、お盆の頃に訪れた母の実家の田畑を駆け回るとき、これほどの暑さかと、ギラギラとした太陽をにらんだものである。
そんな時、禊萩やら、女郎花やら、吾亦紅などの花々が路傍に咲いていた。
どうも、気候にしても、もろもろの自然にしても、万物ことごとくが生き急いでいる気がしてならないのだが・・・。
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おはようございます。
返信する和名に日本人の情緒を感じます。
そんなに急いで何処へ行く…そんな言葉は死語ですね。
生き急ぐ~本当に万物ことごとく…同感ですが、
あと10年くらい私は足腰元気で動き回りたい。
運転は大丈夫かな?その頃には認知症検査が必要な歳!
免許更新?返納?
都会の友人達は歩き回り足腰達者…田舎の私は5分先も車。
改めなくてはと思いつつ、回覧板を届けに行く。
この暑さでは近所の家の前の花さえ眺める余裕がありません(笑)
この日は6時半に家を出ましたが、もう暑くてたまりませんでした。
今日も、35度越えが予想されてます。
昼間の買い物やブラ散歩は、命の危険さえ感じます(-_-;)
それにしても、極端なお天気が人々を驚かせています。冬のドカ雪に、夏の酷暑、降れば降ったで大きな災害を引き起こす。
しかし、こんな自然現象に負けてはいられません。あと、十年でも、二十年でも元気で頑張りましょうね。‘趣味園の主’なんて呼ばれるほどに、投稿を続けないと(笑)
こんばんは!
返信する4日ぶりに昨日花旅から帰りました。急遽変更し最後に出向いた乗鞍畳平の爽快さと高山の花達、下界をすっかり忘れました。秋の七草のワレモコウやオミナエシも咲き進み
一体この先はどうなるんでしょうね!我が家のワレモコウそろそろ終わり、侘びさびなんてどこかに行ってしまって、下
手したらフジバカマも咲きました!とか1年が10か月余りで終わりソウです。
お帰りなさい_(._.)_
お疲れじゃありませんか?
高原や山の涼気が、心気を励ましてくれましたか?
仰る通り、古き良き風習など、現実の時間軸とはかけ離れてしまうのかもしれませんね。
あの二十四節気など、記憶の彼方へと飛び去ってしまいそうです。
とびぬけて暑かったり、とめどなく降ったり、何とも味気ない環境になってしまいました。
かつての夏は、もっと長閑に暮らせたと思うのですが・・・。
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