Kite.comさんの園芸日記
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入間川河畔の野草

2019/09/14
入間川河畔の野草 拡大 写真1 入間川河畔の野草 拡大 写真2 入間川河畔の野草 拡大 写真3

 決して、終活という訳ではない。人が老いれば、調度品も同じように歳月を重ね、劣化したり、擦り切れりする。
 大方のものは、週ごとのゴミの収集で間に合うが、大きなものはそうはいかない。環境センターに依頼すれば取りに来てもらうこともできるが、相応の金額を徴収される。そこで、直接センターに持ち込むことになる。もちろん、ここでもある一定量以上には課金されるが、滅多に徴収されたことはない。
 この日は、古布やリプレースした絨毯やラグ、もう使わないであろうBoseのパソコン用スピーカーなどを持ち込んだ。かなりの量だと思ったのだが、案の定、フリーで通過することができた。

 帰りは、入間川沿いに上奥富運動公園や堰を通り、国道16号に出た。この辺りの河畔では、いろいろな野草を見ることができる。いや、決して珍しいものではない。いわゆる雑草の類だ。

 この時期目立つのはイタドリの花。タデ科イタドリ属の多年草だ。大方は白だが、時折、赤い花を見かけることがある。
 これもいく分赤味を帯びているが、あの名月草ほどではない。

 あっ、そう、そう、クズもこの時期の花だが、もう莢も出ているね。マメ科クズ属のつる性の多年草だが、一度蔓延ると始末に負えない。
 だが、本を正せば万葉の昔から、秋の七草の一つにも数えられた名流だ。根は葛粉として利用されていた。さらに、その根を乾燥させたものは「葛根」として広い範囲をカバーする生薬として重宝されものである。いまでも、風邪をひくと、葛根湯のお世話になる方は多いと思う。
 ほら、かつては藪医者のことを揶揄して葛根湯医者と呼んだという。風邪や胃腸の不具合、頭痛や腰の痛みでさえ、なんでもかんでもこの葛根湯を処方したからだとか。

 最後は、あのブタクサだ。キク科ブタクサ属の一年草。見ただけでくさめをもよおす方もいらっしゃるのでは・・・。

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