冬真っ只中である。野草系をメインに相手をしていると、この時期、ことのほか寂しいものなのである。
だからこそ、ちょっとした変化は見逃せない。それが野草系以外のつぼみだって、写真を撮らないでなるものかとしゃかりきとなる。
この原種系のクリスマスローズだが、つぼみが一つだけしかつかなかった。もうひと株は金輪際つぼみなど付けてやるものかと、全滅といった有様だ。実は、昨年、花後に地におろしたのだが、それがいけなかったのかもしれないね。
プリムラ・マラコイデスはこぼれ種からだが、貴重なつぼみだね。
ほらっ、ポレモニウム(西洋ハナシノブ)の葉が、寒さの中で輝きを増している。これはパープルレイン、黒葉エゾハナシノブとか、銅葉系とかいわれる品種らしい。
もう少しの辛抱だよ。暖かくなったら地におろしてあげる。そこで、伸び伸びと根を伸ばしてほしい。
最後の一枚は、そこここで萌している猫の額のホープたちだ。西洋マツムシソウ、ブラックレースフラワーやハナニラ(ジェシー)、ミノシライトソウやら八重咲きヒメリュウキンカ、そして、花後に枝を摘まみ挿した白花ムシャリンドウの栄養葉のいまの姿である。
う~んっ、春はまだまだ遠そうだね。
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