ワイルドタイムの種を購入しました。別名クリーピング・タイム「這い回るタイム」で、その名の通り匍匐性の多年草です。有名な定番のハーブです。発売元は藤田種子ですが、オランダからの輸入種子です。
学名はThymus serpyllumです。属名のThymus「タイム属」はもともとはギリシャ語で、近世に学名ラテン語に借用されました。立性のコモンタイムも日本のイブキジャコウソウもこのThymus属の一員です。和名では「イブキジャコウソウ属」と訳されています。
これに対して、種を表すserpyllumのほうはローマの昔からラテン語で使われてきた単語で、まさに「タイム」を意味する名詞です。
つまりThymus serpyllumとは「数あるイブキジャコウソウ属の植物の中で、古代ローマ世界において「serpyllum タイム」と呼ばれていた植物」の意で、このワイルドタイムこそ古代ローマの時代から薬草・香辛料として使われてきた由緒正しきタイムということなのでしょう。
英語では別名を「マザー・オブ・タイム mother-of-thyme」と言います。語源は分かりませんでしたが、motherには「原型」の意味があるので、これと学名を考慮すると「元祖タイム」もしくは「タイムの中のタイム」といった意味なのではないかと思っています。
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