Ｌemonと馬と鹿｜園芸日記byぬぬ｜みんなの趣味の園芸

写真1

米津玄師さんの『Lemon』という曲が大ヒットした2018年、私の記憶が全くない。
もちろん、たしかに生きていて、生活していたはずなのだが、”なんにも”思い出せない。

そこで日記を読み返してみると、なるほど第3子が生まれ、育児の合間にガーデニングをしていたようだった。
当時は、子どもが最優先、次が少ない時間で園芸作業をし、途中仕事も復帰して、園芸作業がない時にようやく自分の休息があった。

休息の時間は、「無音の空間」に身を置くことが至高で究極であった。
テレビは見ない、音楽、ラジオも聞かない。
耳では、コーヒーをすする音、雨の音は時々、それらだけ、目もつむって感覚を内に向ける。

Lemonの木は、実家の庭に今もある。
枝にはトゲがあって敬遠していたし、手つかずのため皮も分厚くて硬かった。
そんなことは憶えているのに。

呼べよ花の名前を一つだけと言うなら、『モクレン』って言うかなぁ。
紫木蓮よりハクモクレンが好きで、早春に咲くあの花姿を想像すると、あまりの美しさに少し身震いがしてしまう。
電球をつけて、妖精のランプとして機能したらいいのに。

なんだか、曲の歌詞のようにもなってしまったが、もちろんそんな才覚はない。
シンガーソングライターはすごいなぁ。
僕にはとてもできない。

写真は、キキョウ。第3子と同じく、最初に土台をきちっと作ってやり、後はあまり手をかけずに見守る。そんな余裕も出てきた2018年。


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