くろのすけさんの園芸日記
写真

他のプロフィール画像を見る

くろのすけさん  東京都
お気に入りメンバーに登録
2021年02月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28
カテゴリ
次の日記へ 

好かれ役のメジロ

2021/02/03
好かれ役のメジロ 拡大 写真1 好かれ役のメジロ 拡大 写真2

『縮景苔庭』
<写真>
サザンカの蜜を吸いに来たメジロ

ヒヨドリが嫌われ役としたらメジロは好かれ役。
その理由はだれの目にも明らかで、ヒヨドリは花のつぼみや畑のキャベツを食べて少々悪さをするが、メジロは見た目がかわいくて色もきれい。
かくしてヒヨドリは嫌われ役で、メジロはかわいいからみんなからミカンでもてなされる。

わたしが中学生の頃は、ヒヨドリもメジロもかなり山の中(東京でいえば多摩丘陵)に行かなければ見られない鳥であったが、2種類とも都市化によって増えてきた鳥だ。

昭和40年代から始まった高度経済成長に伴い開発により丘陵地や里山がなくなり鳥が住むところがなくなった。そのときにヒヨドリやメジロは都市(市街地)に進出して、自らの生き方を変え、都市に適応して個体数を増加させる道を選んだ。

公園や住宅地の木々も30~40年もすると成長して緑が充実して、メジロやヒヨドリの生活の場となった。
住宅地の周辺に残されたキャベツ畑などはヒヨドリが冬をしのぐ格好のえさ場となった。
公園や住宅地などでもツバキ類が成長してメジロのえさ場となった。

街路樹や我が家の庭にもあるモミジ、ケヤキ、カシなども営巣木として利用されるようになった。こうして都市に適応した鳥を「都市鳥」とも言われている。

その代表がヒヨドリ、メジロ、キジバトだ。ほかにもシジュウカラ、コゲラなどがいる。
カワセミまでもが都市鳥になりつつある。

次の日記へ 
みんなのコメント(2)

くろのすけさん
こんばんは

実家は23区内の西端ですが、近所の池にもカワセミがおり、早朝からカメラを持った人たちが並んでいて、びっくりしました。コサギも見かけます。善福寺池にはオオタカもいます。ヒヨドリは、こちらのホシムクドリのような存在でしょうか。中心街の広場に大群がおり、人間の食べ残しに群れています。

昨今のバイオ燃料ブームで、郊外では休耕田が減り、燃料用トウモロコシの耕作が激増しています。寄留する黒鶴が数万羽に増えた主因です。

先日のクロウタドリ日記に、トラフズクの声が聴けるリンクを載せておきましたので、よろしかったら覗いてみて下さい。

返信する

小春さん、こんばんは。

気が付きませんでした。
さっそくクロウタドリの日記に戻り声を聴かせていただきました。
大変参考になりました。
トラフズクのさえずりは意外と単純なリズムで低い声であることが分かりました。
ヒナの甲高い声、呼び声も聞かせていただきました。
クロウタドリのさえずりも聞かせていただきました。
お手数をおかけして、大変ありがとうございました。

みんなの趣味の園芸にログイン/登録する

※コメントの書き込みには会員登録が必要です。

会員登録がお済みの方は

会員登録をすると、園芸日記、そだレポ、アルバム、コミュニティ、マイページなどのサービスを無料でご利用いただくことができます。

ピックアップ
定期購読
投稿募集中 from テキスト編集部
見て見て!お気に入りの花

見て見て!お気に入りの花
自慢の植物・庭の写真を募集中!

みんなのマルシェ

みんなのマルシェ
自慢の畑・野菜の写真を募集中!