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万象は、らせん状に成長してゆく。
【 写真・左と中 】ウチへ来た時。
横・縦に長いフォーメーションで、万象にしては変わった成長の仕方だな、と思った。
【 写真・右 】成長してゆくにつれ、らせん状に葉を配列。
結局、万象の”セオリー通り”の姿に落ち着いた。
窓の断面が小さい。
昔はこういうタイプが多かった。
紋は「放射状の白線羽紋」
現在、品評会や専門書グラビアを飾るような銘品と比べるとかなりショボい紋だが、窓のデッカい派手派手しいのより好きだな、こういう慎ましやかなの。
万象は玉扇とごく近縁種で、玉扇の自生地・南ア 西ケープ州 小カルー地方の内陸の盆地に棲息してる。それも玉扇の自生範囲の中の特定の地域にだけ生えてる。
この地方は冬に雨季を迎える。(南半球なので日本とは季節が逆)
もっとも、冬と云っても日本のように氷点下にゃならないそうだが。
したがって、日本の蒸し暑い真夏を半休眠状態でやり過ごす。
玉扇が日当たりの良い場所なのに対し、万象は日陰の斜面に自生してるそうだ。
だが、かと言って日本で栽培する時は最低でも1万ルクス以上光量を当てないと見苦しく徒長する。
万象は全ハオルチア中最も成長の遅い種なので、一旦 葉が徒長してしまうと整形し直すのに相当の年数を要する。
ただし、直射日光の下じゃ日焼けしてほとんど育たない。
万象・玉扇の栽培にゃ、どうしても温室・フレームが必要だ。
秋〜春の最高温度の確保と遮光の増減が不可欠だから。
ほかのハオルチアコレクション
↓
https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_fh_album&target_c_album_id=24561
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こんばんは
返信するアルバムも拝見しました
私も軟派系から嵌りました
でも、アルバムの硬派系は素晴らしいですね
欲しくても高嶺の花過ぎて手も足も出ませんが
私には難しいので、見せて頂くのが
丁度よいと思えるようになりました
見て頂きかたじけない。m(._.)m
そう、今は男女問わず軟葉系が人気です。
硬葉系は一部のマニアがコレクションしてるようです。
とくにウチのはコエル(軟葉系の特徴もある)、冬の星座、スーパーストリエルくらいで、あとはすべて軟葉系です。
ハオルチアの栽培難易度はピンキリで、多肉植物の中でも大家族。
おまけに昨今の無秩序な交雑種の氾濫、聞いたこともない品種名(流通名)が跋扈し、小生の如きオールドファンはもはや諦めの心境。
せめて戦前の流行品種を細々と蒐集・栽培しノスタルジーに浸るのみ。
もはや古典園芸植物と化した観これあり。
やはり行き着くところ「好きなタイプ」では。
それが栽培容易ならば幸甚。
難物に挑むもまた愛好者冥利。
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