✨【ミラーボール】オブツーサ交配｜園芸日記by湯島臥牛｜みんなの趣味の園芸

写真1

写真2

写真3

ハオルチア属「ミラーボール」
Haw. hyb. ‘Mirror ball’
英名 : disco ball

素性はオブツーサの’交配作出種’という事だが、何の掛け合わせか判んない。

【写真左】
葉先に１本毛があり葉の縁にノコギリ状のノギがある。
条理は葉の先端でほぼ繋がってる。

そもそもオブツーサと云っても作出した元親まで遡ると大きく２系統に分かれる。
「クーペリー系」と「シンビフォルミス系」

葉の根元から上がって来た条理(葉脈模様)が葉先(チップ)で繋がってるのがシンビフォルミス系。
途中で切れて葉先がツルンと透明ドームになってるのがクーペリー系(ピリフェラ系)。

このミラーボールはご覧のように条理がチップ先端で繋がってるのでシンビ系という事になる。【写真左】

でも「メンデル優性」で雑種第一代の可能性もある。クーペリー系の血が入ってないとは言い切れない。
市場に出回ってるのはカキ子が多いだろうから。
(栄養系繁殖=親と同一の遺伝子)

長く栽培して大株になるとカットされたような葉面が反射して、まるでダンスホールのミラーボール(ディスコボール)みたいにキラキラして綺麗。

かえって日照不足の方が葉が徒長して全体が球形に育ち、文字通りミラーボールのようになるから皮肉だ。

こちとらそういう栽培はしない。
たとえ名前とかけ離れた扁平な姿になっても健全な株でないと気分が悪りぃ。
【写真中】

１枚ごとの葉は柘榴(ざくろ)の実のように小さくカットされ、それがミラーボールと命名された所以なのだろう。
【写真右】

葉は強光線を照射して栽培すると緑〜紫〜赤茶色と変色してゆく。
窓が透明な紫色になるとまるで”紫水晶”のようで観る者を魅了する。

さすがに赤茶色は日焼け症状だろうが、それを良しとするマニアもいるから世の中面白い。

成長も比較的早く、よく仔吹きするので盛んに株分け(分頭)され市場へ流れ価格は暴落、最近じゃ手軽に入手できるようになった。

かつての希少性は薄れ、すでに持ってる者の心境は複雑だが。

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みんなのコメント（4）

まみたろう 2018/12/07

こんにちは😃
今朝ほどはコメントありがとうございました。
気にして見ていると色々なお宅で水仙咲き出していますね香りがするのも良いです。

今年は多肉に挑戦してみましたが ⁇ばかりで良いのか悪いのかも分からずです
サンライズマム紅葉🍁するはずが全くその気配もなく徒長するばかり…
何かコツがありますか？

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湯島臥牛 2018/12/07

セダム属サンライズマムを紅葉させるには、
◯ある程度の寒さに当てます。
ただし、霜や雪を被せてはいけません。
明け方５℃を切るような日は前日夜までに暖か過ぎない屋内へ取り込んで下さい。暖房の乾いた風はいけません。
玄関などの寒い場所に。

◯水やりをごく少量に。
ただし、カラカラに乾かしてはいけません。
時々「瞬間輿水(こしみず)」をして用土を少し湿った状態に。

◯今からの時期、出来るだけ陽に当てて下さい。
曇った日も雨に当てないようヒサシの下で空からの光を長く当てて下さい。