.
ハオルチア「寿(ことぶき)」=H.レツーサ。
多肉愛好オールドファンにゃ懐かしい。
“レツーサ系"と呼ばれるハオルチアは大家族。
いわゆる原種、または掛け合わせ(ハイブリッド・異種交配種)を含め膨大な数の種を誇る。
その”直系”種がこれ。
【写真①】ウチへ来た時、子が吹いてた。
下葉の先の葉枯れが気になるところ。
業者ん所で温暖期に水切れしたものと思われる。
まぁ無理もねぇ、ものすげぇ数の株が温室にひしめき合ってるから、中にゃ”水やり漏れ”はあらぁな。
まして”駄物"だもの、売値が安しぃのでついつい扱いがぞんざいになる。
ホントはダメなんだけど、こちとらも身に覚えがねぇとも言えねぇやぃ。
お互い気を付けましょ。
こんな事を書くとまた女性に眉を顰(しか)められるが、昔は女性社員が二十代後半まで会社に在籍してると「◯かず後家」だの「オールド◯ス」などと陰口を叩かれたもの。
それはその女性も、そのような悪口を言われてるだろう事は常に感じている。
そんな女性にとっての花道は、人も羨む結婚退職をする事。
心無い陰口を見返す痛快事を「寿退社」と云った。
こいつぁこのハオにゃ何の関係もねぇ事だが、寿の名を思い出す都度に連想するのはジジイだからか?
ま、こちとら何とか担当大臣じゃねぇから、少々不謹慎な冗談をタレても社会的地位を失う事もあるめぇ。
言わせてもらやぁ、この節、何でもかんでもセクハラ・パワハラ・モラハラだのと目くじらを立てるウーマンリブ的女性が増えてるのも困ったものよぉ。
落語の熊さん八っつぁんを見てもらやぁ判るが、不謹慎だからこそ江戸っ子の啖呵なんだヨ。
真面目くさった事を言ってて誰が笑うかい。
おいらは「こうあるべきだ」って言ってるんじゃなく、あくまでも「昔はこうだった」と回想してるだけ。
野暮な曲解は遠慮してぇものだネ。
【写真②】根の出方を見てちょ(イヤミ調)
すんごいでしょ。
この旺盛な根張りこそが、この種の色の鮮やかさ・盛んな子吹き・剛健さを担保してるんだヨ。
【写真③】株分け完了。あったかい三月吉日。
ハオルチアの場合、株分けすることを特に”分頭”と呼ぶ。
こうした専用語があるのは、かつてハオルチア属が子吹きし群生するのが前提の植物群だった事を示してる。
しかしそれは、人間中心の天動説。
我々の直接の先祖が地球上に現れる以前から、これらの植物の先祖はアフリカ南部ですでに安気に暮らしてたのさ。
それを、失楽園の果てに堕落し切った人間どもが勝手に分類・評価した。
珍しいからって無慈悲に引っこ抜き、売らんがため船に乗せ遠い他国へ運んだ。
まるで奴◯貿易。その憐れな種族の末裔。
H.寿はその先祖に近い姿を残す。
そのはるかな“ハオ原点”の忘れ形見。
.
会員登録をすると、園芸日記、そだレポ、アルバム、コミュニティ、マイページなどのサービスを無料でご利用いただくことができます。
発見!!!(´゚д... 2024/04/25 | 開花遅れのサク... 2024/04/25 | 桜もおわり・・・ 2024/04/25 |
今日の花 2024/04/25 | マシェリシュシ... 2024/04/25 | 今日の虫(閲覧... 2024/04/25 |
湯島臥牛さん、こんにちは😊
返信する本当にすごい根❕
うちには、こんな根っこの多肉ちゃんは1人もいないですよー(笑)
ちわ。
記憶じゃ昭和50年代初め頃にハオルチア寿が出回ったような。
コンパクトな草姿と分厚い葉に眼を見張ったものです。
あの頃は見る物見る物が珍しく、全てが懐かしい。
ハオルチアの根っこは逞しいですよね~
返信する原点のお話は、なんだか切なくなりました。
でも、出会えて良かったって思います。
💪🍀✨寿はハオルチア軟葉系の中でも最も剛健な部類に入ります。
それでも真夏は半休眠状態になりますので、猛暑期の用土の過湿にゃ注意が必要です。十分な通風を心がけて下さいまし。
※コメントの書き込みには会員登録が必要です。