.
ロホホラ属「烏羽玉(うばだま)」今ごろ開花。
今年は異常だ。
いつも例年は6月初旬くらい。
ところが今年は今日が初花。2ヶ月以上遅れた。
盆前の初開花は長い栽培経験でも記憶に無い。
たぶん「梅雨寒(つゆざむ)」が続いたせいだろう。
関東以北だけだったが。
しかし、この事ではっきりした。
ロホホラ属の開花にゃ高気温が何日か続く必要があるという事。
東京都心の連日の猛暑が開花の引き金を引いたのは間違いないが、それがどのようなメカニズムで作動するのか知らない。
桜の場合、花芽は前年の夏に形成。
その後、気温低下と共に休眠。
休眠した花芽は一定期間、低温にさらされることで眠りから覚めて春を迎え、気温上昇するに伴い花芽が成長開始。
気温が高くなると花芽成長肥大に拍車がかかり、花芽成長のピークに開花する。
このように桜の花芽は秋から冬にかけての気温と春先の気温に大きく影響される。
晩秋にゃ桜の葉は冬の低温に備えるために「休眠ホルモン」を出し、花芽を硬くして翌年の春まで咲かないように抑制する。
桜は、早春の寒い日の「休眠打破」と呼ばれる花芽生育の起算日からの「積算日数」で開花予想が出来る。
桜の開花の起算日の目安2月1日以降の「最高気温」の積算が600度を超えると開花するという「600℃の法則」、2月1日以降の「平均気温」の積算が400度を超えると開花するという「400℃の法則」が知られている。
もちろん、ロホホラ属の開花がどういうメカニズムで行われてるのか研究は見たことねぇ。
この桜の開花の記述はまったくの余談。
【写真】の羽毛が黒ずんでるのはカビのせいだ。
春にフレームを密閉し高温多湿を期して「蒸し作り」を実行した結果、こんなに汚くなっちまった。
ビジュアル的にゃ失敗だ。
なお、相棒の「翠冠玉」は開花の徴候は無い。
一昨年(‘17)の開花↓
https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_mo_diary_detail&target_c_diary_id=393095
去年の開花↓
https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_mo_diary_detail&target_c_diary_id=475449
.
会員登録をすると、園芸日記、そだレポ、アルバム、コミュニティ、マイページなどのサービスを無料でご利用いただくことができます。
クルーズ船の出港 2024/04/19 | イングリッシュ... 2024/04/19 | ぐんぐんの効果... 2024/04/19 |
ネコヤナギ/モ... 2024/04/19 | サクラ/サクラ... 2024/04/19 | 庭の御衣黄(桜)... 2024/04/19 |
湯島臥牛さん、こんにちは😊
返信する素朴な色で、シンプルな 形ですね。
『花』ってカンジがたまらないです😊🐈💠
香りはどうなのでしょう❔
ともあれ、遅れても開花、おめでとうございます🙇
😺ちわ、geriさん。
本文にある通り、ロホホラ属はアイボリーの綿毛が魅力なんですが、カビの奴らにヤられました。
👃🏻花の香りは有りません。視覚で蜂や蝶をおびき寄せるんでしょ。
彼らの複眼にゃ人間が見えるよりもっと鮮やかに写ってるのかも知れません。
湯島先生こんばんは。
返信するわたしの2019/08/12の日記の返信コメントが出来ないので再度読んで頂けると嬉しいです。ありがとうございます😊
了解しました。
アドバイスはしておきました。お読みください。
.
※コメントの書き込みには会員登録が必要です。