湯島臥牛さんの園芸日記
写真

他のプロフィール画像を見る

湯島臥牛さん  東京都
お気に入りメンバーに登録
2020年02月
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
カテゴリ

初めてのセブ島🌴

2020/02/06
初めてのセブ島🌴 拡大 写真1 初めてのセブ島🌴 拡大 写真2 初めてのセブ島🌴 拡大 写真3

2008年12月18日(木)05:49



『初めてのセブ島』



            ※




はじめてフィリピンへ行ったのはダイブ・クルージングと称するパッケージツアーだった
 
成田からセブ直行 ピックアップでセブ港へ 
島めぐりをしながら それぞれポイントで潜るって寸法
 

到着日の晩は航行中の船室で一泊

メシはバイキング式でハポン(日本人)向けに味噌汁 やきそばもある
 
米はいわゆる外米でぱさぱさ 
何年か前 日本でも喰わされた記憶がある


食後デッキに上がってみたら満天の星

天の川もくっきり見えてすばらしい

昔 屋久島でみた星空でもこれにはかなわない 

いっぺんでご機嫌になった


キャビンの正面にはバーが開いててフィリピン人のバーテンがいる 愛想がいい 

ビールをもらって星を見ながら長椅子で寝そべる

バーは10時までで とうとう最後まで誰もデッキに上がって来なかった

日本人客が5〜6人いたが船室で何やってんだろ


翌朝目を覚して外を見ると 馬の背のような細長い島が先端をこちらに向けている セブの南端だそうだ

その脇にちょこんと小さな島が浮いている

スミロン島というらしい

一発目潜ってみて驚いた

サンゴの多様さと小魚の種類の多さ

カメもいた ロウニンアジのメートル級も見た


上がってからコーヒーを飲んでると船は動き出した

アポ島という所へ向かってるという

                  

何時間かしてアポ島に着いた


椰子の間に掘っ立て小屋が数軒ある

その隙間からわらわらオバちゃん達が出て来てうれしそうに手を振っている

ボートで上陸すると はたして寄ってタカって何か買えという

見ると風呂敷やら貝細工のアクセだ

いらねえと云うとあきらめて若い女の日本人客に食い下がる かなりしつっこい

おいら知らぬ顔してさっさとセッティングして潜行

 
さすがにスゴイ

バラクーダの渦  枝サンゴの平原  無数の小魚 
ギンガメアジの大群
 

その夜 母船で移動しながら例のデッキのバーで飲んでると若い日本人の男が寄ってきて自己紹介をする

何でも海上保安庁の船長さんとやらで休暇で来ているという

ツアー最終日の夜にセブ市のカジノへ行くので一緒に行かないかという      

余分な金は無いしバクチの趣味はないから断わった


次の朝 目の前にペッタンコの島が横たわっている

バリカサグというドロップオフで有名な島なんだそうだ

周囲2〜3Kmってとこか 標高が極端に低い


眺めていると何艘かのカヌーに乗ったオバちゃん達が 漕ぎ付けて来て大声で物を売ろうとする

そのバイタリティーはたいしたもの

にこにこして愛想が良い

東京の商売人も威張ってばかりいないで少し見習うといい

母船からボートに移り 少し岸寄りでエントリー

いやはや このドロップオフ(垂直の崖)はすごい

カレント(潮流)はきついがギンガメアジの渦

地形が面白い


ここで3本潜って 上がってシャワーを浴びていたら一時間だけ島に上陸できるという

まだ日も高いので行く事にした

ボートで上陸すると 白いサンゴのガラの砂浜に乗り上げているバンガーボート(アウトリガーの付いたでかいボート)の脇でヨチヨチ歩きの子供達が海に浸かって遊んでいる

周囲を見渡しても親らしい姿はない

この子達が溺れだしたら一体誰が助けるんだい?


そうしてるうちにオバサン軍団のお出ましだ

あっという間に取り囲まれ買え買えの大合唱 

中にはポケットを探るのもいる

しょうがない 1,500ペソ(当時のレートで4,000円位)持ってたので少しのつもりで買ってやった

しかし これがいけなかった

私も私も ってな調子で有り金ぜんぶ買わされそれでもまだ買えという

金はもうねえと財布をヒラヒラさせたら ひとりがそれをつかんで「 Change!」

つまり財布とみやげものを交換しろという

そうすると 私はTシャツ オラはビーサン 

バミューダは引っ張るわ グラサンは取ろうとするわ

中にはダイバーウォッチを外しにかかるババアもいる

何のことはない集団追い剥ぎだ

島見物どころの騒ぎじゃねえ 

フリ〇ンにされないうちにほうほうの体で船へ逃げ帰った

 
船でその話をするとチーフのやつ 
 
「今までうちの客であの島で1,500ペソも使ったのは 記録だ 」

って言いやがんの


そういう所だって先に言えっての ったく




.

「初めてのセブ島🌴」関連カテゴリ

みんなの趣味の園芸にログイン/登録する

※コメントの書き込みには会員登録が必要です。

会員登録がお済みの方は

会員登録をすると、園芸日記、そだレポ、アルバム、コミュニティ、マイページなどのサービスを無料でご利用いただくことができます。

ピックアップ
定期購読
投稿募集中 from テキスト編集部
見て見て!お気に入りの花

見て見て!お気に入りの花
自慢の植物・庭の写真を募集中!

みんなのマルシェ

みんなのマルシェ
自慢の畑・野菜の写真を募集中!