前回(2/22)の日記でご紹介したヘスペランサのポーシフローラとフミリスに再登場してもらいます。
というのは、昨シーズン(2019/11/13)の日記でご紹介したヘスペランサの交配株が、結局咲かず、今シーズン初開花してくれたので、そのご報告をしたいと思います。
交配は、H・フミリス×H・ポーシフローラです。
せっせと交配したのですが、結実率・発芽率共に低く、結局育ったのはひとつだけでした…。
でもその子が3年目の今年、美しく咲いてくれました~。
それがこの子ですっ!!(写真1枚目下段)
種子親のフミリスは、ほんの少しサーモンが入ってややくすんだピンクの丸弁で、中央の暗い赤のブロッチが暑苦しい印象を与えます。
一方の花粉親のポーシフローラは細弁で心もち紫がかったピンク1色です。
そしてこの両親からうまれた交配種さんはというと… 花弁の形も色もちょうど中間ですね~。
鮮やかなピンクで、ブロッチも明るい色です。
背丈も、フミリスは「背が低い」という意味の種名の通り、花茎がほとんど見えませんけど、交配種はポーシフローラの血も受け継いでいて、すこーしだけ花茎が伸びてますね(写真2枚目)。
葉っぱの色も中間です。
もう一度花のアップを(写真3枚目)。
両親は、雄蕊のはぜた葯(というか花粉)の色が全然違いますが、交配種さんはポーシフローラ似でしょうか。
でもよく見ると花粉が見当たりません。交配種なので不稔性なのかもしれませんね。
というわけで、結論です。
「この子(交配種)は、両親からいいとこ取りした別嬪さんですっ!!」
ところで、なんて名前で呼んであげればいいでしょう?
「ポーシフミリス」じゃあ芸がなさ過ぎだし…。
ピッタリな名前があったら是非ご提案下さいませ~。
(参考)昨シーズン(2年目)の交配種の日記:
https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_mo_diary_detail&target_c_diary_id=627002
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こんにちは。
返信する同じように園芸会社も、品種同士の交配を
繰り返してまた新たな品種を作り出したりして
いるのですよね。
植物によってはhetayokoさんみたいに個人で
交配を行い、新しい品種を作り出す方も。
知識がないと難しそうですが、
でも、コツをつかむと楽しそうでは
ありますね。
名前…色々考えてみたのですが
ポーシャとかポーリーヌとか、普通の人名っぽい
名前しか思い付きませんでした_(^^;)ゞ
ゆうきさん、こんにちは。
そっかー、女性の名前って手があったんでしたね。
それなら原種フミリス系のヘレナが花の感じも似ているし、思い出(↓)もあるので、ヘレナかエレーンかエレナにします。
https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_mo_diary_detail&target_c_diary_id=447768
こんにちは。
返信する朝ドラ風だと、『べっぴんさん』
今年のドラマ風だと『交配種~両親からいいとこ取りした別嬪さん~』
ですかね~
きゅーさん、おはようございます。
ははは、そうですねー。
私は普段交配や実生はやらないんですけど、たまーに魔が差すことがあります(笑)。
今年初開花しそうで楽しみにしているものがあと一種類あるのですが、べっぴんさんだったらご紹介しますね~。
紹介がなかったら、ぶさ○○さんだったということで…(笑)。
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