パンジーとビオラ｜園芸日記byフモトスミレ｜みんなの趣味の園芸

写真1

写真2

写真3

📷パンジー　よく咲くスミレ
(左)ブルーハワイ
(右)パイナップル
昨年の暮れ、サカタのタネガーデンセンターで様々な種類のパンジーとビオラが並ぶ中、ひときわ鮮やかな青紫と黄色い花が目に飛び込んで来て購入しました。

パンジーの系統的な育種は、1812年ごろイギリスで始まり200年以上の歴史があります。パンジーの基本的な原種であるビオラ・トリコロール(Viola tricolor )を中心に｢より大輪に、より丸く平らに、より色鮮やかに｣を目標に交配改良されてきました。
これはとてもパンジーらしいパンジーですね。

📷ビオラ
(左)おしゃれビオラ　ジョイ
(右)アンティークビオラ　ファルファリア
近くのHCで購入しました。

パンジーに対してビオラはもうひとつの原種ビオラ・コルヌータ(Viola colnuta)から発達してきた系統で、小輪の多花性のグループで非常に丈夫です。日本では近年、個人育種家により、バラエティーにとんだ花が作り出されています。交配も多岐にわたるのか、現在パンジーとビオラの区別は花の大きさでしか無いようです。

📷ビオラ　リトルコニー　夜空ノムコウ
すみれと同サイズの花が目にとまって同じく近所のHCで購入しました。

雑草的な小輪のビオラ・アルベンシス(Viola arvensis)と園芸ビオラとの戻し交配によるすみれ風のビオラがあるようですが、これもそのなかの一つでしょうか。

個人的には原種パンジー(パンジー・ビオラの原種となった地中海性のすみれたち)のほうがよっぽど素敵だなとすみれ愛好家は思うのですが。


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みんなのコメント（2）

pianonmama 2021/02/13

フモトスミレさん♪
おはようございます～(*^^*)

さすがですね！
読みごたえのある日記にうんうん(^^)
と楽しく読ませて頂きました☺✨

パンジーやビオラがとっても楽しくなっていますね！
自分の好みのものを見つけるのは楽しいです(((o(*ﾟ∀ﾟ*)o)))

原種に返ってまた楽しめるように原種は大切ですね♪

山に生える菫に出会ったら嬉しさは比べられないぐらい心踊ります♪

去年買ったパンジーとビオラは全く同じ大きさでした～(*^^*)
作出者のみぞ知るところですね(^^)

そんな面白さもあって、購買意欲をそそられて私のような場所がないベランダ園芸者は困りますが、趣味園さんのお陰で色々見せてもらって楽しませてもらっています
(*^^*)

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フモトスミレ 2021/02/13

Pianonmamaさん　コメント有り難うございます。

日記を読んでいただいて有り難うございます。

パンジーもビオラも新しい品種がどんどん出てきて百花繚乱、選ぶのに目移りがしますね。
趣味園の皆さんも好みの品種があるようで、色々と勉強になります。

パンジーとビオラが全く同じ大きさだったとか。
花の大きさが5センチ位だとグレーゾーンなのかもしれませんし、育種家さんによるのかもしれません。

日本はすみれ大国で、変種も含めたら約７０種類のすみれが自生しています。
郊外や山に入って小さなすみれが咲いているのを見つけると、とても嬉しくなりますね。
もうすぐすみれ散策の時期が訪れ、今からウキウキしてきます。