「日々」カテゴリの日記
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- 日付変更線を超えると昨日が戻ってくる。
私は一日若い私なのだろうか?
アリューシャン海溝を飛び越え...
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- 蒼天は丸いこの星のほんの薄い部分のみに張られた
大気の覆いであると、どこかに書かれてあった。
機内...
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セントラルパークの端っこの
回転木馬のゲートは閉まっていた。
小雨の降るマンハッタンの真ん中で
私...
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- 夜の上に昇り、海を越えると昨日の時間に着いた。
父と母が乗った車に手を振って歩き出し、
車窓から眺...
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- 空腹を抱えて帰路に着いていると、
別になんでもどうでもいいような気がしてくる。
途切れ途切れの虫の...
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- 信号の手前で歩行者の足元をぬって
白くぬるりとした生き物がちょよこまかと歩くのに
気付いた。
尾...
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- 旅懐 杜荀鶴 晩唐
月華星彩坐来収 月華 星彩 坐来収まる
嶽色江声暗結愁 嶽色 江声 暗に...
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- 天問 屈原
曰遂古之初 曰く 遂古の初、
誰傳道之 誰か之れを伝え道える。
上下未形 上下 未...
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- 人生で10回目に引っ越した部屋は、大きな窓の部屋だった。
思いついたその足で不動産屋に駆け込み即決し...
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- 感情はいつも私の後ろをついてくる。
窓の外は土砂降りで、稲光が私の手元までやってくる。
大きな硝子...
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- なにがこわいかわからないけれど、
あたまのなかがふあふあしてふあんです。
頭は痛くないから薬は呑ん...
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- かずかぎりもしれぬ虫けらの卵にて、
春がみつちりとふくれてしまつた、
げにげに眺めみわたせば、
どこ...
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- 桜の散る下で共にファインダーに収まろう。
季節が巡って花の下を通れば必ずお互いに思い出すように。
...
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- 一番低い木にも梢はあるし 蟻にも恨みはある
蠅にもいら立ちはあるし 火花にも熱さはある
ほっそりと...
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- ・意思と想像力が争えば必ず想像力が勝つ。
・意思と想像力が一致すればその力は和でなく積である。
・...
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- きょう君のB面をちらと見たような
やや罪深きコンタクト外す 敷田八千代
君に似し姿を街で見...
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- 安っぽいプレハブの床に傘から滴る雨水が
どんどん沁みていくのをぼんやり眺めている。
街路に植えられ...
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- その時の私はただただ「何か」を探しているだけだった。
その「何か」がなんなのかはわからず、
どうし...
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- 東京の車窓からの夜景が好きだと父が言う。
明るい車内から眺める暗い街のきらびやかなネオンの街並み...
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- 君のその手で私の頬を包んで。
お互い氷のように冷え切っているから、
あとは死を迎えるように眠りにつ...
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- 都内某所にて発見したクラゲシャンデリア。
ヤバい。
こんなん部屋に一杯吊りたい。
これ見ながら寝たら...
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- 回送列車はどうして灯りをつけたまま走るんだろ。
空っぽのままで突き進むのは
寂しくなるからって知っ...
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- 流し台のステンレスの上を洗剤の泡が行くように、
入道雲が季節を含んで流れていくのを
夕暮れのベラン...
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- 音楽は要らない。音楽はまるで必要ない。こんな時間にあいてるのは酒場くらいのものだが、しゃんとした...
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- 詠織女 劉孝儀
金鈿已照耀 金鈿 已に照耀するも
白日未蹉跎 白日 未だ蹉跎たらず
欲待黄昏...
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- まだこの先があるんだ。
まだここまでしか来てないんだ。
まだ出来て無い事があるんだ。
まだ、まだ、ま...
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- 洋上を通り過ぎる雨の音はどんなふうに聞こえるんだろうか。
水溜まりの中に突っ立った自分の足元を見詰...
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- 和羅辞典を古本屋で見つけて購入。
本当は羅和辞典が欲しいんですけど・・・・。
植物ラテン語事典と植...
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- 久しぶりに、なんだか興奮するサイトを発見。
「夢に出てきた奇妙な単語達」
http://www.k5.dion.ne.jp/...
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- 今夜はやけに赤いテールランプの光が
目に刺さるから、
野焼きのつもりで街に火を放とうか。
部屋に...