ラケナリア・ビリディフローラ の実生Ⅰ~翡翠(あお)の夜明け~

たび☆びと
たび☆びとさん
成功談
植物名 ラケナリア
品種名 ビリディフローラ(Lachenalia viridiflora)
地域 埼玉県 場所 栽培形態 鉢植え
日当たり 日なた(半日) 満足度
ジャンル 草花 山野草・盆栽 タネから育てる

栽培ストーリー(わたしの育て方レポート)

ラケナリア・ビリディフローラ の実生Ⅰ~翡翠(あお)の夜明け~

ラケナリア・ビリディフローラ の実生Ⅰ~翡翠(あお)の夜明け~

作成日:2018/01/24
最終更新日:2023/07/13

南アフリカの西海岸はセントヘレナベイ近くの限られた地域の、日当たりの良い花崗岩のガレ地や草原に自生する多年生の半耐寒性球根植物。

20cmほどで多肉質の根出葉を2~4枚持ち、その中心から15~20cmほどの花茎を直立させ、その先端に2.5cm程の細長い管状でエメラルドブルーの花を複数咲かせる。
葉には褐色の斑点があるモノと無いモノが存在する。
腐植質の土を好み、日射量が少ないと葉が徒長しやすい。
冬型の植物だが、ひどい寒害を受けると正常に開花しなくなる。

市場に出回っているのは野生種がほとんどだが、品種改良された栽培品種も稀に流通する。

< USDA Hardiness Zone:9-10 >

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  • 生育(2018/01/20)

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  • 発芽確認(2018/10/14)

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  • 花芽(2018/12/01)

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  • 開花(2018/12/08)

    11

  • 花の摘み取り(2019/01/06)

    12

  • 休眠(2019/05 … 上旬)

    13

  • 培土作成(2019/09/08)

    14

  • 球根の植え付け(2019/10/06)

    15

  • 発芽~成長開始(2019/10/29)

    16

  • 脇芽ボーボー自由の(2019/11/24

    17

  • 開花!(2019/12/28)

    18

  • 充実の4年目(2020/02/24)

    19

  • 日記忘れてたw(2020/05/26)

    20

  • さてとっ(2020/05/27)

    21

  • 2020年、始動(2020/09/12)

    22

  • 発芽(2020/10/04)

    23

  • 出そろった?(2020/10/11)

    24

  • 開花♪(2020/12/07)

    25

  • 高見山(2021/02/15)

    26

  • 今年もこの時期(2021/10/09)

    27

  • 発芽だよん(2021/10/25)

    28

  • 惨状と反省と私(2022/03/13)

    29

1.はじめに

我が家の庭に目を引く植物を!

と、ネットサーフィン(枯)していると、偶然見つけたこの植物。

近所で売ってる種子ほど安くはないが、手の届かない値段でもない。

なにより、この花の色!この珍しそうな雰囲気!w

耐寒性も-5℃ぐらいまでは行ける(霜は避けた方が良いらしいけど)みたいだし。

苦手な寒~い冬場の管理も厳格にしなくて良さそう!w

というわけで、早速購入して実生に挑戦です。

2.播種(2016/10 … 初旬)

ネットで入手した種子5個で実生に挑戦です。

育苗用のジフィーポット(2号※5.5cm)に市販の種まき用の土を入れ、試しに1鉢に1粒ずつ、計2鉢に播種しました。

ジフィーポットは保湿を目的に同じサイズのポリポットに入れ、戸外(玄関先の半日蔭)で管理しました。

この後、残しておいた3粒の種を、袋ごと誤って破棄してしまいました、無念 …

仕方ないので、しっかり育てて分球させようと思います。

3.発芽(2016/10 … 中旬)

2~3週間ほどで、2鉢共に揃って発芽しました。

細い緑色の針のような芽が、1本ヒョロっと生えた記憶がうっすらあります。

その後、長さ、太さ共に爪楊枝の1.5倍ほどの多肉の1本葉に成長しました。

4.生育(2017 … 初夏)

時期は少しズレていますが、両鉢ともに多肉の1本葉が萎れましたが、枯れ落ちる前に新しい1本葉が生えてきました。

新しい葉は、以前の葉よりもサイズが一回り大きくなりました。

ちなみに、ここ1~2年で急速に国内サイトにラケナリアの情報が増えました。

助かります(-^

5.植え替え(2017/09 … 下旬)

この植物の生育期が秋~春のため、ワンサイズ大きめの鉢(3号プラ鉢)に植え替えました。

土は、底石の上に赤玉(6):腐葉土(3):バーク(1)に豚糞と油粕を少々。

まぁ、微々たるサイズアップの為、土の追加は微量です。

崩れ落ちるジフィーポットごと移植しましたが、根は見えませんでした。

情報通り、根張りの少ない植物のようです。

6.生育(2018/01/20)

ラケナリア・ビリディフローラ の実生Ⅰ~翡翠(あお)の夜明け~ 生育(2018/01/20)
子供がひっくり返したりホースでこすったりで傷だらけwですが、元気に成長しています。

厳寒期は、晴れた日中は戸外で日光浴、夜は室内(玄関)と、珍しく手をかけています。

通常、もっとスパルタ(手抜き?)ですが、入手しにくい植物はなんとなく過保護になってしまいますw

厳寒期を超え、次の段階(多肉の2枚葉)への成長が楽しみです。

7.球根の掘りあげ(2018… 晩春)

うちのビリディフローラも播種から3シーズン目を迎え、そろそろ開花してもよい年頃w

開花を前にプラ鉢から素焼き鉢に植え替えたいと思います。

それに先立って初めての球根の掘りあげをしました。

親指の爪程の小さくも立派な球根が2個。

根張りは…やはり遠慮がちで少な目です。

球根は、土を掃いキッチン用の水切りネットに入れて台所の隅にぶら下げます。

間違わないように名札も付けてあげました。

8.球根の植え付け(2018/10/06)

球根が2個しかないので、4号の素焼きの鉢へ植え付けます。

枯れたポリポット数個の用土を集め、ふるいで根などを取り除き、赤玉土と腐葉土を足して量を調整します。

元肥として、豚糞、骨粉(緩効アルカリ化)、マグァンプ(大粒)を少々混ぜ込みました。

3cm程度の深さに球根を植え付け、鉢底から出る水が透明になるまで灌水。

最後に希釈メネデールを少々かけ(おまじないw)て終了。

9.発芽確認(2018/10/14)

ラケナリア・ビリディフローラ の実生Ⅰ~翡翠(あお)の夜明け~ 発芽確認(2018/10/14)
4日目ぐらいで片方の球根の発芽を確認しました。

生命力に感心するも、もう片方の芽がなかなか見えてきません。

油粕の入れ過ぎなのか用土の表面が硬化しており、カビらしきものも…

心配になり、ついつい球根を掘り返してしまいました。

芽は出ていませんでしたが、元気に根を張っていました。

後悔…

子育て同様、信じて待つことの大切さを痛感w

丁寧に戻してたっぷり灌水しておきました。

10.花芽(2018/12/01)

ラケナリア・ビリディフローラ の実生Ⅰ~翡翠(あお)の夜明け~ 花芽(2018/12/01)
一方の株に、立派な花芽が立ち上がってきました。

もう一方の株も、株本に花芽が出来ています。

やはり花が咲くシーズンは最初から葉が違いますね。

花を咲かすぞ!という気合の入った大人の葉が生えてきますw


さて、播種して2年とチョット。

そろそろ待望の花を見せてくれるようです。

11.開花(2018/12/08) 注目!

ラケナリア・ビリディフローラ の実生Ⅰ~翡翠(あお)の夜明け~ 開花(2018/12/08)
2016年の秋に播種してから3度目の冬を迎えたビリディフローラ。

開花を始めました。

開花に時間がかかる草を、ちゃんと育て続けて花を咲かせられるようになった自分に驚きです。(ちゃんと育てたかどうかは、異論もあるでしょうが…w)

喜び勇んで嫁に見せたら「葉や茎の水玉模様が少しグロイ…けど、花はとても綺麗!」と褒められ?ましたw

ま、喜びを共有できる人が近くに居てくれる事に感謝です♪

12.花の摘み取り(2019/01/06)

ラケナリア・ビリディフローラ の実生Ⅰ~翡翠(あお)の夜明け~ 花の摘み取り(2019/01/06)
初開花なので、いつまでも見ていたいビリディフローラの花ですが…

既に花茎最上部まで開花してずいぶん経ち花の色も退色してきました。

球根のことを思うと早めに花を摘み取った方が良い気がします。

咲いた花を種も取らずに摘むのは苦手なのですが…w

花茎を切り飛ばして、そこから細菌感染とかは避けたいです。

よって、花もある程度のサイズがあるので、ヒヤシンスを手本に弱った花を一輪ずつ摘み取りました。

13.休眠(2019/05 … 上旬)

ラケナリア・ビリディフローラ の実生Ⅰ~翡翠(あお)の夜明け~ 休眠(2019/05 … 上旬)
播種してから2年以上。

3回目の冬を迎え待望の花を咲かせてくれたラケナリア2株が休眠に入りました。

使用した培土に若干不満があるため、予定を変更して今年も球根を掘り上げます。

また来季は、根張りの少ない性質に合わせて鉢を平鉢に変えようと思います。

球根を丁寧に掘り出して土を掃い、ネットに入れて、日のあたらない風通しの良い場所で保管します。

なお、球根の消毒はしません。

14.培土作成(2019/09/08)

ラケナリア・ビリディフローラ の実生Ⅰ~翡翠(あお)の夜明け~ 培土作成(2019/09/08)
9月下旬から10月上旬の球根植え付けをにらんで培土を作っておこうと思います。

去年は植え付けから初開花までかなり順調に進んだので、全く同じ環境を再現しても良いのですが…

赤玉土ばかり目立つ培土が、見た感じなんとなく雰囲気が出ないというかw

よって、今年はもう少し有機質を足したいと思います。

去年の土に牛糞と腐葉土を3割ほど混ぜ、隠し味に油粕や骨粉、豚糞を小さじ1杯ずつ加えます。

15.球根の植え付け(2019/10/06)

ラケナリア・ビリディフローラ の実生Ⅰ~翡翠(あお)の夜明け~ 球根の植え付け(2019/10/06)
5月に掘り上げて、100均の排水ネットに入れてキッチンの片隅にぶら下げておいた球根。

痛めることなく夏を越せました。

さて、植え付けです。

4.5号の素焼きの鉢に2~3cmほど底石を敷きます。

球根の下3~4cmあたりに肥料を敷きたいので、まずは2cmほど土を入れます。

マグァンプ大粒を撒いたら更に3~4cm土を入れ球根を配置します。

さらに覆土が1cmとなるように土を入れて完了です。

16.発芽~成長開始(2019/10/29)

ラケナリア・ビリディフローラ の実生Ⅰ~翡翠(あお)の夜明け~ 発芽~成長開始(2019/10/29)
植え付けて5日目で最初の芽、翌日に次の芽が土から顔を出しました。

球根の植え付け時にルートンをまぶす予定でしたが失念しましたw

代わりに植え付け1週目からメネデール(100倍希釈)で発根を促進させます。

超ちびっ子球根も1つ植えましたが、発芽は確認できていません。

今シーズンはトリトニアと一緒に、施肥を控えめに進めたいと思います。

さぁ、今年もあの神秘的な花を見せておくれっ!

17.脇芽ボーボー自由の(2019/11/24

ラケナリア・ビリディフローラ の実生Ⅰ~翡翠(あお)の夜明け~ 脇芽ボーボー自由の(2019/11/24
片方の株が株元から激しく脇芽を出しています。

地中では分球がかなり進んでいるモノと思われます。

購入した5粒の種子のうち3粒を紛失した私ですが…

今年、その紛失分をカバーできそうですw

ちなみに去年分球した超ミニ球根も、しっかり発芽して可愛い葉っぱを一生懸命伸ばしています。

もう片方の株は、上からのぞくと中心に花芽が見えます!

今年もあの神秘的な青い花が見られそうです♪

18.開花!(2019/12/28) 注目!

ラケナリア・ビリディフローラ の実生Ⅰ~翡翠(あお)の夜明け~ 開花!(2019/12/28)
今年もしっかり開花してくれました。

去年より3週間ほど遅いですが…w

球根を植え付けた日は去年と全く同じです。

しかし今年は、球根を植え付ける深さを少し深めにしました。

また、元肥をずいぶん少な目にしています。

その影響でしょうか?

花茎も少し短い気がします…

でも、今年は分球した子株にも可愛い花芽がついていて、昨年より賑やかな鉢になりそうです♪

さて、開花したので追肥を始めます!

19.充実の4年目(2020/02/24)

ラケナリア・ビリディフローラ の実生Ⅰ~翡翠(あお)の夜明け~ 充実の4年目(2020/02/24)
2つの親株は去年同様に立派に開花してくれました。

更に班入り株の方は、分球した子株達も親株の周りで可愛く開花しました。

う~ん、順調です♪

と、2月上旬に子株の花を確認して以来、放置気味で花ガラが着きっぱなしw

種出来ちゃうし、球根が弱っちゃう…

早く花ガラを…

って待てよ、こうなったら採種を目指すのも…w

と言うわけで、子株のみ花ガラを摘みました。

20.日記忘れてたw(2020/05/26)

ラケナリア・ビリディフローラ の実生Ⅰ~翡翠(あお)の夜明け~ 日記忘れてたw(2020/05/26)
あ~。

更新忘れてましたw

親株の花ガラを摘まずに採種を目指しましたが…

結局、結実してませんでした。

自生地には、この植物に特化した花粉媒介生物(虫など)が居るのかもしれません。

で、全ての株が3月下旬には休眠に入りました。

今回はトリトニアと同じく、球根を掘り上げずに鉢のまま夏越しさせたいと思います。

鉢ごと雨の当たりにくい軒下などで秋まで待機です!

21.さてとっ(2020/05/27)

ラケナリア・ビリディフローラ の実生Ⅰ~翡翠(あお)の夜明け~ さてとっ(2020/05/27)
栽培もなんとなく板についてきた感じです。

ほんとラケナリアは丈夫で育てやすい植物でした。

しかもビリディフローラの花は神秘的だし♪

採種からの実生繁殖など、まだまだやることはたくさんありますが…

以降、とりたてて公開するような事はそれほどなさそうです。

次の開花時にタイトル画像にできそうな写真を撮影したら、この「そだレポ」も大団円ですかねぇ。

※写真は今シーズンの開花時のもの

22.2020年、始動(2020/09/12)

ラケナリア・ビリディフローラ の実生Ⅰ~翡翠(あお)の夜明け~ 2020年、始動(2020/09/12)
毎年、10月上旬に球根を植え付けていましたが…

育て方を確認したら植え付け適期が9月頭~10月上旬となっていました。

よって、今年は例年より3週間ほど早めに植え付ける(起こす)ことにしました。

今年は開花・休眠後に球根を掘り上げていません。

鉢を雨の当たらない場所に移動し、完全断水で夏を越しました。

で、準備。

土はいじらず緩効性肥料と牡蠣殻粉をパラパラ撒き、たっぷり潅水して作業完了♪

23.発芽(2020/10/04)

ラケナリア・ビリディフローラ の実生Ⅰ~翡翠(あお)の夜明け~ 発芽(2020/10/04)
土を破って、芽が3つ顔を出しているのを確認しました。

昨年より1週間ほど早い発芽です♪

球根の植え付けは昨年より一月ほど早いのに、発芽は1週間ほどしか早くありません。

ということは、この地域だと発芽の適温は9月末~10月頭なんでしょう。

速いと1週間ほどで発芽するので、植え付けは9月中~下旬がベストかもしれません。

今シーズンも翡翠(ひすい)色の神秘的な花をたくさん咲かせて欲しいです♪

24.出そろった?(2020/10/11)

ラケナリア・ビリディフローラ の実生Ⅰ~翡翠(あお)の夜明け~ 出そろった?(2020/10/11)
芽が出そろったようです♪

2粒の種子から始まったビリディフローラ。

数えると10株あります。

5シーズン目を迎えてずいぶんにぎやかになってきました♪

2株のうち、片方が斑あり、もう片方が班なし、と運良く分かれたのですが…

斑ありの方が優勢のようで、班なしの株はなかなか増えません。

班なしの株は20%(2/10)ほどです。

25.開花♪(2020/12/07)

ラケナリア・ビリディフローラ の実生Ⅰ~翡翠(あお)の夜明け~ 開花♪(2020/12/07)
今年も無事に開花を始めました。

今シーズンは株を締めることを目的に潅水を減らしています。

具体的には軒下管理で7~10日に1回程度です。

元肥はほとんど入れず、追肥もリンカリ肥を2gほどを1回。

液肥も潅水の3回に1回ほど。

結果、例年と比べ全体的に花茎は短く葉も小ぢんまりとしています。

良かったのか悪かったのか判断がつきません…w

とりあえず今後は液肥や活力剤の頻度を上げてみます♪

26.高見山(2021/02/15)

ラケナリア・ビリディフローラ の実生Ⅰ~翡翠(あお)の夜明け~ 高見山(2021/02/15)
今年は1月中に花が終わり花ガラを摘みました。

5株ほど開花し…

小さい子株は花茎が根元から簡単にスポッと抜けました。

大きい親株も同じように根元から花茎を…

って、ズボッと根っこごと抜け…

ん~、無かったことにしてw

親株は花を一輪一輪むしりました♪

で、その頃から葉はグデェ~とだらしなく横たわるようになってます。

それからは、2週に1度程度で液肥とメネデールで肥培~肥培~♪

27.今年もこの時期(2021/10/09)

ラケナリア・ビリディフローラ の実生Ⅰ~翡翠(あお)の夜明け~ 今年もこの時期(2021/10/09)
今年も球根を植え付けました。

培土は適当な廃土に赤玉と腐葉土を3割ほど混ぜ合わせ…

苦土石灰を混ぜ込み一週間放置後、更に豚糞、骨粉、マグアンプ大粒など肥料を少々混ぜ込みました。

今年も綺麗な青い花を咲かせてくれると良いなぁ♪

で、そだレポも残すところ数枚となりました。

子供の頃から2日以上日記が続いたことが無い私が良く頑張ってますw

今シーズンが最後のレポートになると思います♪

28.発芽だよん(2021/10/25)

ラケナリア・ビリディフローラ の実生Ⅰ~翡翠(あお)の夜明け~ 発芽だよん(2021/10/25)
2週間ほどで最初の芽が顔を出しました。

活発に根を伸ばす発芽の時期は、週一ほどの頻度でメネデールを与える予定です。

期間的には発芽から2~3週間ほどですかね。

その後、月一回程度の液肥に切り替えようと思っています。

花ガラ摘みをサボっているせいか、球根が小さくなっている気がしますw

今年は気持ち肥料多めで、花ガラ摘みも早めに、の予定で進めます。

ちなみに潅水は控えめで行く予定です♪

29.惨状と反省と私(2022/03/13)

ラケナリア・ビリディフローラ の実生Ⅰ~翡翠(あお)の夜明け~ 惨状と反省と私(2022/03/13)
今シーズンは花が咲きませんでした。

葉も小さくかなり哀れな姿で店じまいを迎えそうです。

一昨年、昨年とかなり良い感じで生育していたんですが…

去年、花ガラを摘むのが遅かったかなぁ…

土を大きく変えた記憶が無いし連作障害?

この様子だと来年分の養分も十分で蓄えきれずに休眠突入でしょう。

来シーズンはおろか、数年先まで影響を引きずりそうな予感がw

嗚呼、因果の螺旋に数年は服役ですかね♪

開花期

わたしの育て方

埼玉県南西部の平野部市街地(Hardiness Zone:9a)で栽培。
https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_mo_diary_detail&target_c_diary_id=633106

🌱栽培環境
 鉢植えで日向(1~3時間)に置く。
 厳寒期は、昼は定位置、夜は室内(玄関)へ移動。
 🚩日光を好むので、良く日が当たる場所に置く!

🌱水やり
 日当たりが良く雨量の少ない草原に自生するため、乾燥気味に管理する。
 土が乾いてから2~3日以上は待つように…

🌱肥料
 3ヶ月に1回マグァンプ(小粒)を1つまみ。
 月一程度で薄めの液肥と活力剤を適当に…
 花後は追肥をタマネギ用肥料に変更したり。

🌱病気と害虫
 特になし。

🌱用土と鉢
 🚩中性~弱酸性の腐植質土壌を好む。
 ジフィーポット(2号)に播種。
  ⇒ 赤玉(6):腐葉土(3):ピートモス(1)。
 1年後、プラポット(3号)に植え替え。
  ⇒ 赤玉(6):腐葉土(3):バーク(1)に豚糞、油粕を少々。
 更に1年後、素焼き鉢(4号)に2株を1鉢にまとめて植え替え。
  ⇒ 他の鉢で使用済みの土に刻み腐葉土、豚糞、骨粉を少々。

🌱主な作業
 🎈球根の植え付けは9月上旬~10月上旬。
 🎈2~3cmの間隔で、5~10mm覆土の🚩浅植えで植え付け。
 🎈花後は硫酸カリと液肥(隔週)で肥培。
 🎈毎年の球根の堀り上げは必要はない。
 🎈休眠期(夏)は雨の当たらない風通しのよい場所に移動。
 🎈株が混み合ってきたら休眠時に掘り上げて植え替え。
 🎈栽培環境で結実させるには🚩人工授粉が必要。

■□■ 栽培者のつぶやき ■□■
💬2018/12/11
冬場の潅水は朝やらないと凍りそうで怖いじゃないですか?
早起きは苦手なので…寒くなると自然と水やりの回数が減ってしまいますw
そうなると、冬場が生育期の南アフリカの植物への灌水は、自分の生活パターンと合わないかな?と思いきや。
みんな意外と強いですw
平日1回、気温が高めの夜に灌水。
週末に1回、午前中に灌水、の週2回でうまく回っています。

平日で気温が高めな夜が無い時は、夜の潅水後に室内(玄関)に取り込み、翌朝外に出します。

今ぐらいのペースでの灌水で問題が起きないように、培土の保水力をうまく調整したいですね。
次回の植え替え時は、培土に少しバーミキュライト(細粒)混ぜて保水力の向上を図ってみようかな。

💬2019/05/21
今季は待望の開花を迎えて、とてもうれしい年に!
来季の更なるステップアップに向け、再度情報を収集。

発根促進を目的に、球根は植え付け時にルートンをまぶす。
根は植え付け後の1ヶ月間に一番成長するため、植え付けの翌週から更に週一で薄めのメネデールを与える。
ルートンでたくさん出た根を、メネデールでバスバス育てるイメージ♪

葉が伸びきったら灌水を控えめにして株を引き締める。

球根は花後に肥大(翌年用に養分を溜める)するので、花が終わる頃から硫酸カリを追肥。

💬2019/06/10
トリトニアでは仁丹サイズの球根がバンバン発芽しているので、ラケナリアのチビ球根も植え付けます!
2年後くらいには開花しないかなぁ…

💬2019/10/07
ラケナリアは🚩浅植えが良いみたいです。
ちなみに来年は掘り上げないつもりなので元肥はマグァンプ大粒を。

💬2019/11/26
葉がむくんだ感じでグッタリしている時があります。
潅水した翌日とか2日後にフニャンとしてる気が…
潅水を週2~3回から週1回に変えます。

💬2019/12/27
どうも潅水に関係なくグニャっとしてます。
🚩日照が不足すると葉が垂れ込むのかも?
寒さが影響している可能性も捨てきれませんが…

💬2020/01/26
葉がフニャり続けていますが、枯れる気配はなく開花も順調。
あまり気にしなくても良い?

💬2020/10/04
昔調べた時はアルカリ土壌好きとなっていたはずなんですが、調べなおしたら酸性土壌好きだった…w

💬2021/10/09
4号の素焼き鉢に浅植え(覆土1cm程)しました。
今シーズンは徒長対策で窒素控えめ、水分控えめで進めます♪

💬2021/11/12
受粉を調査。
南アフリカのラケナリアの仲間は、ミナミゴシキヨウチョウという体長12cmほどのスズメの仲間によって受粉されるそうです。
この鳥は、ハチドリのような長いくちばしで花の蜜を吸って暮らしているそうです。
日本では人工授粉を頼るより方法は無いようです。
みんなのコメント (11件)

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