1.ステーキ用の鉄板をのせる板です
百円ショップの台所用品コーナーでみつけました。ステーキ用の鉄板をのせるための板として売られていました。大きさは長い方が25.5cm、短い方が13.5cmです。一枚板で表面が焼いてあるので、耐久性の面からも屋外に掛けても大丈夫だと思います。縦に使っても、横に使ってもいいと思いますが、横使いとして作ってみます。
2.アルミのワイヤーを用意します
アルミのワイヤーを用意します。これも百円ショップやホームセンターで簡単に手に入ります。太さは18番か20番がよいと思います。今回は手元にあった18番を使いました。
3.ミズゴケを用意します
ミズゴケは乾いたまま使います。ミズゴケの量は二握りくらい。乾いたまま、アルミのワイヤーでランダムに巻いて、ミズゴケの団子を作ります。アルミのワイヤーは柔らかいので扱いやすく、ペンチがなくても、ガーデニング用のハサミで簡単に切れます。
4.ミズゴケの団子の形を整えます
ミズゴケの団子のはみ出している部分をはさみで散髪しましょう。散らかっても片付けやすいように、古新聞紙などを広げて作業すると後が楽です。テーブルや流し台など安定した場所で、ミズゴケの団子を上から少しずつ押さえて、おまんじゅうのように整えていきます。長い方が10cm、短い方は7cm位の楕円形の水苔まんじゅうができました。横から見ると高さは4cm位です。
5.固定用のアルミのワイヤーを通します
ミズゴケのおまんじゅうの両側に固定用のワイヤーを通します。おまんじゅうの横幅の3倍くらいの長さ(この場合は30cm位)を2本用意します。おまんじゅうの左右のワイヤーに通して真ん中で折り曲げておきます。板にキリで穴をあけてから、このワイヤを裏側に通して、裏側でねじると固定できます。ワイヤーは少し長めに切って置く方がよいと思います。
6.板に穴をあけます
キリでミズゴケまんじゅうを固定するための穴と掛けるためのワイヤーやひもを通す穴をあけます。掛けるための穴は後からあけてもいいのですが、あらかじめ、あけておいた方が作品を傷めにくいと思います。作業台を傷めないように、固くしぼったぞうきんなどを敷き、古雑誌などを置いた上でキリを使うとすべらずに作業ができます。穴はひもや針金の太さよりも少し大きめにあけておくと、通しやすいでしょう。
7.固定用のワイヤーを通して、裏側でねじる
固定用のワイヤーを穴に通して裏側で交差させ、ねじるとミズゴケまんじゅうを固定できます。今回は小さいおまんじゅうなので、左右両側からだけで大丈夫ですが、大きい作品は上下も固定した方がよいでしょう。
8.後は植え付けるだけです
ミズゴケが乾いた状態なので、多肉植物を植え付けても腐る心配はありません。植え付け後は、毎日軽く霧吹きをしてやるとしなびたりせず、きれいな状態を維持できると思います。発根すると安定するので、壁などに掛けても大丈夫です。「ハズレて落ちるかも」と心配なときは多肉植物をツマヨウジ3~4本で挟むようにして、ミズゴケに挿しておくと固定しやすくなります。完全に発根したら時々ミズゴケにたっぷりと水を含ませます。
多肉植物のハンギングタブローを作るのは大変そう!と思っていらっしゃる方が多いようです。先日も百円ショップで面白い素材をみつけました。できあがったものを買えば高いので、自分で作りましょう。あとはお気に入りの多肉植物を植え付けるだけ。自分で作る楽しみこそガーデニングの醍醐味です。