ヒマラヤの青いケシ

植物名 メコノプシス
品種名 ベトニキフォリア/グランディス
地域 北海道 場所 栽培形態 鉢植え
日当たり 日なた(半日) 満足度
ジャンル

栽培ストーリー(わたしの育て方レポート)

ヒマラヤの青いケシ

ヒマラヤの青いケシ

作成日:2018/04/08
最終更新日:2018/11/24

ヒマラヤで見た青いケシは、空と氷河の色を映して透き通り、厳しい環境に耐えて咲く孤高の花でした。私にとって共に高峰へ向かった友との思い出の花でもあります。
北海道で庭付きの家に引っ越した事を契機に、昨年2種類の種子と苗を購入し、育て始めました。

  • 3月25日 掘り起こしました

    1

  • 4月8日 グランディス

    2

  • 4月30日 グランディス

    3

  • 5月6日 雨除け

    4

  • 5月13日 ベトニキフォリア

    5

  • 5月13日 グランディス

    6

  • 5月23日 グランディス

    7

  • 5月25日 グランディス開花

    8

  • 6月6日 グランディス

    9

  • 6月23日 グランディス

    10

  • 8月 グランディス

    11

  • 12

1.3月25日 掘り起こしました

ヒマラヤの青いケシ 3月25日 掘り起こしました
積雪が1mを切ったところで鉢を掘り起こしました。まだ芽は固く、動きはないようです。

2.4月8日 グランディス

ヒマラヤの青いケシ 4月8日 グランディス
鎧のような冬芽が緩み、芽が動き出しました。

3.4月30日 グランディス

ヒマラヤの青いケシ 4月30日 グランディス
日射が強くなり、葉焼けしてきたので日影に移しました。
はじめて育てるので、調子が良いのか悪いのか不明です。様子を見ながら管理しています。

4.5月6日 雨除け

ヒマラヤの青いケシ 5月6日 雨除け
そういえば、ヒマラヤの自生地で気付いた事がありました。育てているのと種類は違うのですが、雨の当らない岩陰とか崖下の個体の方が、雨ざらしの場所より生育が良さそうに見えたのです。
まあ、雨と関係ないかもしれませんが、やってみるだけやってみようと、雨が避けられる階段下に置き場所を作りました。南向きで日射が強いので、モミの木の鉢で日光調節してます。

5.5月13日 ベトニキフォリア

ヒマラヤの青いケシ 5月13日 ベトニキフォリア
ベトニキフォリアはどうやら植え替えに失敗して出遅れた模様です。芽が出てから大きさが変わってない…。
少し掘ってみると、苗ポットの形になっていた根鉢から新根が広がり始めていました。何となくひと安心です。
今年はとにかく我家に馴染んでくれればいいんです。…と無理に納得したりして。

6.5月13日 グランディス

ヒマラヤの青いケシ 5月13日 グランディス
グランディスは先日の嵐で葉が何枚か折れてしまいましたが、調子は良さそうです。
早くも芯が立ち始め、写真には見えませんが中心には蕾が確認できました。
ヒマラヤの神様、どうか無事に咲きますように。

7.5月23日 グランディス

ヒマラヤの青いケシ 5月23日 グランディス
出張から5日ぶりに帰ってみると、蕾が膨らんでいるではありませんか!こりゃ、もう間もなくです。
咲くぞ!咲くぞ!
よく見ると3つも着蕾していました。とりあえず1つでも咲いてくれれば。
多年草と聞いているけど、咲いて実った後はどうなるのだろう?

8.5月25日 グランディス開花 注目!

ヒマラヤの青いケシ 5月25日 グランディス開花
咲きました!!
透明感のある青の5弁花で、花径は10㎝以上もあります。
蕾があと2つあります。
草丈を測ってみると55㎝になっていました。

9.6月6日 グランディス

ヒマラヤの青いケシ 6月6日 グランディス
2花目、3花目が咲きました。初花より小さめで4花弁の花となりました。
初花は6日間咲き続けて散りました。セルフですが受粉したので、実が大きくなってきました。
花茎の下葉の所に新たに蕾が見えてきました。
写真は明け方に撮ったので分かりづらいのですが、気温が上がると花色に赤みが増す傾向があるようです。

10.6月23日 グランディス

ヒマラヤの青いケシ 6月23日 グランディス
グランディスの初花をセルフ交配した実がだいぶ大きくなりました。表面がボコボコしてきて、ちゃんと種子も育っていると思います。
風で葉が少なくなってしまいましたので、株の負担を軽くするために2番花、3番花の実は摘果しました。

11.8月 グランディス

ヒマラヤの青いケシ 8月 グランディス
8月に入り、実に割れが入ってきましたので収穫しました。
1週間くらい乾燥させて割ってみると、結構ちゃんとできていたようで、大きめの種子がたくさん出てきました。
ゴミやシイナと選別していくと、約200個ほどの種子が採れました。写真のタッパに分けているので150個です。
とりあえず50個ほどをさっそく蒔いてみます。残りは冷蔵庫へ。
本によると、冷凍保存で数年間は発芽率が落ちないとのことです。

12.土に還る

グランディスは種子を実らせた後急速に元気をなくし、ある日根元から倒れて土に還りました。
脇芽は無く、完全に枯死しました。
しかし種子を残してから枯れるとは、見上げた根性です!
その意気込みに応えたいので、第2章を書きます。

コメントいただいた皆様、応援してくれた方々に深く感謝いたします。ありがとうございました!!
PS.第2章も見に来ていただければ幸いです。

開花期

わたしの育て方

<栽培環境>
まだ草の性質がよく分からないのですが、日当たりが良く風通しも良い場所に置いています。
ベトニキフォリアは直射日光で葉焼けを起こすので、半日陰の方が良いようです。
<植え方>
用土は良く洗って微塵を取ったエゾ砂の単用です。
容器は防草シートで作った不織布鉢を使っています。10号以上のできるだけ大きな鉢を使っています。
<水やり・施肥>
とても水はけのよい用土を使っているので、水は毎日ジャンジャンやっています。
肥料は好きなようで、与えれば効果があり、葉の色も違って来ます。ただし、高温期は肥料負けしやすく注意が必要です。
<病害虫>
葉が傷みやすいので、できれば雨に当てない方が良いように思われます。また、葉が折れやすく風通しの良い場所では風除けをしないと無残な姿になります。
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