ツートンカラーチューリップの素人観察日記

meika
meikaさん
植物名 チューリップ
品種名 チューリップ 素人のツートンカラー花の観察日記
地域 大阪府 場所 その他 栽培形態 鉢植え
日当たり 日なた(一日中) 満足度
ジャンル

栽培ストーリー(わたしの育て方レポート)

ツートンカラーチューリップの素人観察日記

ツートンカラーチューリップの素人観察日記

作成日:2018/04/09
最終更新日:2018/04/22

 観察だけで、【なぜ、ツートンカラー】なのかは、わからないよ。
 よく、こんな花を作出できたね。原種交配技術の進歩か?
 最近の園芸植物、作出家は、すごいよ!
 【ガクの外色と花弁の色の単なる違いだけなのに!】
 うまく利用したガク? どんなにして、変えたのよ?
 素人にもその過程を紹介して欲しいヨ。

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  • ペットボトル鉢、ラクでいいよ。

    1

  • ペットボトル鉢に植える

    2

  • 翌春4月3日 黄花咲く。

    3

  • チューリップの外側のガクは黄色。

    4

  • 4月3日の夕方は、キチンとすぼんでいた。

    5

  • 花びらは、6枚なの?

    6

  • 黄色のガクの外側が赤色めいてきた。

    7

  • 黄花、白花共に午前10時きれいに開く。

    8

  • 温度が上昇すると大開きする。

    9

  • 4月7日 黄花のガクが赤色になっている。

    10

  • 後の2球のツボミが出る。

    11

  • 3枚のガク先は、丸く巻いてきた。

    12

  • 黄花と白花は種が違うのではないか?

    13

  • 20180410 朝見ると散っていた。

    14

  • 15

1.ペットボトル鉢、ラクでいいよ。

ツートンカラーチューリップの素人観察日記 ペットボトル鉢、ラクでいいよ。
 この中で、久しぶりの『チューリップ』栽培です。 
潅水を忘れても、3,4日持つよ。
見た目は、悪いけどね。ポイントは、給水をマスクの布(不織布)を使っている。
ボトルの横穴で、水位調節する。

2.ペットボトル鉢に植える

ツートンカラーチューリップの素人観察日記 ペットボトル鉢に植える
2017年11月07日 ミニチューリップの球根4個、自家製ペットボトル鉢に植える。水は、たっぷりと、横穴から逃げるまで与える。子供時代以来の「チューリップ栽培」です。
 球根は少し、小さいので『矮性原種チューリップ』であることが分かる。
「ツートンのどんな花が咲くか、期待する。」

3.翌春4月3日 黄花咲く。

ツートンカラーチューリップの素人観察日記 翌春4月3日 黄花咲く。
20180403 14時6分の黄花です。この最初の見つけた黄花を観察していきます。 道端園芸場にて咲いている。
 見つけた花は、「なんだ?ツートンカラーではない、唯の黄花チューリップじゃないか。」
 昼間なので、温度が上がっているのでよく開いている。

4.チューリップの外側のガクは黄色。

ツートンカラーチューリップの素人観察日記 チューリップの外側のガクは黄色。
20180403 4日17時6分の花   夕方なので、温度が下がりすぼんでいるのが、わかる。
 
だが、写真で観ると、少し色(ピンクの筋)が付いている。

5.4月3日の夕方は、キチンとすぼんでいた。

ツートンカラーチューリップの素人観察日記 4月3日の夕方は、キチンとすぼんでいた。
20180403 夕方17時6分の花は、完全にすぼんでいる。
 雨などによって、温度がさがるとガクは閉じる。
 ガクの開閉運動は、温度変化に自動調整している。
 チューリップの花は、すぼんだ花が、花らしくていい。
 「♬さいた 咲いた!チューリップの花が・・・」の歌詞より、「(^^♪すぼんだ すぼんだ♫ チューリップの花が・・・」の方が正解だが、歌にならないネ。
おまけに、「赤色」はどうなるの

6.花びらは、6枚なの?

ツートンカラーチューリップの素人観察日記 花びらは、6枚なの?
20180404 12時16分 横に白花が咲く。
 黄花も白花も外側(ガク)と内側(花弁)各3枚ずつで、合計6枚のチューリップの花だ。 雄蕊6本、めしべ1本、柱頭は割れている。この白色の中心部は、濃い黒紫色である。
【疑問点】
素人判断で、ガクの外側の色は温度変化の繰り返しにより、ゆっくり紫赤色に変わっている。
チューリップの花の代表的な『赤』は?
黄と白の開いた花は、チューリップに見えない。

7.黄色のガクの外側が赤色めいてきた。

ツートンカラーチューリップの素人観察日記 黄色のガクの外側が赤色めいてきた。

20180404 16時27分 すぼんだ黄花を観察。
 外側のガク色が赤くなるのがわかってきた。

花弁(内側の3枚の花びら)の色が黄色を黄花と書す。
花弁(内側の3枚の花びら)の色が白色を白花と書す。

 ガクの外側面が、だんだんと桃紫気味に濃く成りつつあるのだ。

8.黄花、白花共に午前10時きれいに開く。

ツートンカラーチューリップの素人観察日記 黄花、白花共に午前10時きれいに開く。
20180405-10時34分ペットボトル鉢に2球咲く。

 白花のガクの外面が、薄赤くなりつつあるのがよくわかる。

9.温度が上昇すると大開きする。

ツートンカラーチューリップの素人観察日記 温度が上昇すると大開きする。
20180405-午後1時56分 撮影
 「なんだ、小さい黄色の花で、水仙の花かと疑う?」
 大きく開いた、見えるのは6枚の花弁。
 雄蕊6本、めしべ1本、柱頭は割れているのもよく見える。
この黄色の中心部は、濃い黄色である。

10.4月7日 黄花のガクが赤色になっている。

ツートンカラーチューリップの素人観察日記 4月7日 黄花のガクが赤色になっている。
20180407 一番最初に咲いた黄色、ガク赤はその先が外に90度曲がってきた。
 この時、確実に【ガクが赤色になった。】
見た目では、白花のガクが赤になるののが速かったと感じた。

11.後の2球のツボミが出る。

ツートンカラーチューリップの素人観察日記 後の2球のツボミが出る。
20180407 後の2球ツボミが出る(写真で左の2個)
【まとめ】
★白花も黄花も、色を決めているのは、内側3枚の『花弁』の色です。
★白花も黄花も、外側3枚の『ガク』の外側が赤くなるのである。これが見た目には、「ツートンカラー」にみえる。チューリップの花は、だから開いた時よりも、すぼんだ時が、チュウリップらしく見える。
★この花びらが6枚に見えるが、本当は、ガク3枚と花弁3枚の花です。

12.3枚のガク先は、丸く巻いてきた。

ツートンカラーチューリップの素人観察日記 3枚のガク先は、丸く巻いてきた。
20180409 3枚のガクの先は、丸く巻いている。
そして、ガクの内側も赤薄い絞りの色が見えてきている。

巻く様子は、ガクの花幅は広く、中の花弁の花びらの幅は小さい。この大きさから判断すると、やはり、ガクの力によって温度変化に応じ左右されていると、素人解釈した。

もうすぐ、【ガクと花弁】は、受粉なしで散るでしょう。
受粉が行われているなら、明日にでも散ると思います。(素人判断です。)

13.黄花と白花は種が違うのではないか?

ツートンカラーチューリップの素人観察日記 黄花と白花は種が違うのではないか?
 写真は、【白花の雄しべと雌しべ】の拡大図です。

ペパーミントスティックの白花は、花の中心部は濃い黒紫。
ペパーミントスティックの黄花は、花の中心部も黄で、雄しべも雌しべも黄色である。全部が黄。眞に「奇々怪々」だ。

14.20180410 朝見ると散っていた。

ツートンカラーチューリップの素人観察日記 20180410 朝見ると散っていた。
 雌しべに種が出来ているかどうかは、わからないので切ります。

終わりに、観察を通じてそれなりの事を教えてもらいました。盆栽好きの私にとって、原種チューリップも身近なものになりました。【ツートンカラーのチューリップに感謝!】

15.種の部分の茎を切る。

 自家不和合性で種はできない。
 オランダの作出家は、他品種の雄しべの花粉をつけ、種をつくり、5,6年も育て新しい品種を作るそうだ。

私たちは、そこまでできないから球根を育てその品種を受け継ぐ『クローン』栽培になる。
葉が、枯れるまでこの球根を育てましょう。

開花期

わたしの育て方

【原種チューリップ】系
 ユリ科チューリップ属  多年草(耐寒性あり) 園芸品種名『ペパーミントスティック』 
 「紅白」「紅黄」のツートンカラー。「紅赤」は、あるはずだネ。
 開花しながら花茎を伸ばす。花姿、原種に近い矮性品種。

【観察途中で気が付いたこと】
「紅赤」では、ツートンカラーにならないが、これも作出されていないのかナ?
原種は、品種改良の原点で素人の私たちでも、【人工授粉】で試行できるのだが。
【育て方】
植付期:11月7日ペットボトル植え 4球
 草丈:約20~25cm  1球目花期:4月3日確認
 2球目花期:4月4日確認 3,4球目:4月7日確認

【栽培方法:自家製ペットボトル】(潅水自動調整)植栽
用土:桐生砂(底石)+NPK化成肥料(元肥え)+(赤玉土と鹿沼土、市販挿木用土を混合)購入先:「タキイ種苗」

【目的】ただ、花を愛でるのでなく・・・素人だが、観察が大好きなので。
◎「おもしろそうな」最近の矮性原種チューリップ系の交配種の花柄の違いをよく観察したい。
◎チューリップの『花の開閉運動』を眼で確かめたい。
◎子供時以来、久しぶりのチューリップ栽培です。
「なぜ、ツートンカラーか?」不思議だね?
◎原種は、新品種を作出しやすいのかナ。
◎花の【ガク】は実に成ったり、【花弁】と同じ形になったりして、変身しやすいのだ。

【予備知識】知っていること。
★温度により花は開閉運動をする。
★花後は、花茎を切り乾燥気味で追肥して球根を肥やす。
★葉が萎れると掘り上げて、秋に植える。
【疑問点】わからないネ?
花片の裏と表で色が異なるのは、なぜなのか?
外片(ガク)は赤っぽく、中の花片(花弁)は黄と白の2種類だけか?
なぜ?こうなる?『ワルサをしているのは、細胞に流れる色素だろうか?』
『イヤ、外の花片はガクだから色が赤く見えているのか?』『内側は花弁だ。』
★観察による素人判断
品種的に、このチューリップの黄花と白花は遺伝子が異なると素人考えをする。
やっぱり、
花弁が黄色は、ガクの外側は赤(桃紫)で、ツートンカラーになる。
花弁が白色は、ガクの外側は赤(桃紫)で、ツートンカラーになる。
もうひとつ、花弁が赤色は、ガクの外側は赤(桃紫)で、ダブルカラーになる。でも、こんなチューリップの花は、商品にならないのだろうか?
★でも、【観察では解決できないだろうな!】
こんな事を、勝手に想像し、花を観察するのが大好きである。
外側を「外花被片」、内側を「内花被片」と呼ぶ。
開花から数日後に花粉が出て、花粉が落ちてしばらくすると先が3つに分かれためしべが割れて柱頭が現れる。これ「あけび」の花、他家受粉によく似ている。花が開くことにより、他の花粉を運んでくれる蝶・蛾・蜂などの媒介昆虫を待っているのだ。
受粉が終わると、【ガクと花弁】は開閉運動が不要で散るだけだネ。
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