1.花びらのハート形もいい。
咲くのは、冬以外ならいつでも咲く。
この綺麗なハート型の花弁、交配種に生かしたいね。
挿し木より、秋の植替え時、捨てたた根を土に少し埋めるだけで発芽したのには、ビックリだった。
これ盆栽でいう「根挿し」だな。
鉢植で簡単に(手のひら盆栽や苔玉盆栽)楽しめそうだ。
2.ご近所さんから、「欲しい」の言。
☆「欲しい!」と人気バラだ
道端園芸場のこの遅く咲く、「ヤエヤマノイバラ」の花を見て欲しいと言われた。何と今年は、五人の方々がお持ち帰りだ。おかげで、コケダマと小鉢に咲いた根ぶせの樹、すべてお嫁に行った。
残ったのは、親株とベランダの子株2本だけになった。
この秋は根ぶせで5本苗づくりをする予定だ。
3.【秋に捨てた根から、春に発芽する。】
「根伏せ」と「根挿し」について
バラは播種、挿木、接木で殖やすが、秋の植え替えるとき、根が邪魔でした。(絵参照)このバラには、「根挿し」が一番簡単だ。
10㎝ぐらいに根を鉢の土中に、約1㎝上部を顔出ししておけばいい。
「根伏せ」も同様の盆栽言葉だと思います。老爺柿・にれけやき・つる梅もどき・藤などで活用。老爺柿は、植え替え時に出ている「ひこばえ」を根切りして簡単に殖やせます。
4.夢運ぶ果実です。
20170705 種ができるぞ!
この果実、太陽の力を受けた産物だ。
上を向いて、身構えている。
バラを育てる楽しみは、花の観賞だけでない。
野茨から人工交配で新品種も作れる。
夢があって素人にとっては楽しい。
周りに咲いていたバラの雄蕊の花粉をなりふり構わず交配した。どうなるかと?
5.9月2日 【偽果】の中を覗く。
偽果の中の種はまだ熟していない。
今月の9月いっぱい、かかりそうである。
種を樹に付けたままにしておくと、約20日に一度思い出したように咲く樹だが、花が咲かないのだ。
きっと、栄養分が種に取られるからだろう。
20個以上結実している。
勿論、播種が目的だが、他品種の花粉を人工授粉した場合、荷物札にその花粉と場所をしっかり書き留めておくことが必要だが・・・
6.8月24日 採り蒔きをする。
採り蒔きをする。
偽果の実に種は約30個入っている。
水で洗う必要もなくきれいに種取りができた。
トップジンMで消毒後、播種する。
新品種できるのか?
結実のためか、開花数は減っている。
この樹にも、その負担がかかることが分かる。
7.【種からの苗を植える】
20180412 たくさんの苗が出来た。
大鉢の下に、捨て置いた種がよく発芽している。
「ちゃんと蒔いた方は、少ない、こんなもんだな。」
8.どんな花が咲くのだろうか?
【期待半分、せず半分】
半開きの時、おしべを取り除き、雌しべのみにする。
周りに咲いているノイバラの花粉をつける。
ただ、それだけであるが、トゲに注意。
約20本の実生苗をポットなどに植える。
排水性、保水性、そして用土は無肥料である。
9.20180706 実生苗『』花が咲く。
4 本の実生苗の1本花が咲く。残念!「親と同じ花です。」
写真の半開きの花びらを待ちきれず拡げてみた・・・
あと1本はツボミで、残り2本はツボミ無し。
でも、こんなに播種から早く咲くとは思わなかった。
【野生強し!】
10.今年も咲いたお気に入りのバラです。
20190609 毎年、6月10日前後に咲きます。
「いい花で大好きです!」
超ミニ鉢に挿木苗を植えて、現在、蕾です。
咲けば、次回に写真記録にします。
「1日花的で3日持たず散りますね。」
11.手中の小盆栽『八重山ノイバラ』の花
手のひらの上で、小さい鉢にわずかな用土。
このミニ小盆栽として『八重山ノイバラ』を咲かす念願がかなった。
鉢より大きな花が咲くという、このアンバランスな整姿こそ絵になる小盆栽と自己満足しています。
4枚目の開花後の実も、ミニ実盆栽として認めたいですね。
12.「そうですね、温度で開閉運動しますよ。」
いつも花が開いていると、コバチがとまっている。
おいしい蜜が花弁の雌しべについているのだ。
これも、この花の知恵ですね。
受粉されるまで、花びらは開閉運動をしています。
どの花にも見られる光景ですが、受粉されると散ります。
昼間の温度が上がると、花びらが開きます。
花弁の内側が伸び開くというこの知恵は素晴らしいです。
受粉を手伝うコバチも来客します。
受粉されると、虚しく2日ぐらいで散る。
13.植替え時に根挿し実施。
2020年02月02日 植替え時に』根挿し実施。
根を十数㎝に切り、小盆裁用の幹とする。
念のため、根腐れ防止のためトップジンḾで消毒。
根を乾かさないよう、水苔で覆う。
14.枝も伸び元気な根挿し苗を鉢上げする。
2020年11月25日
これで自然に曲がった根を生かして、小盆栽用の苗を育てます。
案外と簡単に出来たので、これからが楽しみです。
15.雨後、突然に咲く存在感ある大花です。
2022年07月08日 日記より
ホント、小鉢でも大鉢でも、地上でも、
元気に伸びて、多く、大きく咲く花、
「また咲いた! ツル薔薇で白い大輪の花。」
「いつ見ても、紅い雄しべに小蜂が住んでいる。」
16.20200502日記 自作プラ鉢の花盆栽、『難波野茨』1輪咲く!
2020/05/02
よく似た『ナニワノイバラ』があります。
確か、大阪検定では、おおさか浪速の地に作られていたと学習しました。
おそらく、現在は育てラテていなくて、南国沖縄地方から持ち込まれたのだと考えています。
史素人判断ですが、雌しべが【黄色】していて、育て方は同じで、「テリハノイバラ」の仲間ですね。
◎一重で花の色(赤・黄・白でバックに葉の緑)のバランスが最高だ。でも、トゲと一日花的なのが欠点だ。
◎初心者向きで、剛健で樹勢も強く、思い出したように存在感を示すツル性の野バラだ。
◎害虫・病気やバイラスに対しても強い。