【サルビアホットリップス』 を盆栽に!

meika
meikaさん
植物名 サルビア(宿根性)
品種名 チェリーセージ(宿根性)サルビアホットリップス
地域 大阪府 場所 その他 栽培形態 鉢植え
日当たり 日なた(一日中) 満足度
ジャンル

栽培ストーリー(わたしの育て方レポート)

【サルビアホットリップス』 を盆栽に!

【サルビアホットリップス』 を盆栽に!

作成日:2018/04/26
最終更新日:2023/06/20

この表紙写真は、『挿木して2年生の開花』。
★【この花は、木化します。おもしろいので、盆栽にします。】
花も長く咲き、かわいい植物。
「これ!、盆栽と言わせてください」
★花冠は、約2.5cmで、花筒の先の方が赤い。
【場所や温度】によって、真っ白や、真赤になる場合があるのだ。このバランスがいいのは、特に4月下旬に咲く初花である。「このツートンカラーの花がかわいい。」
【樹造りはゆっくり】

  • 花盆栽とは言え・・・

    1

  • 花筒の色は、花冠の一部なので変化する。

    2

  • 5月の連休に植替え。

    3

  • 20180426 樹形づくり

    4

  • 【整木と根切り】

    5

  • 植替え完成!

    6

  • 20170529 挿木も簡単で苗の植替え

    7

  • 20181210 冬花は白花で春は紅白だ

    8

  • 小鉢盆栽として

    9

  • 『完成した花盆栽『チェリーセージ』

    10

  • 自由に逃げた盆樹です。

    11

  • 今年、春の満開

    12

  • 今年、秋の満開

    13

  • 2022年4月22日 道端園芸場の右上

    14

  • 挿木苗が無くなった!

    15

  • 2回目の梅雨時の開花は、ほとんど白一色が多い花です。

    16

1.花盆栽とは言え・・・

【サルビアホットリップス』 を盆栽に! 花盆栽とは言え・・・
花冠とか、舌状花とか、少しわかるが、この花の肝心の『雄しべや雌しべ』どうなっているのか?

「見えない。」「退化して無くなったのだろうな?」
こんな事を考え乍ら、紅白の鮮やかさに惚れています。

2.花筒の色は、花冠の一部なので変化する。

【サルビアホットリップス』 を盆栽に! 花筒の色は、花冠の一部なので変化する。
5月、9月でも、花冠は、赤色になる場合がありました。
温度が高いと白くなるが、4月や8月でも、花冠は白くなった。 ミステリアスです。私には、分からない。
 【このサルビアの色変化、おもしろい!】

3.5月の連休に植替え。

【サルビアホットリップス』 を盆栽に! 5月の連休に植替え。
20170506 花後の植替え。
 宿根草なので、菊と同じで鉢に入れたままでは根がいっぱいになり、自滅する。
 この木化したサルビア、根切りしてやれば梅雨、夏、冬を越せるだろう。
新大阪の街、冬の寒さで地上部は枯死するものの根は生きていて春には新芽が吹いてきます。切った幹で分かる。

その間、花に余裕があれば咲き続けました。
肥料は、ほとんど要らず、梅雨時に、挿木で殖やします。

4.20180426 樹形づくり

【サルビアホットリップス』 を盆栽に! 20180426 樹形づくり
20180426 植替えと挿木
 少し、早いが花が咲いてきたので【樹形づくり】と【植替え】を行う。欲張って、挿木もする。
 この樹をプラ鉢より、写真のように外す。

5.【整木と根切り】

【サルビアホットリップス』 を盆栽に! 【整木と根切り】
20180426 幹と枝の整木する。根切りをする。
【整木】
     案外幹は硬いので、2本仕立てを止める。
     針金を使用せず、剪定バサミで1本切り落とす。
     細かい、内枝を剪定する。
【根切り】
     これをしないと、同プラ鉢に収まらない。
     宿根草の新根を出させないと枯れる。

6.植替え完成!

【サルビアホットリップス』 を盆栽に! 植替え完成!
用土は、底に鹿沼土。
植え込み用の用土は、『赤玉土と市販の挿木用土』。
菜箸でスキマなくつついて、株が動かないようにした。
あと、たっぷり潅水をして終わる。
今年は、「水やり」以外は、これで世話は終わりです。

【切り落とした枝】「もったいないので、」
 薄いメネデール液に浸けた。明日、古木挿木を行う。
                 作業時間約30分

7.20170529 挿木も簡単で苗の植替え

【サルビアホットリップス』 を盆栽に! 20170529 挿木も簡単で苗の植替え
 挿木は、春と秋に行っても発根して元気です。
また、植替えは1年に1回がいいですね。
木化するので、盆栽をと考えたが伸びた新枝の先に開花するので花盆栽としては難しかったです。

8.20181210 冬花は白花で春は紅白だ

【サルビアホットリップス』 を盆栽に! 20181210 冬花は白花で春は紅白だ
 年中咲くことになるが、花色は季節によって異なるのだろうか。
勿論、樹の樹勢や肥料でも異なるのかな、詳細不明。
でも、開花する花は白色か、紅白か二つのうちひとつであった。

9.小鉢盆栽として

【サルビアホットリップス』 を盆栽に! 小鉢盆栽として
 何とか小盆栽にして可愛く開花させたかった。
剪定して幹を低くしようとしても、上へ上へと伸び、写真のようになるので、小盆栽として木化しても難しいですね。
 でも、「花はかわいい!」ですね。

10.『完成した花盆栽『チェリーセージ』

【サルビアホットリップス』 を盆栽に! 『完成した花盆栽『チェリーセージ』
 不満ですが、このミニ盆栽で是としたいです。

11.自由に逃げた盆樹です。

【サルビアホットリップス』 を盆栽に! 自由に逃げた盆樹です。
 鉢から飛び出して自由に咲きました。

 やはり、花たちの生きる知恵には負けます。

 新大阪の街中の空き地に、謳歌して生き残る。

 春だけでなく、一年中咲き続けます。

 この生命力に感服します。

12.今年、春の満開

【サルビアホットリップス』 を盆栽に! 今年、春の満開
2020年05月06日
 『サルビアホットリップス』地植え満開。

13.今年、秋の満開

【サルビアホットリップス』 を盆栽に! 今年、秋の満開
『チェリーセージ』2020年11月26日 秋にも咲く。

14.2022年4月22日 道端園芸場の右上

【サルビアホットリップス』 を盆栽に! 2022年4月22日 道端園芸場の右上
 「今年も、冬以外は年中咲きます」『チェリーセージ』
 右上  『チェリーセージ』の野生化。
 その左 『かりん』『老爺柿』の実生苗と椿苗・あけび苗
 中段   左端はりんご類 左『松柏類』 右雑木盆栽の養成
 手前   地植のミカン類育成。

15.挿木苗が無くなった!

【サルビアホットリップス』 を盆栽に! 挿木苗が無くなった!
2023/04/29
2023年04月29日日記より
写真は、道行く方から「この花の名前を教えて下さい。」
案外と、ご存知ない。街の方々は、犬の散歩、通勤、買い物帰りに、この花の軍団を見て・・・

四季温暖、殊に冬でも咲いているのに皆さんの注目を浴びている。
写真を撮られたりするので、【伐採する】には惜しいので、思わず水やりと残り物の施肥をしてやります。
    「益々、最高潮!」

16.2回目の梅雨時の開花は、ほとんど白一色が多い花です。

【サルビアホットリップス』 を盆栽に! 2回目の梅雨時の開花は、ほとんど白一色が多い花です。
2023/06/20
写真は、2023年06月20日 2回目の花が開花。
「春過ぎて、梅雨時の花はしろ色が多いのです。」

この花の蜜を大きなクマバチが蜜を吸いに来ています。
香おり(サクランボの香り)はいいが、あまり好きではない葉の香りがハーブティーに使われ、病害虫を寄せ付けないものを持っているのではないかと思われます。

今日は、梅雨時で温度は高い環境なのですが、新枝の先は白
花が多い花が沢山咲きました。
『サルビアホットリップス』の【木化】した幹の高さは、現在約1.2mです。今年は、年に何回咲くかの観察のため途中の【剪定】は、花後散り次第に行います。

開花期

わたしの育て方

サルビアホットリップス
科名:シソ科 属名:アキギリ属 
原産地:アメリカ南部 メキシコ 学名:Salvia microphylla 開花時期:5月~11月 長期間咲く サルビアの仲間
みずやり:水控え目 場所:外の日なた難易度 :初心者向け 樹高・草丈: 100cm  
種類:低木 
葉は軽くもむと甘みのあるフルーツのような香り『サクランボの香りがする』を放ち、ハーブティーやポプリに利用できます。

【育て方】
⚫日光には沢山当てよう!剛健。
⚫枝が伸びたら適宜剪定。4月から12月まで咲く。温度が低いと赤く、高いと白赤バランスがいい。
 温度によって、色が変わるのも「植物って面白いネ!」
⚫冬や夏に枝を剪定しない。
⚫肥料欠かさないで、植替えは1回目の花が咲いてから行ってきた。(5月末)

記録 
20141025 挿し木は成功した。勿論、盆栽として挑戦します。「年のせいかこの頃可愛い樹や花に魅了される」

20150517 何とか野草盆栽に造りたい。自然観・可愛さあり、小品盆栽にはもってこいの素材だ。

20160317 挿し木した。

20160427 今年も咲いた。

20170506 根元が手のひら盆栽に適した太さになってきた。でも、赤ん坊みたいな幼木であるが、何年持つか心配である。花盆栽としては、面白い素材であり毎年、植え替えて樹形は大きく変わります。これも、盆栽と言わせてください。

20180426 【植替え】と挿木を行った。これが、何年続くだろうか?続く限り、花盆栽として世話してみたい。現在のところは、宿根草であるから【植替え】できる限り、木本扱いできそうだ。
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