1.挿木は何度も失敗?
2015_1208 ローズヒップ種『スイートブライアン』の種。
採り蒔きです。
きれいに皮を取り除き、赤玉土と市販の挿木用土に蒔く。
2.順調に大きく成長。
6月3日 病気もなく、順調に発育する、
3.トゲが凄いのだ!
8月に苗にみた迫力のトゲ。
触るのも嫌になる、毛虫に見える幹です。
4.樹勢をつけることが大切。
20170507 移植後、伸びては半分剪定、また伸びる。
そして、追肥と鉢底から根が出ると植替え。
この繰り返しです。
【注意】鉢に定植後の苗は、剪定はせずに伸ばして樹勢をつけ太らすのが正解である。
5.2で咲いた播種バラ。
2015年11月にローズヒップの採り蒔き苗が、2017年05月07日に開花した。
ほとんど、親と同じ花であり、伸ばし放題のツルの先に花芽を持ち咲いたのである。
3年も経たずに開花した。
樹のトゲは、相変わらず細く油断すると手に刺さる。
親樹の蕾時に、他のバラ花の花粉をつけてやれば、新品種誕生となる。まぁ、うまくいけばの話で、野生の原種系の花を人工交配するつもりである。楽しみが、増えた。
6.挿木は何度もダメだった?
20150614 バラの実が緑色で大きくなっている。
20150810 6月のスィートブライヤーの挿し木は失敗しました。
20150909 これも失敗だ。
挿し木には自信がある私だが・・・
何度も繰り返すが発根せず。(3回実施)
メネデールのホルモン処理でも・・・不可解?不思議?だから【種蒔きになったのだ!】
こんなバラなら、素人づくりの新品種に挑戦するか?
7.たくさんの実で【バラ酒】づくり
バラ(スイートブライアン)の実で「ハーブ酒」をつくりです。
さすが原種の樹です。この実を捨てるのは「勿体無い!」
トゲに気を付け乍ら、収穫する。
8.臍切りが大変だ。
オールドローズでツルバラでもあるこの「スイートブライアン」原種バラなのでトゲが凄い。
幹、枝、葉にもこれでもかというぐらい出ている。
果実の収穫も刺されないよう気を遣う。
約520gの収穫だ。
雌蕊の先の残りのヘソが付いているのでこれをハサミで切る。
実の付け根の果柄にも、トゲがたくさんついているので丁寧に切り取る。この作業が大変で、腰が痛くなる。
9.実にもトゲがある。
このバラ、果実にもトゲがあるのに驚いた。
沢山付いているトゲが3個、まばらに付いているのが5個あった。まともに知らずに触ってチクリ。
後から気が付いたが、これらの実は廃棄すべきだった。
ヘソを取り除いたと思ってもザルに2,3こ残っていた。
果実酒に匂い付けに新葉も浸けようとしていたが、やはりトゲが気になったので止めた。
10.ローズヒップ酒完成だ!
果実は250gで2つの瓶に浸けた。
ホワイトリカーは0.9リットルづつに分けた。
氷砂糖は200gづつ。
最後まで悩んだのはやはり「トゲ」だった。飲むときに、果実に付いた2,3本のトゲが気になる。
古人が飲んでいた時にも、ヘソとこのトゲ。のどに刺さると飲みにくくなるそうです。
ハーブ酒が出来上がりは、濾して飲むことにすると決めた。
コーヒーの粉でも濾せる商品を見つけ、これで、ゆっくり待てる。
11.旨い!香おりが最高だ。
20180110試飲会 goodです!
お酒は弱いが、このバラ酒イケる! いけるぞ!、手前味噌でなくほのかな酸味とフルーティーな香だ。
今まで、人参酒・またたび種・アケビ酒・ビワ酒・梅酒・クコ酒などたくさん作ってきたが、このバラ酒が一番フルーティです。
植物の基本文化は、やはり生きるための食する文化ですね。そして、育てる文化であり、愛でる文化はアト後の飽食後の文化だと思う。特に盆栽は・・・
バラは、原種の花が素朴で好きです。
これから、少し【バラ盆栽】を楽しみたい。