『ヒトツバ』は古典植物。

meika
meikaさん
植物名 その他の植物
品種名 『斑入りヒトツバ』 その他
地域 大阪府 場所 その他 栽培形態 鉢植え
日当たり 日なた(一日中) 満足度
ジャンル

栽培ストーリー(わたしの育て方レポート)

『ヒトツバ』は古典植物。

『ヒトツバ』は古典植物。

作成日:2018/05/07
最終更新日:2022/10/21

コンクリートジャングルの新大阪の夏の極暑に耐え、冬の極寒に耐える。
一度根付くと、無肥料、水のみで育つ、道端園芸の優等生である。
盆樹として、優秀である。

  • この吊り下げ盆栽どうですか?

    1

  • 盆栽らしく見えるかな。

    2

  • 株分け後の全姿。

    3

  • 根の向水性強い。

    4

  • 葉裏には「ソーラス」

    5

  • 一つ葉(ヒトツバ)の魅力 2020年8月

    6

  • 2021年06月25日 1年後現在の姿。

    7

  • 門扉上のものは潅水のみで生きる。

    8

  • 植替え不要!?

    9

1.この吊り下げ盆栽どうですか?

『ヒトツバ』は古典植物。 この吊り下げ盆栽どうですか?
 一度、春に植え付け、根と新葉が出ると強い植物です。

 どんな環境にも対応する力をもつ植物でもある。

2.盆栽らしく見えるかな。

『ヒトツバ』は古典植物。 盆栽らしく見えるかな。
 殖やす方法は、「株分け」が一番です。

 木や岩に根をだし、自生する乾燥にも強いから、鉢植えでは排水性ある用土に植えて育てましょう。

3.株分け後の全姿。

『ヒトツバ』は古典植物。 株分け後の全姿。
 購入して株分け後の落ち着いた雰囲気の苗。

2011年09月 この後、溝上の地植と鉢植えに定植。

4.根の向水性強い。

『ヒトツバ』は古典植物。 根の向水性強い。
2016年09月22日 一ッ葉の地植状況

 排水のいい場所に移動、10年以上経過。
 根は向水性があり下に向かいます。
 春に新芽が伸びて、葉と根が成長して横に横にと株が大きく拡がります。

5.葉裏には「ソーラス」

『ヒトツバ』は古典植物。 葉裏には「ソーラス」
2019年12月16日
 ソーラス いい色しているね、落下したら殖えるのかな。

【本日、発見した胞子嚢(ソーラス)】
このほうしから散布される胞子で赤ちゃん苗を育て見たいものだ。
ほとんど、株分けで育てられているが、いろんな交雑胞子から新品種が生まれたのだろうね。古典植物に入れられているが、その全盛期の育種家は凄いと思います。

6.一つ葉(ヒトツバ)の魅力 2020年8月

『ヒトツバ』は古典植物。 一つ葉(ヒトツバ)の魅力 2020年8月
 ウラボシ科ヒトツバ属の常緑シダ植物で胞子で群生をつくる着生植物です。
鉢に植えて馴染むと、10年経過しても生きてる、植え替え無用の乾燥や日光にも強い植物であることが、理解できました。
ほとんど、土は不要で毎日潅水してもサアッと水が落ちても元気に生き抜いています。 時々、
こんな生命力を借りたい気持ちになりますね。

  【冬夏の乾燥や厳寒猛暑に耐える草だ!】

7.2021年06月25日 1年後現在の姿。

『ヒトツバ』は古典植物。 2021年06月25日 1年後現在の姿。
 1年間の変化内容

ほとんど、変化なし。
冬過ぎの葉は、春先に枯れる。
この時、新しく発芽して新葉が出だす。
吊り下げた株は、秋から春まで水と少しの肥料で生きる。
乾燥と少しの寒さに耐え、株も大きく成る。
乾燥、直射日光、風に耐える剛健な植物である。

8.門扉上のものは潅水のみで生きる。

『ヒトツバ』は古典植物。 門扉上のものは潅水のみで生きる。
 【2.盆栽らしく見えるかな。】の写真は、

 2020年06月25日の全姿です。
植替えもせず、潅水のみしか世話をしない。
春に、枯れ枝を引っ張るとすぐ、除去出来ます。

9.植替え不要!?

『ヒトツバ』は古典植物。 植替え不要!?
2022年10月20日 植え付けた赤玉土も、水苔も全て根に変化したのかと思う程、丸い固まりは、【根】なのです。

「驚くべき、雑草より強きヒトツバです。」
新大阪のコンクリートジャングルの中で、猛暑の夏や厳寒にも耐え元気でいます。
唯、葉が細くなり上下左右から出葉していますね。

わたしの育て方

「斑入りヒトツバ」ウラボシ科ヒトツバ属 
【古典植物の一つ】で、様々な銘品がある。

葉に矢羽根模様が入っている斑入りヒトツバ。
山地の樹林下の樹幹や渓流の岩などに生える着生植物。細い根茎を張り巡らせ、そこに大きな一枚葉を立てるようにつけることから「一ツ葉」と呼ばれる。
維管束植物で胞子嚢から散布する胞子で繁殖。
『盆栽の添え物や吊ものやグランドカバーなどに利用』

『育て方』
★【ポイントは、匍匐茎が出るまで植え替えしないこと】通気性と排水性がある用土にする。
【耐寒性】日光や乾燥にも強い剛健種。

【用土】水はけの良い用土と鉢に植えること。鹿沼土・赤玉土の混合に腐葉土を少し混ぜた用土。
植え替えは約3年に1回ぐらいで。植え替え時に株分けをして殖やす。

【水やり】普通表土が乾いたらたっぷりとやりましょう。乾燥にも耐えます。

【肥料・農薬】 必要なし。たまに、花工場とベニカXを噴霧するぐらい。

【冬期】常緑 植替えも、あまり必要としない。

記録
198604 阪急百貨の八階園芸売場で「斑入りヒトツバ」購入。斑入りヒトツバ、通称ヒトツバ黄金錦、この黄金色の、矢羽根文様の美しさは、何ヶ月も愉しめるってものです。
この矢羽根文様、骨董の蕎麦猪口にも良く描かれている。

1990年 隣の空地に放すと元気に育っている。 繁殖は株分けで6月実施。

20141130 鉢植えが一つになったので、3鉢株分けをした。株分けは、匍匐茎が出現してからの方が良い。

201506 その都度、平鉢や似合いそうな化粧鉢に植えて鑑賞する。水はけがよくて、根腐れしない用土と底穴が大きい鉢が良い。写真は六年前からの植えっぱなし古杉の樹鉢。道端で猛暑、冬に耐えている。

20171124 吊り下げても、鉢栽培でも、極暑の夏にも寒い冬でも耐える剛健種で、西日にも強い。ただ、保水性は要らない。

20180507 日光を好み、5月の新葉は美しい。品種は多く、盆景に悩む。
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