サツキ盆栽づくり

meika
meikaさん
植物名 サツキ
品種名 「薫風」 「春の苑」 その他、名は不明
地域 大阪府 場所 その他 栽培形態 鉢植え
日当たり 日なた(一日中) 満足度
ジャンル

栽培ストーリー(わたしの育て方レポート)

サツキ盆栽づくり

サツキ盆栽づくり

作成日:2018/05/20
最終更新日:2020/05/17

さつき盆栽づくり
 【目的】
 挿木盆栽をつくりたい。
 根上がり盆栽を作りたい。
 手のひら盆栽かコケダマ盆栽も作りたい。
 改作で、小さい盆栽にしたい、

 【なぜ、人気がないのだろうか?】
 素焼きの平鉢さえ、最近は、お店に置いていない。
 でも、一部、展示会や販売店には置いてある。
 なぜ、売れないのだろうか?
 枯らすのがかわいそうなので、義母の盆栽を継いでいる。

  • 根上りさつき『春の苑』など

    1

  • 【根上りさつきの作り方】01

    2

  • 包んだ容器は?

    3

  • また、1年後植え替える。

    4

  • 少しずつ、根を上げていく。

    5

  • 根上りさつき盆栽の完成です。

    6

  • 花後、このサツキの改作をします。

    7

  • 花後、整枝して植替えの準備

    8

  • 今回は大改作です。

    9

  • 完成!少し小さくなる。

    10

  • 挿木苗で3年生盆栽

    11

1.根上りさつき『春の苑』など

サツキ盆栽づくり 根上りさつき『春の苑』など
4,5年計画で作る。
写真は、ほぼ出来上がり作品。
【作り方】
1年目は、挿木をして根を育てる。
2年目は、根元をチューブか穴の開いた容器で包み植える。
3年目は、肥培して根高にして植える。
4年目から根欠きをして、根を上にあげていく。

2.【根上りさつきの作り方】01

サツキ盆栽づくり 【根上りさつきの作り方】01
【挿し木苗の根を包む。】
 挿木苗の根を網やチューブなどで包み植え。
写真は、包み植えの1年後の苗。

3.包んだ容器は?

サツキ盆栽づくり 包んだ容器は?
 写真の名称は、『ゴルフ クラブプロテクター』です。
 これを使って、挿し穂の根を半分上に出す。
 根を外に出さない様な、包めるものであればいい。

4.また、1年後植え替える。

サツキ盆栽づくり また、1年後植え替える。
 これを繰り返して、大きく育てる。

5.少しずつ、根を上げていく。

サツキ盆栽づくり 少しずつ、根を上げていく。
これが少し大変で、根の育ちによって小鉢を変えた。
鉢の水ためから少し上に、根を固定するのに針金やヒゴを使って固定した。
根が少なければ、プロテクターで再度、巻いてやる。
これは小さい苗を小さい鉢に植える時「根の固定は水やりよりも大切」だからです。

6.根上りさつき盆栽の完成です。

サツキ盆栽づくり 根上りさつき盆栽の完成です。
20180517根上りサツキは、ほぼ完成です。
     今年は、植え替えて枝整理をします。

7.花後、このサツキの改作をします。

サツキ盆栽づくり 花後、このサツキの改作をします。
 【改作の手順】予定
20180520 写真の様にきれいに咲き終わる。
20180601頃 地上部をほとんど残さず切る。
       根も、半分以上切り落とす。
       出来るだけ、鉢も一回り小さくする。
       鹿沼土と赤玉土を1対1の用土に挿す。

8.花後、整枝して植替えの準備

サツキ盆栽づくり 花後、整枝して植替えの準備
 最近は、さつきも小盆栽にしたいのです。
なぜなら、大きいのは場所をとるし管理が大変です。

9.今回は大改作です。

サツキ盆栽づくり 今回は大改作です。
 まず、太い枝をのこぎりで切断。
本当は、根元近くで行い新枝を待つぐらいの気持ちですです。
以前には、何回も経験があります。
今回は、古木なので少し控えめです。

 全体の幹・枝・葉を好みで整枝します。

 上記の量に合わせて根も切断しました。

10.完成!少し小さくなる。

サツキ盆栽づくり 完成!少し小さくなる。
 やはり、根を小さくするのがむつかしいですね。

鹿沼土中心に植付け、発根促進のため樹を固定して完成です。

11.挿木苗で3年生盆栽

サツキ盆栽づくり 挿木苗で3年生盆栽
20200517 久しぶりに皐月の手入れをした。

花びらの先にかわいい薄紅色の模様が付いている。
ところが、交雑種のためか、この盆樹には真っ白の花が多く、更に合弁花も見られた。
年数が経過すると、落ち着いた色になって欲しいものだ。

開花期

わたしの育て方

 『根上りサツキ』など
小さく鉢で育てたい。
根上りで、コケダマ盆栽か、手のひら盆栽に作ろう。
時間と意欲が湧けば古木の「取り木」もしたい。

「さつきツツジ」の記録
1967~70年代 サツキは大ブーム時代だった。
46,47年はどこの家庭でもサツキがある時代。
それから、花が咲き終わるとみんな鹿沼土を求め植替えに必死だった。祖母も次々と新しい品種を買ってきては鉢で育て、家中サツキだらけであった。
でも、何時から下火になったのだろうか。毎年の植替えが大変だったからかもしれない。

198506月 祖母がもうしんどいので植木鉢ごと引き取ってくれと、大きなサツキを約10鉢位持参。
私はその翌年、大きな鉢に植えてあったサツキを根元から切り仕立て直しをした。中には植替えせずに枯れたものも5,6鉢あった。

この後は、鉢の様子を見て、3,4年に1回ぐらいで植え替えた。現在も、続いている。

20141015 義母の好きな品種 20年経ち、今年根腐れのため、細挿し木に仕立て直した。現在少し発芽している。

20150424 適宜、挿木育成をしている。枯れそうな樹のサツキを挿し木して小さく育てた。でも、花が気にいらない次々とサツキは枯らしてしまった。

20150520 花後の枝がしっかりしたので挿し木をした。根上りのサツキを作るためです。水切りして、鹿沼土に挿す。30分ぐらい薄いメネデール液に浸けると、尚良い。

20150528 開花後の植替え作業です。小品盆栽にするために小さく造っています。根張りは浅いので平鉢が良い。2,3年に1回の植替え作業だ。

20160602 苗を欲しい方に、あげるから少し挿し木をした。
     挿木床は、細かい鹿沼土の単用で挿す。
20161024 5本中4本発根した。小鉢に植え替えた。他のサツキで根詰まりしているようなサツキ2本も植え替えた。

20160227 ライフで売られていた葉も花も小さい可憐なサツキを定植した。

2017   義母のサツキは植替えせず。場所があれば、大きな古盆栽らしく作りたのだが。

20180520 やや、満開を迎えるが、今年の天気は、夏が来たり逆戻りしたり、異常な天気だ。
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