『ニオイバンマツリ』はシンボルツリーに!

meika
meikaさん
植物名 ニオイバンマツリ
品種名
地域 大阪府 場所 その他 栽培形態 鉢植え
日当たり 日なた(一日中) 満足度
ジャンル

栽培ストーリー(わたしの育て方レポート)

『ニオイバンマツリ』はシンボルツリーに!

『ニオイバンマツリ』はシンボルツリーに!

作成日:2018/05/24
最終更新日:2024/04/12

ニオイバンマツリは挿し木ですぐ咲いた! 
作成日:2016/10/042016 
挿し木を頼まれて。
庭木で、花の変化(紫から白に)は知っていた。
ちょっと作ってみようか。

  • 苔玉に可愛くて咲かそう!

    1

  • 20170515 匂いも花も真っ盛り

    2

  • 20170516 Bマンション前満開だ!

    3

  • この樹の葉と千両の葉は全然違う。

    4

  • お隣さん大きく育てて花も付いている。

    5

  • ていねいな挿木づくり

    6

  • 新葉出て、ポットから根も出る。

    7

  • 根のチェック。

    8

  • あわてず、植木用と盆栽用に利用予定。

    9

  • 2015年06月に挿した樹

    10

  • 花盆栽の素材ができた。

    11

  • 冬の葉は黄葉になるか落葉する。

    12

  • 2回目開花のポット苗

    13

  • 今年も咲いた。20210507日記

    14

  • 花の観察

    15

  • 「実が出来るのですね? 知らなかった。」

    16

  • 2023年04月07日 【採蒔】実施

    17

  • ツボミを守る黒い色

    18

1.苔玉に可愛くて咲かそう!

『ニオイバンマツリ』はシンボルツリーに! 苔玉に可愛くて咲かそう!
 挿し穂、切り過ぎたか?

 樹が少し小さ過ぎるかな。

20180524 今年も、変則的だが、玄関前に綺麗に水色と白花が咲いている。私の小鉢どこかな。

2.20170515 匂いも花も真っ盛り

『ニオイバンマツリ』はシンボルツリーに! 20170515 匂いも花も真っ盛り
 A宅前玄関 【シンボルツリー】
今年、この5月15日の満開の花々と香り迫力満点だ「庭木におススメか?素晴らしい!」
好き嫌いはあるかもしれないが、私ならこの樹を推薦します。庭をお持ちの方は、一度ご検討の余地がある樹だと思います。お隣さんは、この樹が欲しくて、私に挿し木依頼をしてきた意味が理解できた。もう、挿し木苗は、お友達にすべて渡っているそうです。

3.20170516 Bマンション前満開だ!

『ニオイバンマツリ』はシンボルツリーに! 20170516 Bマンション前満開だ!
 Bマンション前満開だ!  【シンボルツリー】

匂は芳香、蕃は外国、茉莉はジャスミン類のことを指し、直訳は「香りのする外国のジャスミン類」であり、ジャスミンの仲間ではない。
咲き進むにつれ紫から白に変化する花が特徴で、最盛期にはまるで2色咲きのようになり綺麗。
春から秋にかけて休んではまた咲くのだ。
でも、私にとって匂蕃茉莉は、「小鉢植え」で充分です。

4.この樹の葉と千両の葉は全然違う。

『ニオイバンマツリ』はシンボルツリーに! この樹の葉と千両の葉は全然違う。
 よく考えると約100種の雑木雑草に囲まれている。
管理の範囲を越えつつある。
で、なぜか播種した千両とニオイバンマツリの葉が、識別ができない。
仕方なく写真を撮り、ついでに挿木をすることになった。

5.お隣さん大きく育てて花も付いている。

『ニオイバンマツリ』はシンボルツリーに! お隣さん大きく育てて花も付いている。
横に伸びた太い枝、しっかりした葉を選び挿し穂づくり。
里帰りした枝を切りながら、あの苔玉の樹が見当たらないのだ。小鉢に見失わないように、今回は育てよう。

葉は少し挿木時期に遅れているが、水切りすると元気に張ってきている。

6.ていねいな挿木づくり

『ニオイバンマツリ』はシンボルツリーに! ていねいな挿木づくり
 いつもながらの挿木づくりだが、排水性と保水性を考えて赤玉土と桐生砂を一対一の割合用土に挿した。

 大きさは中ほどにの5号鉢ぐらいで育てよう。

7.新葉出て、ポットから根も出る。

『ニオイバンマツリ』はシンボルツリーに! 新葉出て、ポットから根も出る。
【7月の挿木を定植する。】
 ニオイバンマツリの挿木は2回目である。
 以前は、挿し穂を多くした。
でも、そんなに殖やしても場所がない。
3本ぐらいで、いいのだ。

8.根のチェック。

『ニオイバンマツリ』はシンボルツリーに! 根のチェック。
 1本だけ、試験的に昨年の幹を挿したが、発根してもいない。
新葉も出ていない。【写真の右から2つ目。】

 このニオイバンマツリの緑葉挿しは、春の新枝が固まった枝を挿すのが正解だった。

9.あわてず、植木用と盆栽用に利用予定。

『ニオイバンマツリ』はシンボルツリーに! あわてず、植木用と盆栽用に利用予定。
 9月19日 【きれいに、定植できた。】

 用土は、鉢底に虫粒の鹿沼土、植え込み用土は市販の挿木用土と赤玉土を使い、押さえに腐葉土を使いました。

10.2015年06月に挿した樹

『ニオイバンマツリ』はシンボルツリーに! 2015年06月に挿した樹
 2019年05月12日あの挿木してあげた苗が、ほぼ、満開です。

2回植え替えただけで、ホッタラカシのニオイバンマツリです。
朝日に当たり、このあばれ用はスゴイです。
剪定しようとするとこの香、よく匂います。
勿論、色は紫から白に変化する花です。

11.花盆栽の素材ができた。

『ニオイバンマツリ』はシンボルツリーに! 花盆栽の素材ができた。
ニオイバンマツリは挿木して翌春咲くから、勝負がはやい。

うまくいけば、年中咲いている。5月20日開花

たまに、植替え、思い付きで育てて剪定と植替えを楽しむ。

盆栽いじりをする者にとって、お遊びのできる樹ですね。

12.冬の葉は黄葉になるか落葉する。

『ニオイバンマツリ』はシンボルツリーに! 冬の葉は黄葉になるか落葉する。
3月28日 『ニオイバンマツリ』鉢の冬の葉は黄色くなります。
     樹が大きいと落葉もしていました。

13.2回目開花のポット苗

『ニオイバンマツリ』はシンボルツリーに! 2回目開花のポット苗
 5月に咲いた後、本日7月7日、2回目の開花です。

 あと、1回咲いてくれるかな?咲けば3回ですね。

 6月と秋、年に2回咲く秋の七草『ハギ』の花があります。
 年に3回以上咲く、『シモツケ』の花。

 「ホント、植物観察っておもしろいですね。」

14.今年も咲いた。20210507日記

『ニオイバンマツリ』はシンボルツリーに! 今年も咲いた。20210507日記
?【夜になると香が強くなるホント?】

◎【いい香の『匂蕃茉莉』花は、紫~淡紫~白色に変化しますね。アントシアニンの酸化が原因らしい。】

●【ナス科のブルンシア属 果実に毒あり 】

15.花の観察

『ニオイバンマツリ』はシンボルツリーに! 花の観察
【花の観察記録】

ガクは結構大きいです。
合弁花で花筒が長い。
外から見えにくいが、雌蕊が花柱から1本長い。
雄蕊は花筒の一部から?4個見つけ、先端に黄花粉があった。

種ができないのは、
自家受粉せず、自家不和合性なのか?

16.「実が出来るのですね? 知らなかった。」

『ニオイバンマツリ』はシンボルツリーに! 「実が出来るのですね? 知らなかった。」
2022年10月29日記 「見つけたよ! 稀に見る『ニオイバンマツリ』の果実。」

この樹には滅多に留まることのない【実】が出来ました。
表紙写真も近所の大きな古木も、花が咲き終わると剪定するので実を見なかった。

やはり、開花後は実も出来るのですね。
また、数少ない実なので「採り蒔き」に挑戦してみます。

17.2023年04月07日 【採蒔】実施

『ニオイバンマツリ』はシンボルツリーに! 2023年04月07日 【採蒔】実施
 花が咲けば種が出来るとは限らない。

WEBサイトの検索でも、『匂蕃茉莉』の種蒔き報告は見当たらないですね。
趣味園でおひとり様「ポーマー」さんの「子葉の発芽」写真を見て驚いた。「何年も育てていたのに、その
果実を見つけて、種を蒔いたことは素晴らしいです。」

今日、早速種蒔きをして、育てることに自信がつきました。
 「この写真に、いいねで無く、ブラボー!アッパレ!」

18.ツボミを守る黒い色

『ニオイバンマツリ』はシンボルツリーに! ツボミを守る黒い色
2024/04/08
 20240408日記より
 「なぜ?『匂蕃茉莉』の蕾周辺の新葉は黒い色なのか。」

植物ってホントに賢いですね。
周囲の環境から新芽を守るための知恵を持っている。
この黒い新芽もそのひとつで、しっかりと黒い色をして保護をしていると思われます。
 「植物ってスゴイ!」(植物生理学会のヒントから)

収穫期

わたしの育て方

ニオイバンマツリ
ナス科 バンマツリ属 花は、5裂弁花で、周年の変則開花。
ビル玄関や家前の「シンボルツリー」に最適だ。
ジャスミンの様な甘い香りを放ち、夜は特に、強いらしい。
種をまだ見ていませんが、ナス科に少し毒性(アルカロイド)があるのは知っています。
熱帯南アメリカ(ブラジル、アルゼンチンなど)。明治末期に渡来で、種類も多い約40種。

【育て方】
「栽培環境」真夏は直射日光で葉ヤケした。
「水やり」普通。根詰まりと根腐れ注意
「肥料」あまりやらず。液体肥料ぐらい。
「病気と害虫」特になし。
「用土と鉢」 小鉢か苔玉で
「主な作業」6月挿し木で殖やせる。大きくなると透かし剪定。
「植替え」鉢栽培では、梅雨時に鉢底から根が出ると植え替えます。地植えはしない。

記録
200506 私の周りのお家でこの樹をシンボルツリーとして育てている。門扉の入口に、刈りこまれた約3メートルの古木である。後の2軒も垣根や角っこに植えておられる。当初、あまり気にせずにいたが「匂いより花の変化に気付いていた。」いつ見ても、よく咲いているな。こんな庭木もあるのだな。

201506  家横のお隣さんから匂いがいいので、挿し木を頼まれる。「ジャスミンみたいよ?頼みます。挿し木の名人だから」こう言われると、お人よしだから、無視する訳にいかないので、水切りし、半日薄めたメネデール液に浸したものを、駄鉢に挿し木をする。7,8本挿した。

20160520 新しい葉が出て、蕾をつけている苗もある。挿し木の鉢ごとお返しする。この時「ニオイバンマツリと言う名前ですよ」「夜にいい匂いがするんだって」と伝える。

20160525 私の鉢では、挿し穂が大きくなって花が咲くものがあるが、肥料を遣って2本植え替える。花は、はじめは淡紫色だが、徐々に退色し2~3日後にはすっかり白くなることが分かった。
来年の梅雨時に、植え替えるが「凡栽になるかな」挑戦しよう。
とりあえず、苔玉にして遊んでみようかと。

20160920 お隣さんは植替えをして、頑張って鉢植えで育てますと喜んでいた。

20170610 鉢では、成長が良くないと梅雨時に植え替える。
20180521 弘法さんで、花が咲いた鉢植えを販売していた。
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