『源平シモツケ』は、白花の枝を挿木する。

meika
meikaさん
植物名 シモツケ
品種名 『源平シモツケ』 『シモツケ』など
地域 大阪府 場所 その他 栽培形態 鉢植え
日当たり 日なた(一日中) 満足度
ジャンル

栽培ストーリー(わたしの育て方レポート)

『源平シモツケ』は、白花の枝を挿木する。

『源平シモツケ』は、白花の枝を挿木する。

作成日:2018/06/04
最終更新日:2023/05/27

『源平シモツケ』は、白とピンクに調和する。

 『植物の観察はおもしろい。』
①源平シモツケの若い樹は白が強く、年数を重ねるとピンク色も出る。これはツバキなどによく現れる現象だから、挿木には、「白い花」の咲く枝がいい。

②この花は、前年枝を剪定してやると何度も、枝先に花を咲かす。

③源平シモツケの仲間、コデマリ、ユキヤナギと違う点は何度も咲くことである。

  • 苔玉盆栽にもなる。

    1

  • ミニ盆栽にもなる。

    2

  • 「白い花の枝を挿し穂にしましょう。」

    3

  • 案外にも、秋紅葉もいいですよ!

    4

  • 実について

    5

  • 7月12日二度目に咲いた『源平シモツケ』

    6

  • 源平シモツケの寄せ植え盆栽

    7

  • シモツケ幼木盆栽

    8

  • シモツケ幼木盆栽

    9

  • 株分けや挿木で殖やせる。

    10

  • 挿木苗でも翌年に開花します。

    11

1.苔玉盆栽にもなる。

『源平シモツケ』は、白花の枝を挿木する。 苔玉盆栽にもなる。
 挿木苗から簡単に作れます。
 苔玉の作り方は、いろいろあります。
 私は、市販の苔玉を鉢として考え、そこに「挿木苗」を植え込みます。

2.ミニ盆栽にもなる。

『源平シモツケ』は、白花の枝を挿木する。 ミニ盆栽にもなる。
 『シモツケや源平シモツケ』は、基本的には、庭木であり、生垣にしたり、庭のワンポイントに植栽します。
この様に、鉢植えや盆栽にも利用できます。
可愛い、紅白の縁起のいい『源平シモツケ』なのでみなさんにもおすすめです。

3.「白い花の枝を挿し穂にしましょう。」

『源平シモツケ』は、白花の枝を挿木する。 「白い花の枝を挿し穂にしましょう。」
2016_0921 写真は、源平シモツケ挿木苗2年の苗です。
  梅雨時に、挿木をします。
  用土や方法については、割愛します。私の挿木方法はそだレポに紹介させていただいております。

4.案外にも、秋紅葉もいいですよ!

『源平シモツケ』は、白花の枝を挿木する。 案外にも、秋紅葉もいいですよ!
 新大阪の街で、冬に紅葉してくれない樹が多い。その中で、この紅葉鉢は目立ちます。

5.実について

『源平シモツケ』は、白花の枝を挿木する。 実について
20170705 『源平シモツケ』は、バラ科なので結実します。
 時間に余裕があれば、バラと同様に、この種を蒔いて楽しめると思います。他の品種と掛け合わせると面白そうです。

 次ページは、冬の枯木盆栽に挑戦してみたいです。

6.7月12日二度目に咲いた『源平シモツケ』

『源平シモツケ』は、白花の枝を挿木する。 7月12日二度目に咲いた『源平シモツケ』
 シモツケは、開花後の剪定で再度咲く本当におもしろい樹です。

 小盆栽にもでき、苔玉盆栽にも、そして庭木にもいい素材です。

7.源平シモツケの寄せ植え盆栽

『源平シモツケ』は、白花の枝を挿木する。 源平シモツケの寄せ植え盆栽
 こんなのは、いかがですか?
床の間に飾っても、少し絵になると思います。

源平シモツケは、白色と紅色のバランスがとれるのは、老木になってとか言われていますが、私ども認識できていません。
 【どちらかに、偏って咲くのがおもしろいのかもしれません。】
 どういう訳か?この樹はほとんど、白花が9割の樹です。

8.シモツケ幼木盆栽

『源平シモツケ』は、白花の枝を挿木する。 シモツケ幼木盆栽
 植え替えの度に、挿木苗をあしらいます。

9.シモツケ幼木盆栽

『源平シモツケ』は、白花の枝を挿木する。 シモツケ幼木盆栽

 珍しい小さな石鉢に植え込んでみました。

 咲いた『源平シモツケ』も近くで見るとかわいい花火です。

10.株分けや挿木で殖やせる。

『源平シモツケ』は、白花の枝を挿木する。 株分けや挿木で殖やせる。
2016/10/15
2016年10月15日 小ばえを【株分け】する。

【挿木】より簡単に殖やせる。
このバラ科しも属は、株立ちしますので、その株を深く植えたり、用土を盛ると簡単に発根して株分けが出来て殖やせます。

11.挿木苗でも翌年に開花します。

『源平シモツケ』は、白花の枝を挿木する。 挿木苗でも翌年に開花します。
2017/09/23
 2017年09月23日 昨年の挿木苗に花が咲く。

シモツケは自生する雑木であることがよく分かりますね。
挿木より株分けが増やすのは、ラクでした。20230527

開花期

わたしの育て方

 『源平シモツケ』は、バラ科シモツケ属です。

●このシモツケ属の花の仲間には、『雪柳 小手毬 蜆花 下野』などがあります。他に、
シモツケソウ(下野草)  シロバナシモツケ(白花下野) イブキシモツケ(伊吹下野)など。

●名前の由来  変わった名前ですが、古くから下野(しもつけ)の国(現在の栃木県)で(染料用に)栽培されていた。そこから観賞用に広く栽培され、名が「下野(しもつけ)」となった。

★【花が咲いた後、その枝を切り、また花を咲かせる。】
《シモツケの花芽分化は、8月だ。》 この枝の葉柄から新枝が出て花が咲く仕組みだ。
花後の枝を切ると、前年の葉柄から新芽が伸び咲くという繰り返しで何度も咲くのだ。だから『植物って面白い!』ですね。
 育成経験では、夏には剪定しない方がいいと思います。

★鉢栽培は2,3年に1回は植え替えよう。冬以外、年中咲いて初心者向きの花樹だ。
普通は、庭のバラの樹の下草としても相性がいいからオススメ。

【シモツケを手のひら盆栽に】
【挿し木・発根状態】
•挿し木した日:2007/06/25    
•挿し床:鹿沼土か、赤玉土
•植え替え日:2007/09/16
•植え替え用土:基本混合用土
源平シモツケは若い樹は、単色になりやすい。
挿木にするは白花の枝を勧める。
花が咲かなくなる冬前、根元近くで切り、株にしてしまう。「元気ゲンキ!」翌年3月には芽を出す。
少し大き目の鉢なら3年間植えっぱなしでも、毎年花を咲かせる。

『シモツケ』盆栽は、花を咲かせた盆景もいい。
冬の樹景のを鑑賞も、またオツナもので、この様な盆樹も作ってみたい。昭和40年頃「小品盆栽」文研出版社


200806 「あれ、何の花かな?」6月、横の家の鉢にシモツケがピンクの花を咲かせていた。

20100904 ご近所さんに戴いた。「山アジサイ」とおっしゃっていたが、この「シモツケ」だったのです。
「頂いた樹で、挿し木や株分けで殖やし元気に育っている。
シモツケは肥沃な土を好むため、赤玉土7腐葉土3を混ぜた土で植え付けをします。

20141005 業者会社から「源平シモツケ苗」を小鉢に定植する。この源平シモツケ少し小さい挿し木苗だった。『源平シモツケの若い挿し木苗は白色が多いのではないかな?』

20140316 1本は根が少なかったので枯れた。ちょっと、油断した。自分で挿木した苗が元気に育った。

20150821 6月に挿木した「源平シモツケ」は5本全て発根したので定植をする。簡単に発根し小盆栽になる。『紅白の源平咲きにするのは、少し難しい。老木になると紅白のバランスがとれて良くなる。でも、老木はピンクの一色になっていくと考えられる。』

2016年 挿し木苗で、「手のひら盆栽」や「小盆栽」で花を咲かせてみた。

20170411 新芽がドンドン伸びて新緑である。よく出る徒長枝は、半分の長さで剪定する。
20170530 鉢植えの苗、ご近所さんにもらわれていった。

20180415 庭のある方には、アメリカシモツケ『ディアボロ』をおススメ。テマリシモツケ属
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