まるごと食べれる 〜ナスタチウム〜

kasmin
kasminさん
成功談
植物名 ナスタチウム(キンレンカ)
品種名 ナスタチウム / キンレンカ
地域 東京都 場所 ベランダ 栽培形態 鉢植え
日当たり 日なた(一日中) 満足度
ジャンル

栽培ストーリー(わたしの育て方レポート)

まるごと食べれる 〜ナスタチウム〜

まるごと食べれる 〜ナスタチウム〜

作成日:2012/03/29
最終更新日:2012/07/14

蓮のような葉っぱとカラフルなお花、観賞用として魅かれましたが、調べると葉っぱもお花も欧米では古くからハーブとして食していることを知り、ますます興味がわきました。種まきは卵パックを再利用。100%自家製のナスタチウムのお花畑をまるごと食するまでをそだレポしてみたいと思います。
園芸2年目は野菜も沢山育てるのが目標です!

  • 発芽しています

    1

  • 卵パックからお引っ越し

    2

  • 摘芯という名の初収穫

    3

  • 脇芽たち

    4

  • 開花しました

    5

  • 沢山食べています♬

    6

1.発芽しています 注目!

まるごと食べれる 〜ナスタチウム〜 発芽しています
2012/03/20 
一晩水に浸してから種まき。

2012/03/29
種まきから1週間ほどで
チラホラと発芽しはじめています。
種は2色あったのでwhite(奥)とbrown(手前)に
分けて1列づつ蒔きました。

まずまずのスタートでしょうか、
でも徒長名人の私にとって
この時期は油断はできません。
日中は陽に当てて夜は冷えるので
部屋に入れています。

2.卵パックからお引っ越し

まるごと食べれる 〜ナスタチウム〜 卵パックからお引っ越し
2012/04/08

ちょっとタイミングが遅れてしまい
徒長気味の苗もでてしまいましたが
卵パックからプランターに定植しました。

プランターの土に大きめの穴をあけておき
卵パックから1苗づつ土ごと
スプーンですくって穴に植えました。

植え替えて一瞬クタッとした苗も
たっぷり水をあげてしばらくすると
シャキッとなってホッと一安心です。

これで心置きなく大きくなって下さいね☆

3.摘芯という名の初収穫

まるごと食べれる 〜ナスタチウム〜 摘芯という名の初収穫
2012/05/10

定植後、一安心していたら
「本葉が4-6枚になった頃に頂点の芽を手で摘む」
作業をすっかり忘れていました。

確かにヒョロッとしたシルエット。
摘芯という名の立派な初収穫になりました。

新芽を生でカジったら…想像を超えて刺激的に辛い!!
「そばやうどんの薬味にも合う」そうで、
讃岐うどんにトッピングしたら湯煎されてか
程良い辛みが美味しくて、オススメです♪
お花も楽しみ!

4.脇芽たち

まるごと食べれる 〜ナスタチウム〜 脇芽たち
2012/05/18

初収穫から1週間、
脇芽が沢山でてきました。
写真右上のブルーの丸印が摘芯した後です。
太い茎がしっかりカットされていて
摘芯というより剪定後のようです。

これでこんもりと観賞用にも美しく
食べても美味しい
ナスタチウムになればと期待しています。

5.開花しました

まるごと食べれる 〜ナスタチウム〜 開花しました
2012/06/01

脇芽の生長期かと思いきや、
蕾も沢山付きだして
続々と咲きはじめました。

お花と赤ちゃん葉っぱたちの
アンバランスさはご愛嬌です。

種の色で列を分けて蒔いたところ
濃い種は赤、薄い種は黄色のお花でした。
せっかくなので目で楽しんでから
食べてみようと思います。

上手く生長して
沢山食べれると良いな~。

6.沢山食べています♬ 注目!

まるごと食べれる 〜ナスタチウム〜 沢山食べています♬
2012/06/09 〜

開花から1週間、遂にお花も食べました!
お花は葉っぱのピリッとした感じとは異なり
ふんわりとした甘い香りです。

半分はそのままサラダに、
もう半分を茎と一緒に細かく刻んで
オリーブオイルとビネガーでドレッシングに。

ナスタチウムのピリッとした辛さが
春タマネギとマッチしてとても美味しいです。
サンドイッチに挟んだりもしましたが、
ドレッシングが一番お気に入りです☆

開花期

収穫期

わたしの育て方

ナスタチウムの花や葉には、ワサビのような爽やかな辛味があります。蕾や花、未熟の実はサラダにしたり、ピクスルにしてケーパーのようにそのまま食べたり、スパイス的にソースや料理の香りづけにします。ビタミンCや、鉄分などが多く含まれ、強壮作用があるといわれています。

鉢…
卵のパックを再利用。
パックの深い方にキリで卵1個分の底に4つ穴を空け、水抜きの穴を作ります。浅い方には穴を開けず下にして重ねます。
こうすることで強度を補い乾燥を防ぎ、受け皿になります。
植え替えは6ℓプランターです。

用土…
赤玉小粒に、バーミキュラを少し混ぜた土。
植え替える時は水はけのよい、有機質に富んだ土がよいでしょう。赤玉土5:培養土5の割合で混ぜた土です。

肥料…
植え替える際に土の中に少量混ぜ込みます。追肥として、花の咲く時期に2週間に1回くらい水で薄めた液体肥料を与えます。ハーブ全体にいえることなのですが、肥料は与えすぎると花つきが悪くなるので控えめに。特にチッソ分が多いと葉ばかり茂り花数が少なくなります。

種まき…
種は前日から一晩水に浸します。卵パックに土を入れ、給水させてから種まき。卵1個分に1粒づつ蒔き軽く覆土。

水やり…
種まきをしてからは、常に用土が湿っているように注意し日陰で発芽を待ちます。発芽後は水をやりすぎると徒長したり、葉っぱばかり茂って花が咲きにくくなります。土の表面が乾いたらたっぷりと与えるようにしましょう。他の草花に比べると若干乾かし気味に管理します。

主な作業…
発芽を確認したら、明るい日陰から半日陰、日向へと、できるだけ早く移動させます。双葉が開いてしっかりした頃、まとめてプランターに植え替え予定。本葉が4-6枚になった頃に頂点の芽を手で摘むと、ワキから芽が出てきて枝の数が増えて、花もよく咲きボリュームもでます。そのまま育てるとわき芽があまり生長せずに、ひょろひょろしたバランスの悪い株になってしまいます。花が枯れてきたら摘み取って株をきれいにしておきます。そうすることで余計な栄養がとられずに長期間花を楽しむことができます。

日当たりのよい場所を好みます。日当たりが悪いと充分生長せず、花付きも悪くなります。ただし、真夏の強烈な日射しに当てると、暑さで夏負けして生育が衰えてしまうので、夏だけは風通しの良い明るい日陰に移動させます。気温が25度以上になると生育が衰えて、葉が黄色になったり、花つきが悪くなります。夏負けした株も枯れずに生き残れば、涼しくなると徐々に回復して秋に花をさかせます。
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