1.最初、コケダマ盆栽を作ってみた。
苔玉鉢に、コケを育てるのに最適だった。
苔が育つと、これは切り取ります。
「落ち着いた、新緑の苔玉ができました。」
2.ハイゴケとのコラボ
最初、『イヌカタヒバ』単独では、絵にならなかった。
「気持ちいい小品盆栽になりました。」
3.自作の竹鉢に入れてみました。
「黄金セキショウ」ともいい、コラボレーションです。
4.斑入り山芋と共に火山石鉢に植えた。
「このコラボも、いいでしょう。」
5.無性芽で殖える。
20160926 梅雨後、葉の先についた無性芽でたくさん殖えます。
6.『イワヒバ』左右に葉が広がる。
20161031 写真は、育成中のイワヒバ『紅孔雀』です。
これは、古典植物でもあり、昔から多くの品種や愛好家も多いですね。
7.イワヒバの挿芽
【挿木か挿芽】もわからないが、【葉】を挿して葉先が分ケツして発芽すると言う。
何しろ、初めての実践なので試作した。
時期的には梅雨前で、葉先を用土に着けて、【分ケツ】させる。
上手くいかない時は、【株分け】を考えます。
わたしの育て方
『イヌカタヒバ』イワヒバ科セラギネラ属、イワヒバ属
『犬片檜葉』 は購入盆栽の根元に付いていた。
これを苔と共に育てた。
常緑性。地下茎で繁殖する。沖縄、東南アジア原産で園芸品が日本各地で野生化しているようです。
秋に植物全体が赤褐色を帯び紅葉も楽しめる。
黄金シダとして盆栽では鉢植えにされます。また、庭の観賞用にも利用されます。
【無性芽(ムカゴみたいなもの)】が葉の先端に付く。
無性芽が、この部分が地面に落ち、新しいイヌカタヒバが育っていきます。 胞子は胞子のう穂で作られるのです。
【育て方】 ほぼ、苔と同じ。
【殖やし方】枯れた葉(裏に胞子が付いてる)を鉢床に播くだけです。
盆栽用の『ハイゴケ』などと馴染みやすい。
※両者に言えすぐわかるのは、片方に伸び育つから『片ヒバ』だ。(『イワヒバ』は両方に伸びる)
※『ハイゴケ』と相性がよく、イヌの名前がついても盆栽の下草や苔玉に大いに役立っている。
※イヌとは似て非なるもの、役に立たないものの意
※無性芽 図鑑で苔には雄株と雌株があり、そこで造った精子と卵子が受精して胞子ができ、増えること。
この『イヌカタヒバ』もあのイヤなゼニゴケと同様、無性芽で増えるのだ。
【歴】
201006 購入した植木鉢にシダ類のひとつが付いていた。苔と共存していい感じなので放っておいた。
植木の方よりこのシダが強く大きくなったので、これを別の鉢に植え替えた。でも、苔とは何故か相性がいいのかして、苔もみどりミドリしている。
201109 だんだんと大きくなり、殖えてきて大きな葉になって育ってきた。
この9月に日陰に育てているツバキやハナイカダの鉢に小さなコバエが育っていた。きっと、無性芽が落ちて増えたのだろう。2,3個苔玉に植えて様子を見ることにした。
このコバエが苔成長に良いことがわかった。理由は不明。
201206 結構、根が張ってくるので、植木の栄養分が吸い取られそうなので、大きくならない内に切り取ることにした。
201306 東寺、弘法さん毎月21日で、初めてハイゴケを購入した。これは、苔を育てる目的は苔玉に使うためである。盆栽の苔にはスナゴケがいいような気がした。
苔玉の苔には一本このイヌカタヒバを植えて置いた方がコケの成長に役立っているみたいだ。大きくなるイヌカタヒバは茎元で剪定する。根は苔玉の糸の代わりをしてくれそうである。
20160922 日陰の明るい場所にこの『イヌカタヒバ』は、大きく育ち、秋になると自然に枯れるので刈り取る。
翌年の春過ぎには芽吹き綺麗な緑の色を提供してくれる。
20171010 『紅葉するイヌカタヒバ』がきれいらしいが、新大阪の街では残念ながら枯れます。
20180509 他の盆樹と共に、小品盆栽を作る。
苔と相性もよく、盆栽の寄せ植えにもいい。
ハイゴケと共に、小品盆栽の根元に付いていた。
新緑や葉の緑が爽やかである。
秋に、きれいな紅葉を見たいが、街では枯れる。