1.生育スタート
植えつけ時は1本であった株から、生育の途中で2本立ち(株立ち)になり、さらに鉢内で蔓伏せをして、この春は3本立ちの株立ちからスタートです。手前に出ている小さな芽は、蔓を伏せた枝から出た芽です。地上部も残った枝から、何本か芽が動きだしています。いよいよ、本格的な開花株の生長スタートです。(3月29日)
2.支柱を立てて誘引開始
本格的な開花のために、蔓が伸びてきて絡まり始めたら支柱やオベリスクを立てて、誘引開始です。蔓は、外側に斜め上に同一方向で誘引していきます。蔓が柔らな時は比較的簡単に誘引できますが、硬くなってからではポキット言うこともしばしばあります。折れてしまったら、粘着テープを使って部位の前後をサポートして補強します。
3.まめな誘引に心がける
5月になり生育が加速してきました。良く見ると小さな蕾も見えています。手を抜かずにまめな誘引に心がけます。外側を斜め上に同一方向で誘引していきます。思わぬ方向に絡んでしまったら、手遅れになる前に葉と葉柄、支柱との絡み具合をチェックしてゆっくりとはずします。多少、葉が切れてしまっても伸びている蔓は折らないように丁寧に作業します。先端部に蕾が見えてきたら、支柱の高さを考えながら誘引します。(5月6日)
4.親株となって開花中
約1年丹精込めて栽培管理した結果の成果です。約1年前に2年苗を植えて、基本の枝作りやマメな誘引をした結果です。数え切れないほどの花が咲いてくれました。3年苗と言うよりは、今後は開花株としての扱いになります。ちょっと花を見すぎました、2番花を見るためにすぐの剪定をします。(5月25日)
5.2番花を見るための中剪定
もう少し花を楽しみたいのですが、植木鉢でもあるので株の負担を軽減するために、中剪定をします。剪定した蔓は、切り花として楽しみます。また、感謝の気持ちを含めて、お礼肥を施すことも忘れずに。剪定後は、今までと日常管理は変わりません。(5月25日)
6.2番花の開花まであと少し
剪定後は、蔓が伸び出してきたのでマメな誘引に心がけて、全体のバランスを考えて斜め上になるように蔓を誘引します。あまり、蔓を立ち上げてしまうと支柱の先端部にすぐに到着してしまうので、小さな蕾が見えてくるまでは角度は低く、蕾が見え始めたらバランスを調整しながら、全体に花が咲くように微調整しながらの誘引をしていきます。
7.2番花!開花中!!
1番花の剪定をして約35日前後で2番花が咲いています。剪定のタイミングを逃さないと剪定後、約1カ月ぐらいから花が見られます。可哀想なのはわかるのですが、最後の花まで見てからでは、株の負担が大きすぎて、剪定しても良い芽が出てこないばかりか動きも鈍くなります。早め早めに剪定して、四季咲性は秋までに4回は花を楽しみたいものです・・・。来週には、3番花を見るための剪定をします。(7月8日)
昨年、ロマンティカの苗木を植えて、1年間生育して成株まで大きくなりました。その後(今夏)の生長を、開花株として、続編として紹介していきます。本格的な開花と共に、日常管理と4回の開花を目標に紹介します!!