1.①準備
①13号の大鉢です。多いときは10鉢もあり、
かなり重労働でした。
ハイビスカスは、根がよく張るので、開花時期であっても植え替えをします。
我が家では、春先に行い、出来なければ秋に行います。
だいたい年1回の植え替えです。
2.②鉢から出す
②ブルーシートを敷き、その上で行います。
掃除がし易いからです。
鉢を横に寝かし、鉢全体を叩くようにして、抜きやすくします。
3.③根鉢
③毎年植え替えをやっていると、そんなに苦労せずに外せます。
ご覧のように、根が鉢全体に張り詰めています。
4.④根鉢のカット
④思い切って、下1/3くらい、ザクッとハサミでカットします。
黒くなった、古い根があればそれもカットします。
5.⑤根鉢を小さくする
⑤次に上部や周りの根を一回り削るイメージでカットします。
これは、同じ大きさの鉢に植えることを前提としています。
(13号以上の鉢は大変なので)
小さい苗を大きく育てた時は、カットせずにそのままで、
一回り大きい鉢に植え替えました。
6.⑥鉢に戻す準備
⑥次に鉢の準備です。
私は持ち運びを考えて、鉢底には発泡スチロールを砕いて入れます。
軽くするためです。
普通はゴロ土を入れます。
7.⑦ゴロ土の処理
⑦発泡スチロールの隙間を埋めるため、私は
腐葉土のフルイカスとゴロ土を混ぜたモノを敷きます。
8.⑧用土の準備
⑧用土は我流です。
赤玉の小粒と日向土の小粒、バーミキュライト、腐葉土、
それに古い土をフルって
1:1:1:1:1の割合で緩効性の肥料を混ぜて作ります。
排水性と保水性を兼ね合わせた感じです。
9.⑨鉢に戻す
⑨鉢に用土を少し入れ、ハイビスカスを鉢に入れてみて、
高さを調整します。
10.⑩高さ調整
⑩高さがよければ、周りから用土を入れながら、
全体の傾きなどを調整します。
11.⑪植え込み
⑪次にたっぷり水を入れます。
鉢を叩きながらもう一度、木の傾きを調整し、
土が沈んだら追加します。
12.⑫最後に
⑫以上ですが、1週間は半日陰で養生します。
天気予報を見て、曇りが続く日がベストです。
この時、傷んだ葉っぱや枝は剪定します。
ハイビスカスは新しい枝の先に花が付きます。
秋口とか、春先に剪定することで枝分かれして、
花の数が増えます。
この方法で30年近くやっていますが、
あくまで我流の植え替え方法です。
40年ほど前、初めて訪れた与論島の民宿の生け垣が
全てハイビスカス。
一目惚れです。
滋賀に帰って、苗を探しましたが
その当時まだホームセンターやネットなどなく、仕入れるのに苦労しました。
4号鉢から始めて、最終的に13号鉢まで大きくしました。
鉢の数も多いときは、10を超えていました。