1.隣り合わせに二種類植えています
二種類植えた方が実は良く成ります。剪定はしませんが、コブの多い古いシュートを根元から切り、世代交代させます。頂上の花が付いていない部分は切り戻します。最近の本を読むと、春先に三分の一切り戻すとあります。二本あるので、世代交代と、切り戻しと実験しています。剪定していない方は、古い枝には上の方ばかり実が付くようになり、切り戻した方は実が少ないので、どちらが良いとも言えません。
2.目立たない花
少し暖かくなると、一気に芽を吹き、あっという間に開花します。写真がピンボケしていますが、花自体、ピンボケしたように目立ちません。スグリ属で花が美しいのは小さな桃色の花をたくさん咲かせる Ribes sanguineum ですが、実は美味しくありません。
3.アブラムシ
病虫害は特になし、と書きましたが、縮れた葉の裏にアブラムがたかっています。縮れた葉をそのままつぶして取り(テントウムシが入りこんでいないか要確認)、アルコール入りの石鹸水を噴霧しました。結実前には噴霧しない方が良い気がします。うっかり房ごと取れてしまったり、枝を折ってしまったりで、10房は無駄にしてしまいました。3時間後、全体を水で流しました。石鹸の味が残らないか、心配です。
4.黄色いバケツ!?
石鹸水を入れた黄色いバケツを置いておくと、アブラムシが捕まるというので、早速置いておきました。もっと鮮やかな黄色の方が、効き目ありそうです。
もっとも、すでに葉や茎についているアブラムシが、持ち場を離れてわざわざバケツまで下りてくるとは考えにくいのですが、物は試しです。私がアブラムシだったら行きません。
5.収穫開始
収穫開始です。雷や雹で落ちてしまった実もありますが、まずは普通の収穫。
房ごとハサミで切ります。そだれぽ中の2本は、熟しても落ちないように改良してあるレッドカラントです。品種改良していないものは、熟したものからポロポロ落ちてしまいます。
ルビーのような実は、ケーキやヨーグルトの飾りに欠かせません。酸味が強いので、ジャムやゼリー、ジュースにします。子供たちは好んで生食しています。また、生のまま冷凍しても味、形とも変わりません。
白スグリもありますが、美味しいのは赤スグリと黒スグリ(カシス)です。ブルーベリーよりずっと育て易く、日陰でも育ち、取り木で簡単に増やせます。寒冷地の方に特にお薦めします。