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ローリエを種から育てる（ハーブ栽培）
| 植物名 | ゲッケイジュ（ローレル、ローリエ） | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 品種名 | 月桂樹 Laurus nobilis | ||||
| 地域 | 埼玉県 | 場所 | ベランダ | 栽培形態 | 鉢植え |
| 日当たり | 日なた（半日） | 満足度 |
|
||
| ジャンル | 樹木類 タネから育てる | ||||
栽培ストーリー（わたしの育て方レポート）
1．ローリエの種（-2日目）
2016年11月09日
ヤフオクでローリエの実を手に入れました。大きさ1㎝ほどの小さな実です。採り播きか、翌年の3月から4月に播くのがいいそうですが、とりあえず何粒か播いてみます。
9月に採取されたのことで、果皮も果肉も乾燥してカチカチです。まずは一晩水に漬け、種を取り出してから播くことにします。
ヤフオクでローリエの実を手に入れました。大きさ1㎝ほどの小さな実です。採り播きか、翌年の3月から4月に播くのがいいそうですが、とりあえず何粒か播いてみます。
9月に採取されたのことで、果皮も果肉も乾燥してカチカチです。まずは一晩水に漬け、種を取り出してから播くことにします。
2．種まき（0日目）
2016年11月11日
休眠打破と果皮・果肉の除去を兼ねて水に浸してあったローリエの果実ですが、種子を取り出して播きました。
休眠打破と果皮・果肉の除去を兼ねて水に浸してあったローリエの果実ですが、種子を取り出して播きました。
3．種まき（0日目）
土の配合は赤玉土中粒：川砂：バーミキュライト＝３：１：１としました。覆土ですが、よく分からないので適当に1cmほどにしておきました。
晩夏に採り播き、もしくは、3月から4月の播種が一般的なパターンということは、それなりの温度が必要ということで、室内で管理することにします。
晩夏に採り播き、もしくは、3月から4月の播種が一般的なパターンということは、それなりの温度が必要ということで、室内で管理することにします。
4．種が割れて根が！（33日目）
2016年12月14日
先月の頭に播いてから一向に芽が出る気配がないローリエの種。しびれを切らし、一番上の赤玉土をそっとよけてみると…
何と、種が割れて白い根のようなものが土中に伸びているじゃありませんか！ いやー、本当に嬉しかった。思わず小躍りを。
そのうちこの隙間から芽が上に伸びて来そうなので、そっと土を戻しました。芽を傷つけてはいけないので、後は土をいじらずに「忍」あるのみです。
先月の頭に播いてから一向に芽が出る気配がないローリエの種。しびれを切らし、一番上の赤玉土をそっとよけてみると…
何と、種が割れて白い根のようなものが土中に伸びているじゃありませんか！ いやー、本当に嬉しかった。思わず小躍りを。
そのうちこの隙間から芽が上に伸びて来そうなので、そっと土を戻しました。芽を傷つけてはいけないので、後は土をいじらずに「忍」あるのみです。
5．とうとう芽が出た！（40日目）
2016年12月21日
ローリエの種がようやく芽を出してくれました！ ああ、嬉しい… 種を播いてから1か月半弱。ずっとこのときを待っていました。もう、これからの展開が楽しみ過ぎです
ローリエの種がようやく芽を出してくれました！ ああ、嬉しい… 種を播いてから1か月半弱。ずっとこのときを待っていました。もう、これからの展開が楽しみ過ぎです
6．出芽4日目（44日目）
2016年12月25日
4日前に地上デビューしたローリエ。亀の歩みですが着実に芽が伸びています。現在、地際から1cmほどです。今のところ出芽が確認されているのは、6ポット中3ポットです。
4日前に地上デビューしたローリエ。亀の歩みですが着実に芽が伸びています。現在、地際から1cmほどです。今のところ出芽が確認されているのは、6ポット中3ポットです。
7．出芽12日目（52日目）
2017年01月02日
出芽10日あまりで地際から2cmほどになりました。葉になる箇所の形と色が少しずつはっきりしてきました。
種が2つに割れた状態で地中に残っているので、発芽のスタイルでいうとローリエは子葉が地中に残るタイプのようです。
種を播いた6ポットすべてが発芽しました 。発芽率のよさにちょっとびっくり。
出芽10日あまりで地際から2cmほどになりました。葉になる箇所の形と色が少しずつはっきりしてきました。
種が2つに割れた状態で地中に残っているので、発芽のスタイルでいうとローリエは子葉が地中に残るタイプのようです。
種を播いた6ポットすべてが発芽しました 。発芽率のよさにちょっとびっくり。
8．葉が開いてきた♪（59日目）
2017年01月09日
種を播いてからはや2か月あまり。いちばん最初に出芽した苗の葉がようやく開いてきました。
草本のハーブや野菜と大きく異なるのは、子葉が出てから葉が順次に展開していくのではなく、最初から幹に何枚もの葉が付いた状態で芽が成長していく点です。この点は、亜低木のセージやタイムとも違っています。樹木の発芽って面白いですね。
肥料としてハイポネックス2000倍水溶液を灌注しました。
種を播いてからはや2か月あまり。いちばん最初に出芽した苗の葉がようやく開いてきました。
草本のハーブや野菜と大きく異なるのは、子葉が出てから葉が順次に展開していくのではなく、最初から幹に何枚もの葉が付いた状態で芽が成長していく点です。この点は、亜低木のセージやタイムとも違っています。樹木の発芽って面白いですね。
肥料としてハイポネックス2000倍水溶液を灌注しました。
9．葉がつやつやです（73日目）
2017年01月23日
昨年の末に種を播いたローリエの葉が展開中です。いちばん成長が早い苗でも地面から成長点まで4cmあまりと、成長はゆっくりです。
今日は種を播いてから2ヶ月半。芽が出てから1ヶ月あまりになります。昼間の気温が10度以上の日は屋外に、10度未満の日は屋内に置き、夜は必ず屋内に取り込んでいます。
肥料は、ハイポネックス500倍水溶液を週1ペースで施しています。
昨年の末に種を播いたローリエの葉が展開中です。いちばん成長が早い苗でも地面から成長点まで4cmあまりと、成長はゆっくりです。
今日は種を播いてから2ヶ月半。芽が出てから1ヶ月あまりになります。昼間の気温が10度以上の日は屋外に、10度未満の日は屋内に置き、夜は必ず屋内に取り込んでいます。
肥料は、ハイポネックス500倍水溶液を週1ペースで施しています。
10．実生苗の地下部（78日目）
2017年01月28日
種まき用土から培養土に植え替えすることにしました。その際にローリエの若い実生苗の全体を目にすることができました。
地下部を目するのは初めてです。地下にずいと伸びた直根がポットの底でＬ字型に折れ曲がっています。地植えだとこの直根がまっすぐに伸びて地上部を支えるのでしょう。不自然なＬ字がちょっとかわいそうです。直根のところどころからは側根が生えています。
種まき用土から培養土に植え替えすることにしました。その際にローリエの若い実生苗の全体を目にすることができました。
地下部を目するのは初めてです。地下にずいと伸びた直根がポットの底でＬ字型に折れ曲がっています。地植えだとこの直根がまっすぐに伸びて地上部を支えるのでしょう。不自然なＬ字がちょっとかわいそうです。直根のところどころからは側根が生えています。
11．樹の苗らしくなってきた（95日目）
2017年02月14日
種を播いてからもう少しで100日目を迎えるローリエの苗です。葉っぱがかなりそれっぽくなってきて嬉しい。幹も細いですが樹木独特の強靭さを感じます。やはり草本の苗とは趣が違います。
種を播いてからもう少しで100日目を迎えるローリエの苗です。葉っぱがかなりそれっぽくなってきて嬉しい。幹も細いですが樹木独特の強靭さを感じます。やはり草本の苗とは趣が違います。
12．葉っぱが増えてきた（204日目）
2017年06月03日
種を播いてからはや200日あまり。100日前と較べると、大きな葉っぱが4枚から8枚に増えています。いやはや、じつに亀の歩みですな～
1ヶ月ほど前に育苗用プラポットから6号鉢に植え替えました。10日から2週間に1度液肥を施しています。
種を播いてからはや200日あまり。100日前と較べると、大きな葉っぱが4枚から8枚に増えています。いやはや、じつに亀の歩みですな～
1ヶ月ほど前に育苗用プラポットから6号鉢に植え替えました。10日から2週間に1度液肥を施しています。
13．夏でも新葉が（255日目）
2017年07月24日
種を播いてから8ヶ月あまりのローリエさん。いよいよ樹木の苗らしくなってきました。そして、何とこの酷暑にもかかわらず、新しい葉っぱを広げております。
でも「おお、暑さに強いんだー」と安心して日向に置いておくと、その新葉があっという間にしなしなになるので、葉が固くなるまでは、朝方を除いて他の鉢の陰に置いてあります。
種を播いてから8ヶ月あまりのローリエさん。いよいよ樹木の苗らしくなってきました。そして、何とこの酷暑にもかかわらず、新しい葉っぱを広げております。
でも「おお、暑さに強いんだー」と安心して日向に置いておくと、その新葉があっという間にしなしなになるので、葉が固くなるまでは、朝方を除いて他の鉢の陰に置いてあります。
14．実生2年目（673日目）
2018年09月13日
前回の撮影から1年2ヶ月ほど記録をさぼっていました。その間に側枝が2つ増えて随分と樹木らしくなってきました。といっても、ようやく樹高30cmですが。
用土が野菜用の粒状培養土なので、新葉が展開しきったら、もう少し通気性の良い土に植え替えの予定です。
前回の撮影から1年2ヶ月ほど記録をさぼっていました。その間に側枝が2つ増えて随分と樹木らしくなってきました。といっても、ようやく樹高30cmですが。
用土が野菜用の粒状培養土なので、新葉が展開しきったら、もう少し通気性の良い土に植え替えの予定です。
15．秋の植え替え（706日目）
2018年10月16日
新しい用土に植え替えました。春からずっと新葉が展開していたので、終わるのを待っていたらこんな時期になってしまいました。いつもはプラポットを利用しているのですが、根の健康を考えて素焼鉢にしてみました。
・素焼鉢7号
・アイリスオーヤマ「粒状培養土（花・野菜用）」2.7ℓ
・ブロックシリコ「ミリオンA」0.3ℓ
・花ごころ「きれいな鉢底石」厚さ3cm-4cmほど
・鉢底ネット
新しい用土に植え替えました。春からずっと新葉が展開していたので、終わるのを待っていたらこんな時期になってしまいました。いつもはプラポットを利用しているのですが、根の健康を考えて素焼鉢にしてみました。
・素焼鉢7号
・アイリスオーヤマ「粒状培養土（花・野菜用）」2.7ℓ
・ブロックシリコ「ミリオンA」0.3ℓ
・花ごころ「きれいな鉢底石」厚さ3cm-4cmほど
・鉢底ネット
わたしの育て方
「栽培環境」
・南東に面したマンション3階のベランダ
「日照時間」
・日の出から、季節によって異なるが、12-14時頃まで
「水やり」
・表土が乾いたらしっかり灌水
「肥料」
・植えつけ後1ヶ月までは培養土の元肥
・それ以後は1週間～10日に1回液肥で追肥
「病気と害虫」
・カイガラムシが付きやすいとのことだがこれまでは被害なし
「用土と鉢」
・種まきから育苗期は赤玉土：川砂：バーミキュライトを3:1:1の割合で配合
・植えつけ後は市販の培養土
・プラポット
・南東に面したマンション3階のベランダ
「日照時間」
・日の出から、季節によって異なるが、12-14時頃まで
「水やり」
・表土が乾いたらしっかり灌水
「肥料」
・植えつけ後1ヶ月までは培養土の元肥
・それ以後は1週間～10日に1回液肥で追肥
「病気と害虫」
・カイガラムシが付きやすいとのことだがこれまでは被害なし
「用土と鉢」
・種まきから育苗期は赤玉土：川砂：バーミキュライトを3:1:1の割合で配合
・植えつけ後は市販の培養土
・プラポット
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ローリエが欲しい！ということで苗を買ったのはいいんですが、実生が好きな身としては何か物足りず… ということで、ローリエの実を手に入れ、試しに播いてみました。